当別の地名は、アイヌ語の「トウペツ(沼から来る川)」に由来すると町は説明しています。国道337号沿いに2017年4月に開業した道の駅で、「北欧の風」の名は、1987年に姉妹都市になったスウェーデンのレクサンドとの交流から来ています。
「札幌都心部からいちばん近い道の駅」を掲げていて、2022年に開業したJR札沼線のロイズタウン駅からは約1km。電車でも来られます。敷地内のセブン-イレブンは24時間営業です(年末年始は休み)。
基本情報
| 所在地 | 北海道石狩郡当別町当別太774番地11 |
|---|---|
| 標高 | 4m |
| 面する道路 | 国道337号 |
| 営業時間 | 3〜11月 9:00〜17:00/12〜2月 10:00〜16:00(店舗により異なる) |
| 定休日 | 12〜2月の水曜、年末年始(12/30〜1/3) |
| 駐車場 | 普通車133台・大型22台(公式サイト) |
| RVパーク | 併設なし |
| EV充電 | あり(1台) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:ふとみ銘泉 万葉の湯(約2.2km・車約5分) |
| 電話 | 0133-27-5260 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
札幌市北区のあいの里から石狩川を渡ってすぐ、国道337号沿いにあります。周りは石狩平野の田園で、標高は4mほどです。駐車場の台数は資料によって違いがあり、公式サイトは普通車133台・大型22台としています。
当別は、明治4年に仙台藩岩出山の領主・伊達邦直が家臣とともに移り住み、翌年から開墾が始まった町です。町の米の生産量は管内有数で、切り花の生産額は道内でも上位に入ります。
スウェーデンとの縁
レクサンドとの姉妹都市提携は1987年10月5日。きっかけは1978年に元スウェーデン大使が当別を訪れ、「ストックホルムの郊外に似ている」と話したことでした。町内には1984年に分譲が始まった住宅地「スウェーデンヒルズ」があり、スウェーデン交流センター(10:00〜16:00、火曜休み)ではガラス工芸や木工品、北欧の本に触れられます。毎年6月の夏至祭では、白樺で飾った高さ約10mの柱「マイストング」を立ててその周りで踊ります。
道の駅の建物もこの交流を映した北欧風の造りで、天井の高いアトリウムにはIKEAの家具が置かれ、キッズコーナーのおもちゃもIKEA製です。
直売所・グルメ
直売所「はなポッケ」(4月中旬〜11月中旬、9:00〜16:45)には、その日の朝に採れた野菜と精米したての米、色とりどりの切り花が並びます。夏はトウモロコシがよく売れます。
食事の店は多く、札幌のトラットリアで知られる堀川秀樹シェフが監修する「カフェ テルツィーナ」の看板は焼きリゾットです。薄焼きパンに具を挟むピアディーナ(650円から)の「レストラン Ari」、スープカレーとそばの「高陣 CUP STORE」、豚丼の「スマイルキッチン」があり、2026年5月には寿司と海鮮丼の「とうべつ海鮮 伊達まる」も加わりました。週末や連休は観光バスが入り、昼どきはかなり混みます。
車中泊メモ
国道337号沿いで交通量が多く、秋は夜もトラックが目立ちます。寝るなら国道から離れた区画を選び、直売所の前は朝の搬入があるので避けておきます。駐車場にはわずかな傾斜があり、街灯は十分です。
敷地内のセブン-イレブンが24時間開いているので、夜の買い出しに困ることはありません。
周辺スポット
約1kmの「ロイズカカオ&チョコレートタウン」は2023年8月に開業したチョコレートの工場見学施設で、見学は事前予約制、高校生以上1,200円です。1階のショップは予約なしで入れます。
町の中心部の当別伊達記念館(入館無料、冬期休館)では、伊達邦直の開拓の歴史をたどれます。山側へ向かえば、全国で初めて着工された台形CSGダムの当別ダム(2012年完成)や、当別町と月形町にまたがる約12,000haの北海道立道民の森があります。2026年は道の駅の隣で、IKEAのポップアップストアが11月中旬まで営業しています。
最寄りの温泉
いちばん近いのは、約2.2km(車で約5分)の「ふとみ銘泉 万葉の湯」です。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で、麦茶のような色をしたモール泉です。4階に内湯と露天風呂、サウナ、水風呂があり、露天からは石狩平野が見渡せます。10:00〜翌9:00(0時〜6時は大浴場の清掃で入浴不可)、大人1,800円。2026年10月19日・20日は設備修繕で休館します。
料金を抑えるなら、約6.8km(車で約7分)の「札幌あいの里温泉 なごみ」へ。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、源泉かけ流しの湯船が3つあります。10:00〜23:00、無休。2026年9月に料金改定が告知されているので、今の料金は現地で確かめてください。
まとめ
花と野菜を買い、焼きリゾットで昼を済ませ、夕方は万葉の湯へ。札幌から半日あれば、北欧の町と開拓の町の両方の顔にふれられます。