沙流川を見下ろす平取の高台に鎮まり、源義経を祭神とする珍しい社です。義経は平泉で自害せず北へ逃れ、蝦夷地へ渡ったという不死伝説を背景とし、平取のアイヌの人々の間には、義経がこの地で造船や機織り、農耕の技を伝え「ハンガンカムイ」と呼ばれたという伝承が残ります。アイヌの文化英雄神オキクルミと重ねられたのだといいます。寛政11年(1799)ごろ、蝦夷地を調べた幕臣・近藤重蔵が、人々が義経を慕うのを知り、仏師に彫らせた義経像を祀ったのが創建と伝わります。和人とアイヌの物語が静かに交わる独特の由緒をもつ社で、すぐ近くのアイヌ文化の里・二風谷とあわせて訪ねれば、北の大地に息づく二つの世界の重なりに触れられます。
基本情報
- 種類:神社
- エリア:北海道沙流郡平取町
- 住所:北海道沙流郡平取町本町119番地1
- 電話:01457-2-2432
- 参拝時間:境内自由
- 拝観料:無料(義経資料館は有料)
- 駐車場:あり(無料)
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