大三島は古くから神の宿る島として「御島(みしま)」と呼ばれ、駅名もこの呼び名からとられています。目の前には、全国の山祇神社と三島神社の総本社とされ、「日本総鎮守」とも呼ばれる大山祇神社が鎮座しています。
物産館には地元農家の柑橘や野菜、枝豆やそら豆といった豆類、海藻や焼き菓子が並び、名物は、同じ「みしま」の読みに「神島」の字をあてた「神島まんじゅう」です。土日だけ開く「わくわくうどん」は11時〜15時で、550円からあります。
基本情報
| 所在地 | 愛媛県今治市大三島町宮浦3260 |
|---|---|
| 標高 | 7.7m |
| 面する道路 | 主要地方道 大三島上浦線 |
| 営業時間 | 物産館 8:30〜17:00、わくわくうどん 11:00〜15:00(土日のみ)、シャワー室 8:30〜17:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 駐車場 | 普通車31台・身障者用1台(大型車なし) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | あり(種類は要確認) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=しまなみ温泉 喜助の湯(約37.4km・塩化物泉)/海水風呂=マーレ・グラッシア大三島(約1.8km) |
| 電話 | 0897-82-0002 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(しまなみの駅御島) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
大三島ICの近くにある道の駅 今治市多々羅しまなみ公園から、島を横切って約6.5km。島の西側の宮浦にあり、標高は約8mです。1998年8月に道の駅に登録されました。駐車場は普通車31台と小さく、大型車は停められません。神社の参拝者向けには、近くの藤公園にも無料の市営駐車場(約50台)があります。
大山祇神社
伊予国の一宮で、海の神、武人の神として信仰を集めてきた神社です。境内の大楠群38本は国の天然記念物で、なかでも「乎知命御手植の楠」は樹齢約2,600年と伝わります。奥の院へ向かう道の大楠「生樹の御門」は根回りが32mあり、幹の空洞をくぐると長生きするといわれます。かつて日本最古の楠とされた「能因法師雨乞の楠」は、すでに枯れています。
宝物館には、全国で国宝や国の重要文化財に指定された武具類の約8割が収められ、甲冑の数は全国一です。社伝で鶴姫が着たとされる胴丸や、河野通有が奉納したと伝わる鎌倉時代後期の鎧、南北朝時代の武将・大森彦七が用いた国宝の大太刀も展示されています。開館は9時〜16時30分(最終入館16時)です。
サイクリストの休憩所
館内の観光情報コーナーは外国人観光案内所を兼ね、大山祇神社の観光ボランティアガイドもここで申し込めます。併設の大三島レンタサイクルターミナルでは自転車を借りて乗り捨てられ、走ったあとに汗を流せる1回15分200円のシャワー室と、荷物を預けられるコインロッカーもあります。
車中泊メモ
物産館は17時に閉まります。駐車場が小さいので、夜をゆっくり過ごすなら普通車300台の多々羅しまなみ公園へ移るのが現実的です。あちらには24時間使える急速充電器もあります。
周辺スポット
約1.9kmの伯方塩業 大三島工場では、「伯方の塩」の製造ラインを無料で見学でき、入口で塩の試供品がもらえます。売店には工場でしか買えない塩や、塩をのせたソフトクリームがあります。
神社のすぐ隣の大三島美術館は、現代の日本画を中心に展示する美術館です。約8.3kmの今治市伊東豊雄建築ミュージアムは島の暮らしと地域づくりを紹介し、その近くのところミュージアム大三島は海を見下ろすテラスのある美術館です(いずれも月曜休み)。
最寄りの温泉
いちばん近い入浴施設は、約1.8kmのマーレ・グラッシア大三島です。ここは温泉ではなく海水の風呂で、沖合およそ400mの海からくみ上げた水を沸かしています。露天の岩風呂のほか展望風呂もあり、営業は10時から20時(最終入館19時30分)、料金は大人700円、休みは水曜です。タオルや石けん、シャンプーは持参するか買う必要があります。天然温泉は島にはなく、今治市街のしまなみ温泉 喜助の湯(約37.4km・塩化物泉)まで戻ることになります。
まとめ
大楠の下を歩いて参拝し、物産館でまんじゅうと柑橘を選ぶ。日が傾いたら海水の湯へ移り、露天から沈む夕日を眺めて一日を終えられます。