琉球王国の時代に読谷山間切(ゆんたんざまぎり)の役所だった「番所」を、戦後60年の2005年に昔の姿で再現した道の駅です。
物販や食事の店はなく、畳の間と縁側、テーブル席のある館内に案内人が常駐して、読谷村の見どころを教えてくれます。
基本情報
| 所在地 | 沖縄県中頭郡読谷村字喜名1-2 |
|---|---|
| 標高 | 約68m |
| 面する道路 | 国道58号(沖縄南ICから約14km) |
| 営業時間 | 観光案内所 9:00〜18:00 |
| 定休日 | 12月29日〜1月3日 |
| 駐車場 | 普通車35台・大型2台・身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=北谷温泉/約10.4km・車で20分・単純温泉) |
| 電話 | 098-958-2944 |
| 公式サイト | 道の駅 喜名番所(沖縄総合事務局) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと立地
国道58号に面し、沖縄自動車道の沖縄南ICから約14km・25分ほどです。
この国道は1975年の沖縄国際海洋博覧会にあわせて開通した道で、番所跡の真ん中を通っています。そのため、かつての番所の敷地は国道で二つに分かれています。
道の駅に登録されたのは2006年8月(第22回)で、読谷村が運営しています。
番所の歴史と建物
番所は、首里城から中頭・国頭へ向かう街道沿いに置かれた間切の役所で、村の政治と行政の中心でした。1853年には、沖縄に来たペリー提督の調査隊の一行もここを訪れています。廃藩置県のあとは役場として使われましたが、元の建物は太平洋戦争の戦火で焼けました。
今の建物は貫木屋(ヌチジヤー)という釘を使わない造りで、屋根はクチャ(泥岩)を焼いた灰色の瓦です。トイレの表示板は琉球ガラス作家の稲嶺盛吉さんの作品で、手洗いの鉢と壁のタイルにはやちむん(焼き物)が使われています。
観光案内所の使い方
館内では、写真のパネルで村の観光地と特産品を紹介しています。売店はないので、みやげや食事は近くのやちむんの里や村の店で探すことになります。
敷地には東屋が2棟あり、公衆電話と無線LANも備えています。
車中泊メモ
駐車場は計39台と小さく、未舗装の部分があって区画の線もはっきりしません。夜は24時間使えるトイレ(男性4・女性3・身障者用1)だけが開いています。
標高は約68mです。人の出入りが少なく、静かな駅です。カーナビで探すときは、マップコード「33 826 396」が便利です。
周辺スポット
北西へ約2.5kmの座喜味城跡は、15世紀初め(1416年とも1422年ともいわれます)に読谷山按司の護佐丸が築いたとされるグスクで、2000年12月2日に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。入場は自由で無料、2024年4月1日に南側の駐車場ができています。
約1.4kmのやちむんの里には19の工房が集まり、時間と休みは工房ごとに違います。北窯の共同売店は9時30分〜17時30分で、13時〜14時は昼休みです。
約8.1kmの残波岬には、1974年に初めて灯りがともった高さ30.61mの残波岬灯台が立ち、中に上って海を見渡せます。
南へ約5.1kmで道の駅 かでなです。
最寄りの温泉
道路でいちばん近い日帰りの天然温泉は、北谷町のレクー沖縄北谷スパ&リゾートにある北谷温泉で、約10.4km・車で20分ほど。単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)で、外来は大人1,500円、6時〜10時と15時〜25時に入れます。
同じ北谷町のテルメヴィラ ちゅらーゆ(約11.1km)はナトリウム-炭酸水素塩温泉で、公式が「沖縄初の天然温泉によるヒーリングプール」とうたう水着の屋外プール(10時〜21時)もあります。2026年6月1日から大人1,800円。9時〜23時の営業で、7時〜9時の朝風呂は1,000円です。
恩納村のホテルモントレ沖縄の大浴場もほぼ同じ距離にありますが、泉質を公表していないので外しました。
まとめ
城跡と焼き物の里を回る前に、ここで地図をもらい道順を聞いておく。買い物のない道の駅ですが、読谷の一日はここから組むと迷いません。