駅名は、茶畑に囲まれた「飯南(いいなん)茶の倉」の意味でつけられました。「CHAKURA」はサンスクリット語の「輪」にも通じ、人の輪を広げたいという願いも込めています。名物は、深蒸し煎茶を練り込んだお茶うどんです。
道の駅の展望台から先へ進むと、櫛田川に架かる高低差39mの赤い吊り橋「茶倉橋」を渡れます。橋を渡って10分ほど歩けば、キャンプ場「エバーグレイズ香肌峡(かはだきょう)」です。
基本情報
| 所在地 | 三重県松阪市飯南町粥見(かゆみ)452-1 |
|---|---|
| 標高 | 136m |
| 面する道路 | 国道166号 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(レストランは11:00から・ラストオーダー15:30) |
| 定休日 | 火曜(祝日は翌日)・年末年始 |
| 駐車場 | 普通車15台(うち身障者用2台)・大型車2台 |
| RVパーク | なし(隣のキャンプ場にRVサイトあり) |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=香肌峡温泉 いいたかの湯(約7.9km・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉) |
| 電話 | 0598-32-2555 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(茶倉駅) |
2026年10月時点の情報です。
お茶うどんと味噌カツ丼
1階のレストランのもう一つの看板は、甘めの地元の味噌で仕上げる味噌カツ丼。うどんとそばは、かき揚げや肉、山菜などがそろい、お茶うどんにご飯ものを添えた茶うどんセットや、日替わりの茶倉セットもあります。夏は冷やし茶うどんのセットとかき氷、冬はビーフシチューのセットが加わります。
売店には菓子と茶、地元の野菜が並びます。2階は会議や教室に使える貸しスペースです。月に一度ほど土曜に「茶倉朝市」が開かれ、2026年は11月7日(土)にも予定されています。
アクセスと立地
国道166号に面し、紀勢道の勢和多気ICからは約13km、伊勢道の松阪ICからは約20kmです。
車中泊メモ
店の休みの火曜も、トイレと駐車場はふだんどおり使え、駐車場は24時間開いています。台数が少ないので、夜に停めるなら早めに着いておきたいところです。コンビニは約3kmのファミリーマート飯南町粥見店、給油は約1.9kmの粥見給油所が近くにあります。
最寄りの温泉
国道166号を西へ約7.9km、道の駅 飯高駅の中にある香肌峡温泉 いいたかの湯が、いちばん近い湯です。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉で、大人870円。休みは水曜なので、茶倉駅の休みの火曜にも入れます。南の大台町まで走れば、1月のメンテナンスの時期を除いて休まない奥伊勢宮川温泉(約38km・塩化物泉)もあります。
吊り橋の先のキャンプ場
吊り橋の先には、1989年から宿の「リバーサイド茶倉」がありましたが、2024年1月8日に閉じ、3月15日にキャンプ場として生まれ変わりました。キャビンやテントのサイトのほか、RVサイト「ルート166」があり、1泊3,000円から4,800円(6人まで)。日帰りのデイキャンプは大人1,800円(9時から17時)です。
キャンプ場のゲートは22時から7時まで閉まります。キャンプ場の利用レシートを道の駅で見せると、一緒に来た人全員に飲み物が1杯ずつ無料になります。
周辺スポット
すぐ近くの粥見井尻(かゆみいじり)遺跡では、日本で最も古いとされる土偶が見つかっています。そばの粥見神社には、獅子神楽の神事「てんてん」が伝わり、起こりは1310年ごろとされます。
車で10分ほどの深野(ふかの)のだんだん田は、石積みの棚田が約120段重なる風景で、1999年度に日本の棚田百選に選ばれました。同じく10分ほどの粥見のサザンカは、高さ約11m、推定の樹齢120年から150年の大木で、1998年に市の天然記念物になっています。花は11月下旬から12月上旬が見ごろで、木は個人の持ち物です。
飯南の茶と香肌峡
飯南と飯高は、県の南部の南勢地域でいちばんの茶どころです。松阪で育つ深蒸し煎茶には、2010年に公募で「松阪茶」という愛称がつきました。三重県のお茶は、栽培面積・生産量とも全国3位です。
このあたりから奥の香肌峡は「松阪の奥座敷」と呼ばれ、昔は伊勢参りや巡礼の人が通る和歌山街道でした。反対に松阪の町へ下れば、松坂城(まつさかじょう)跡と本居宣長記念館まで約22kmです。