旅人や荷物が行き交い、遠くの物産を扱う市も立つようになったこの場所を、人々が親しみを込めて「北の関宿」と呼ぶようになったのが駅名の由来です。いまも山の市と海の市、食堂、コンビニがそろいます。
食堂の「ながいきラーメン」は、ウコンを練り込んだ自家製の麺。毎日およそ30種類の小鉢が並び、好きなものをお盆に取ってレジへ持っていきます。
基本情報
| 所在地 | 広島県安芸高田市美土里町横田331-1 |
|---|---|
| 標高 | 約280m |
| 面する道路 | 県道64号 三次美土里線(高田ICから約400m) |
| 営業時間 | 産直「山の市・海の市」9:00〜18:00/ながいきラーメン食堂 11:00〜17:00/ローソン 24時間 |
| 定休日 | なし(年末年始 12月31日〜1月3日は休み) |
| 駐車場 | 普通車80台・大型7台・身障者用4台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | あり(種類は要確認) |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=たかみや湯の森/約4.7km・単純弱放射能冷鉱泉) |
| 電話 | 0826-57-1657 |
| 公式サイト | 道の駅 北の関宿安芸高田(安芸高田市観光協会) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと成り立ち
中国道の高田ICから約400m、県道64号 三次美土里線の終点にあたる高田インター西の交差点に建っています。2003年8月の第19回で登録されました。敷地には高田インターバスセンターがあり、市営の「お太助バス」が発着します。
建物は昔の鉄道駅を思わせるレトロな造りで、休憩所では安芸高田の神楽の映像を見られます。観光情報のコーナーもあり、道の駅のスタンプは8時〜18時に押せます。
山の市・海の市と食堂
山の市には美土里町や高宮町など安芸高田の朝どり野菜が並び、海の市には東京の築地や阿波の徳島、山陰の浜田、瀬戸内から集めた干物がそろいます。ながいきラーメン食堂の営業は11時〜17時(ラストオーダー16時45分)です。道の駅全体に定休日はなく、休むのは年末年始の12月31日〜1月3日だけです。
車中泊メモ
以前はコンビニのポプラだった敷地のローソン高田インター店は24時間開いていてATMもあり、夜に着いても食べ物に困りません。IC前なので、夜遅く高速を降りても寄りやすい駅です。駐車場は普通車80台・大型7台で、道の駅としては小ぶりです。
周辺スポット
約6.5kmの神楽門前湯治村は、1998年7月に開いた神楽のテーマパークです。最大1,500人が入る神楽ドームで、冬を除く週末に定期公演があり、12時30分と14時30分の2回で大人1,200円。夜の「かむくら座夜神楽」(20時30分〜・大人800円)もあります。運営は市が半分を出資する第三セクターです。食事処「福助」やうどん・そばの「ごんべえ」では、名物の夜叉うどんや地元のジビエ料理が食べられます。
約10.5kmの安芸高田市歴史民俗博物館は、毛利元就の本拠だった郡山城跡(国史跡)のふもとにあり、9時〜17時、15歳以上500円(中学生以下は無料)で、火曜と祝日の翌日が休みです。郡山城跡は続日本100名城にも選ばれ、1571年に75歳で亡くなった元就の墓所が洞春寺跡に残ります。
次の道の駅は、約14.6kmで同じ市内の道の駅 三矢の里あきたかたに着きます。
駅のある横田地区の松尾城跡(県史跡)は、16世紀前半にこの一帯を治めた高橋氏の本拠で、安芸国では最大級の山城とされます。麓まで約4km、山頂へは歩いて約30分ですが、登り道がわかりにくいので注意が必要です。
こちらも約14.6kmの土師ダム・八千代湖は約3,000本の桜で知られ、サイクリングターミナル(9時〜17時・火曜休み)では4時間500円から自転車を借りられます。
最寄りの温泉
いちばん近いのは、北へ約4.7kmのたかみや湯の森です。泉質は単純弱放射能冷鉱泉(天然ラドン温泉)で、大人800円、子ども400円、幼児は無料。10時〜20時30分に受付をして21時に閉館し、休みは毎月第2火曜です。
湯治村の中にある天然ラドン温泉 岩戸屋(約6.5km)も単純弱放射能冷鉱泉で、露天風呂や寝湯、蒸気サウナ、水風呂があります。大人800円、4歳〜小学生450円、日帰りは11時〜20時の受付で、定休日は毎週水曜(2026年6月1日から)と、第3水曜の翌日の木曜です。
まとめ
高速を降りてすぐ、干物と野菜を買ってラーメンを一杯。週末は神楽を見て、ラドンの湯で温まる。安芸高田を回る入口になる駅です。