「いぬばさり」と読む駅名には諸説あります。そのひとつは、北条方に追われた後醍醐天皇が峠を越えたので「院走り峠」と呼ばれ、いんばしり、いぬばさりと変わったという話です。
2019年10月13日に開いたドッグランは、中・大型犬と小型犬のエリアに分かれています。1匹500円で、9時〜16時のあいだなら時間の制限はありません。
基本情報
| 所在地 | 鳥取県倉吉市関金町山口2030-46 |
|---|---|
| 標高 | 約311m |
| 面する道路 | 国道313号(犬挟峠道路) |
| 営業時間 | 売店 9:00〜18:00(12〜3月は17:00まで)/薬膳食堂 11:00〜15:00(12〜3月は平日14:00、土日祝14:30まで) |
| 定休日 | 年末年始 |
| 駐車場 | 普通車29台・大型10台・身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=せきがね湯命館/約5.0km・放射能泉) |
| 電話 | 0858-45-1313(売店) |
| 公式サイト | 道の駅 犬挟(全国道の駅連絡会) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
国道313号の犬挟峠道路にあり、米子道の湯原ICからは国道313号を倉吉方面へ約22km、30分ほどです。犬挟峠道路は長さ6.6kmで、1997年10月22日に開通しました。
道の駅の登録は同じ1997年10月の第13回で、開業は1998年8月8日です。
残りの3つの由来
駅の名は、近くを越える県道115号の犬挟峠から取られています。峠の名の由来として、道の駅はほかに3つの説を挙げています。4世紀ごろ、日本武尊が国境の矢筈ヶ山(1,359m)から射た矢が峠に刺さり「矢ばささり」と呼ばれた説。犬が通るのもやっとの狭い道だったという説。犬さえ逃げ出す「犬ば去り」の峠だったという説です。
関金わさびと食堂
食堂の名物は、関金わさびを使うわさび丼です。大山どりの料理や薬膳カツカレー、大山どり南蛮そばもあります。食堂は合同会社つなぐが営み、電話は0858-45-1314。2026年4月からは、年末年始のほかに休む日を設けていません。
売店のオリジナル品は、わさび醤油650円、わさびドレッシング800円、わさびそうめんとわさびうどん(各370円)がいずれも税込で、犬挟せんべいは税抜260円です。わさびや野菜、果物の直売のほか、峠の向こうの岡山名物「ひるぜん焼きそばのたれ」も置いています。
車中泊メモ
屋外の新水芝広場には、無料で汲める湧き水があります。ドッグランを使うには、鑑札と狂犬病の注射済票、1年以内に受けた5種以上の混合ワクチンの証明が必要です。
この駅に充電器はなく、車で10分ほどのローソン関金温泉店などで充電できます。
周辺スポット
峠を岡山側へ約12.6km下ると道の駅 蒜山高原、約15.9kmで道の駅 風の家に着きます。
倉吉側へ約16.0km走れば、赤瓦の土蔵が並ぶ倉吉白壁土蔵群です。1998年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれ、玉川には一枚石の石橋が架かります。明治41年に建った旧第三国立銀行倉吉支店も残ります。三朝温泉の入口にある道の駅 三朝・楽市楽座までは約23.0kmです。
最寄りの温泉
関金温泉は約1,300年前に開いたとされ、ラジウムを多く含む湯は「白金の湯」と呼ばれます。いちばん近いのは、約5.0km・車で7分のせきがね湯命館です。放射能泉で、大人820円、10時〜21時(受付20時30分まで)、月曜(祝日なら翌日)が休み。2025年3月に開館30周年を迎え、11枚つづりの回数券(大人5,200円)もあります。
同じ温泉街の関の湯共同温泉(約5.3km)は、45.8℃の単純弱放射能泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)をかけ流しにしています。大人250円で、4〜9月は6時30分から、10〜3月は7時から20時まで。毎月1日と15日が休みで、駐車場は3台です。湯命館が休む月曜なら、岡山側へ約8.9kmの蒜山やつか温泉 快湯館(放射能泉・大人800円・13時〜21時、土日祝は10時から・水曜休み)があります。
まとめ
峠でわさび丼を食べ、湧き水を汲んで、関金の湯で温まる。倉吉と蒜山を行き来する人の、ちょうど中間の休み場です。