駅名のもとは、日露戦争の勝利を記念して1906年に植えられたソメイヨシノの並木「がいせん桜」です。はじめは137本で、今も133本が出雲街道の宿場町に花を咲かせます。
村の特産のもち米「ひめのもち」を使ったラーメンやうどん、パスタ、季節のカレーを、食堂「村の食堂」で出しています。
基本情報
| 所在地 | 岡山県真庭郡新庄村2190-1 |
|---|---|
| 標高 | 約476m |
| 面する道路 | 国道181号(蒜山ICから約20分・湯原ICから約25分) |
| 営業時間 | 村のマーケット・休憩所 4〜10月 9:30〜17:30/11〜3月 9:30〜17:00/村の食堂 10:30〜15:00(LO14:30) |
| 定休日 | 12月30日〜1月3日、1〜3月は毎週水曜 |
| 駐車場 | 普通車33台(身障者用3台を含む)・大型5台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO・50kW)・24時間 |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=郷緑温泉 郷緑館/約16.9km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0867-56-2908 |
| 公式サイト | 道の駅 がいせん桜新庄宿(全国道の駅連絡会) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと成り立ち
国道181号に面し、県道58号 北房川上線と交わる場所にあります。米子自動車道の蒜山ICから約20分、湯原ICから約25分です。道の駅には1993年11月の第3回登録でなりました。
旧名は「メルヘンの里新庄」。2017年8月から改装に入り、2018年4月4日に今の名前で再び開きました。運営は株式会社メルヘン・プラザで、標高は約476mです。
がいせん桜と新庄宿
植樹は前年、1905年12月の村会で決まりました。ソメイヨシノは5.5m間隔で植えられ、並木の両側を流れる水路は「日本の音風景100選」と「かおり風景100選」に選ばれています。見頃は例年4月上旬から中旬で、満開から3日間、夜18時30分〜21時にライトアップされます。花見用の駐車場は45台で、土日は臨時の駐車場も出ます。
桜まつりの間は桜通りに車で入れず、駐車場の利用には協力金500円がかかります。
出雲街道は姫路から松江まで約220kmの道で、新庄宿は難所の四十曲峠のふもとにあった宿場町です。松江藩主松平家の本陣が置かれ、参勤交代や出雲大社へ向かう旅人でにぎわいました。脇本陣の木代邸は村の指定文化財で、1998年から無料で公開されています。10時〜14時ごろ、4月は毎日、5〜11月は日曜と祝日に開き、1月から3月は休館します。駐車場は普通車8台です。
マーケットと村の食堂
ひめのもちは、夏の昼夜の気温差が大きい村の気候に合ったもち米です。マーケットには白餅(500g・880円)や豆餅(940円)のほか、もち米焼酎「陽」やクラフトビール、サルナシのジャムが並びます(価格は通販の値)。ピザやソフトクリームなどのテイクアウトは、9時30分から閉店30分前までです。
村の食堂の名物は、牛肉をのせた「牛もち」と、ひめのもちの米粉を使ったラーメンのしょうゆ味です。全面ガラスのテラス席があり、テーブルのコンセントは自由に使えます。ラストオーダーは、2026年7月16日から14時30分になりました。
車中泊メモ
男女のトイレは24時間、年中開いています。駐車場は普通車33台と小さめで、桜の時期は花見の車で混みます。施設は1〜3月の水曜が休みです。
急速充電器は長く使えない時期がありましたが、2024年10月末ごろに新しい機種で再開しました。
周辺スポット
約4.7kmの不動滝は、城主の姫が身を投げたと伝わる男滝と、下流の女滝からなります。ただし「道路改良工事のため進入禁止」と案内されています(9月時点)。村の北の毛無山には天然杉の大木とブナ林が残り、岡山県でも第一級の自然度とされています。
北へ約14.9kmで道の駅 風の家、東へ約20.9kmで湯原温泉のRVパークゆばら湯っ足り広場に着きます。
最寄りの温泉
いちばん近いのは、約16.9kmの郷緑温泉 郷緑館です。泉質はアルカリ性単純温泉で、湯が足元からわきます。日帰りは貸切制で、電話での予約が必要です。大人500円、10時〜16時です。
予約なしで入るなら、約20.7kmの下湯原温泉 ひまわり館。アルカリ性単純温泉で、大人500円、10時〜21時(冬の平日は15時から)、火曜が休みです。約22kmの湯原温泉には無料で24時間入れる露天の砂湯(混浴・湯あみ着あり)もあります。
まとめ
春は桜の下を歩き、ほかの季節はひめのもちの麺で昼を済ませる。蒜山と湯原の間で一息つく村の駅です。