奥出雲町が出資する第三セクター、奥出雲酒造の直売所「酒蔵 奥出雲交流館」が、そのまま道の駅になりました。蔵の日本酒や焼酎を試飲して選べ、あまざけソフトも名物です。
2025年3月1日のリニューアルで、おむすびやだんご、かす汁を出すフードスタンド「仁多米屋」と、地元の品を集めた「酒蔵特産市」、利き酒サーバーが加わりました。
基本情報
| 所在地 | 島根県仁多郡奥出雲町亀嵩1380-1 |
|---|---|
| 標高 | 約324m |
| 面する道路 | 国道432号 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(1〜2月は9:30〜17:30)/酒蔵特産市 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 1月1日(設備点検などで臨時休業あり) |
| 駐車場 | 普通車35台(身障者用2台を含む)・大型3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO・50kW)2基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=亀嵩温泉 玉峰山荘/約0.5km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0854-57-0888 |
| 公式サイト | 道の駅 酒蔵奥出雲交流館(全国道の駅連絡会) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと立地
松江から県道25号を通って約50分、米子からは国道432号で約60分です。2006年8月、第22回の登録で道の駅になりました。
仁多米は、たたら製鉄の鉄穴流し(かんなながし)で山を削った跡を、500年以上かけて棚田に作り変えてきた土地の米です。この土地の使い方は2025年8月に世界農業遺産に認定されました。
道の駅のある亀嵩は、松本清張が昭和35〜36年に読売新聞夕刊に連載した『砂の器』の舞台で、昭和49年には映画にもなりました。
奥出雲酒造の酒蔵
前身は大正15年に創業した八千代酒造で、2004年に町が買い取って奥出雲酒造を立ち上げ、同じ年の12月に今の場所へ蔵を新しく建てました。
看板の「仁多米コシヒカリ 純米」は精米歩合80%の辛口で、720mlが1,250円(税抜)。2016年の全国燗酒コンテストのお値打ち熱燗部門で金賞を受けています。売り場には焼酎、リキュールのほか、仁多米のコシヒカリ、仁多餅、米味噌が並びます。日本酒の品ぞろえが多く、選ぶのに迷うほどです。
車中泊メモ
駐車場も店内も広く、混み合うことはあまりありません。急速充電器は2基あり、24時間使えます(会員27円/分、会員でない人は55円/分)。
周辺スポット
道の駅から約0.6kmの湯野神社の参道入口に、昭和58年10月23日に建てられた「砂の器」の記念碑があり、碑文は松本清張の筆です。湯野神社は出雲国風土記の「湯野社」で、大己貴命と少彦名命を祀る温泉の守り神で、住所は亀嵩1284です。
約4.0kmのJR亀嵩駅には、駅舎の中で昭和48年から営む扇屋そばがあります。10時〜14時30分、火曜休み(祝日は営業)で、電話は0854-57-0034です。
約12.2kmの鬼の舌震は無料で入れる渓谷です。高さ45m・長さ160mの恋吊橋が架かり、バリアフリーの遊歩道は2013年に全線開通しました。駐車場には大型バスも停められます。除雪はしないので、雪の時期は入るのを控えます。
約14.0kmの奥出雲たたらと刀剣館は9時30分〜16時30分、火曜休み(祝日なら翌日)で大人530円。毎月第2日曜と第4土曜の10時と13時には日本刀の鍛錬の実演があり、その日は1,270円です。
最寄りの温泉
約0.5km・歩いて5分ほどの亀嵩温泉 玉峰山荘は、アルカリ性単純温泉の日帰り湯です。岩と檜の内湯にジェットバス、打たせ湯、サウナ、岩と檜の露天風呂があります。大人700円・小人400円、10時〜19時30分(受付19時まで)、年中無休(年2回ほどの点検日を除く)。2024年3月1日に改装しました。名物だった砂風呂は2026年9月末で終わりました。公式LINEに登録すると100円引きになり、道の駅の敷地にある源泉スタンドではこの湯を汲んで持ち帰れます。
約15kmの佐白温泉 長者の湯は、2024年7月4日から休んでいましたが、2026年9月10日に約2年ぶりに再開しました。pH9.8のアルカリ性単純温泉で、料金は以前より100円上がっています。約21.4kmの出雲湯村温泉 元湯 漆仁の湯はアルカリ性単純温泉のかけ流しで、600円、無休です。
まとめ
昼はフードスタンドのおむすび。蔵で一本選んだら、夕方は歩いて湯へ。運転する人は試飲の代わりにあまざけソフトを。