道の駅275つきがたは、石狩川左岸の月形町にある、北海道で128番目に登録された新しい道の駅です。もとは皆楽公園の中にあった日帰り温泉「月形温泉ゆりかご」を改修し、2024年9月1日に道の駅として生まれ変わりました。名前の275は、町を南北に貫く国道275号から取られています。売店・レストラン・産直・温泉・宿泊が一つの敷地に収まっており、札幌から1時間ほどの距離で温泉つきの車中泊拠点が得られる点が、クルマ旅では心強いところです。
日帰り温泉がそのまま道の駅の一部になっているため、走った日の終わりにそのまま湯に入れます。EV急速充電器と宿泊棟もそろい、札幌圏から1時間で着く距離としては設備の厚い駅です。
基本情報
| 所在地 | 北海道樺戸郡月形町81番地10 |
|---|---|
| 標高 | 約18m |
| 面する道路 | 町道皆楽公園線(国道275号沿い) |
| 営業時間 | 売店 9:00〜21:00/レストラン 11:00〜19:30/産直 10:00〜17:00(冬期休業)/温泉 11:00〜21:00(最終入場20:30) |
| 定休日 | 毎月第3火曜(祝日の場合は翌日)、産直は毎週火曜 |
| 駐車場 | 普通車149台・大型20台・身障者用5台 |
| RVパーク | なし |
| EV急速充電 | あり |
| 温泉 | 併設あり:月形温泉ゆりかご(ナトリウム・カルシウム-塩化物泉) |
| 電話 | 0126-37-2188 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
月形町は札幌の北東、石狩川を挟んで岩見沢市や美唄市と向かい合う位置にあります。国道275号を当別方面から北上すると、市街地の手前で皆楽公園への案内が現れ、そこから町道に入ってすぐが道の駅です。標高は約18mで、石狩平野の低地にあたります。
駐車場は普通車149台と大型20台を確保しており、温泉と宿泊を兼ねる施設としては余裕のある広さです。EV急速充電器も設置されています。国道275号は札幌圏から浦臼・新十津川を経て道北へ抜ける幹線で、道の駅つるぬまや田園の里うりゅうと同じ線上にあるため、空知を縦に走る日の中継点として使いやすい立地です。
直売所・グルメ
売店では月形町の特産であるトマトを使ったジュースやジャム、アイスなどが並びます。町内の契約農家がハウス栽培するトマトで作られた「月形まんまるトマト」のシリーズは、ここでの定番のおみやげです。産地直売所は10月までの季節営業で、旬の野菜や花が出ます。月形は切り花の産地としても知られる町です。
レストランは11時から19時半まで営業し、間の14時半から17時はカフェタイムになります。改修にあわせて温泉施設の中にレストランが設けられたので、入浴の前後に食事まで済ませられる動線です。館内にはキッズスペースと授乳室もあり、家族連れが長く滞在しやすい造りになっています。
周辺スポット
道の駅のまわりに広がる皆楽公園は約27haあり、キャンプ場・バンガロー・パークゴルフ場・野球場・多目的アリーナ・バーベキューコーナーがそろっています。3kmのサイクリングロードと貸自転車もあり、利用期間は4月下旬から10月末頃です。冬は公園の沼でワカサギ釣りが行われます。
町の歴史を語る場所が月形樺戸博物館です。明治14年(1881年)に置かれた樺戸集治監の本庁舎を博物館として公開しており、39年にわたる集治監の歴史を資料で伝えています。北海道遺産「北海道の集治監」のひとつで、開館は3月20日から11月30日、入館料は大人500円です。月形という町名も、初代典獄の月形潔にちなんだものです。
温泉
月形温泉ゆりかごの泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、低張性の弱アルカリ性温泉です。肌あたりのやさしい湯で、露天風呂と内風呂、サウナがあり、改修でサウナにはオートロウリュが加わりました。日帰り入浴は大人650円、小学生300円で、11時から21時まで(最終入場20時30分)です。休館日は道の駅と同じ毎月第3火曜になります。
敷地内には宿泊棟もあり、天候次第で車中泊から宿泊に切り替える判断がしやすい場所です。冬の空知は積雪が多く、朝晩の冷え込みも厳しい地域なので、標高18mの平地であっても防寒は十分にしておきたいところです。
まとめ
道の駅275つきがたは、既存の温泉を核にして生まれた、宿泊と休憩の機能がまとまった駅です。札幌圏から近く、皆楽公園でのキャンプや樺戸博物館の見学と組み合わせれば、月形だけで一日ゆっくり過ごせます。北へ向かえば浦臼のつるぬま、雨竜の田園の里うりゅうへと国道275号の道の駅が続きます。