山口県の最東端、島根県との県境近くの国道191号沿いに「道の駅 ゆとりパークたまがわ」はあります。来場者の半数が島根県からというほど、山口の東の玄関口として親しまれてきた道の駅。旧田万川町の桃、梨、りんご、ぶどうといった果物と、江崎港の地元漁師が釣ってきた活魚が売場の主役です。敷地には日帰り温泉「田万川温泉 憩いの湯」とキャンプ場、そしてコイン式電源を備えたRVパークが隣接し、温泉・買い物・車中泊が徒歩圏でそろう、長期滞在にも向いた道の駅です。
田万川温泉「憩いの湯」とRVパーク(4区画・1泊1,000円)が隣接する県境の道の駅。旧田万川町の果物と江崎港の活魚、道の駅の加工場で作る萩りんごジュースが名物です。
基本情報
| 所在地 | 山口県萩市大字下田万2849-1 |
|---|---|
| 標高 | 約3m(田万川河口付近) |
| 面する道路 | 国道191号 |
| 営業時間 | 8:30〜19:00(12〜2月は18:00まで)/田万川温泉 10:00〜21:00(最終受付20:30) |
| 定休日 | 4・6・10・1・2月の第3月曜/温泉は月曜(祝日の場合翌日) |
| 駐車場 | 普通車192台・大型10台 |
| RVパーク | あり(RVパークたまがわ・4区画・1泊1,000円・電源1時間100円・先着順) |
| 温泉 | あり(田万川温泉「憩いの湯」大人550円・小学生250円) |
| その他 | キャンプ場、道の駅農産加工場のオリジナル商品(萩りんごジュース・ゆず吉ジュース) |
| 電話 | 08387-2-1150 |
| 公式サイト | 道の駅 ゆとりパークたまがわ |
アクセスと駐車場
萩市街から国道191号を東へ約50分、阿武町を過ぎ、須佐を越えた先の田万川(たまがわ)河口近くにあります。島根県益田市までは約20分と、山口県側の最後の道の駅。「山口県の東の玄関口」と呼ばれる理由がわかる位置です。JR山陰本線の江崎駅も近く、江崎港の漁港町が隣接しています。
駐車場は普通車192台、大型10台と余裕のある広さ。1997年にオープンした道の駅で、年間の来場者は約25万人。その半数が島根県からのお客さんというのが、この駅の立地をよく表しています。
温泉「田万川温泉 憩いの湯」
敷地に隣接する「田万川温泉 憩いの湯」は、広々とした大浴場が自慢の日帰り温泉。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉で、神経痛や筋肉痛、冷え性、疲労回復などに効くとされます。営業は10:00〜21:00(最終受付20:30)、大人550円、小学生250円。休館日は月曜(祝日の場合は翌日)です。
RVパークの区画から温泉までは目の前という近さで、車を動かさずに入浴できます。長距離を走ってきた身には、この距離感がなによりのごちそうです。
直売所とグルメ
田万川は山と海の幸が豊かな土地。年々人気が上がっているのが桃、梨、りんご、ぶどうなどの果樹で、季節ごとに旬の果物が並びます。萩りんごを丸ごとしぼった果汁100%の「萩りんごジュース」や「ゆず吉ジュース」は、道の駅の農産加工場で作るオリジナル商品で、この駅ならではの土産です。
水産物も充実しています。江崎港の地元漁師が釣ってきた活魚は、漁師さんの顔写真付きで低価格で販売。イリコやレンコダイの干物などの水産加工品も揃います。地元で作られる米や野菜も並び、車中泊の食材をここで調達してから温泉へ、という流れが自然に組めます。
車中泊・RVパーク情報
この道の駅には公式の「RVパークたまがわ」が併設されています。駐車場に設けられた4区画で、コイン式の電源スタンド(1時間100円)とテントサイトスペースを備えるのが特徴。料金は1泊1台1,000円、チェックイン・アウトの時刻は特に定められておらず24時間利用可能で、予約は受け付けず先着順です。ゴミ処理は指定袋1枚500円で可、水道は無料、ペット同伴可、トイレは施設内の洋式トイレが24時間使えます。キャンプ場の炊事施設も利用できます。
温泉が目の前、キャンプ場の設備も使える。道の駅併設のRVパークとしては条件の良い部類です。詳しくは別記事 RVパークたまがわ にまとめています。河口近くの平地で標高は約3m、日本海側のため冬は北西風が強い立地です。
周辺スポット
東へ20分で島根県益田市。万葉の歌人・柿本人麻呂ゆかりの高津柿本神社や、萩・石見空港があります。西へ戻れば須佐の「須佐ホルンフェルス」まで約15分。縞模様の断崖が海に落ちる景勝地で、山陰海岸を代表する絶景のひとつです。さらに西の「道の駅 阿武町」までは約25分。津和野へは国道315号または県道経由で約50分です。国道191号の海沿いは、日本海の島影と漁港が続くドライブ向きの道です。
まとめ
温泉が目の前のRVパーク、果物と活魚の直売所、そして県境の静かな立地。「道の駅 ゆとりパークたまがわ」は、山陰を東西に走るクルマ旅の中継地としても、腰を据えて泊まる拠点としても使いやすい道の駅です。島根へ抜ける前、あるいは山口へ入って最初の休憩に、萩りんごジュースを一本。