道の駅 藍ランドうだつ|藍商の蔵を生かした駅舎、重伝建「うだつの町並み」の入口【徳島・美馬市】

うだつは、隣家との境で2階の壁から突き出した袖壁のことです。火事の延焼を防ぐ造りで、漆喰で仕上げるには費用がかかったため富の印となり、「うだつが上がらない」の語源になりました。うだつの並ぶ商家町の入口にある道の駅です。

この道の駅のポイント

物産館「藍蔵」は、1792年創業の藍商・吉田家の蔵を改装した建物で、1階が土産の売り場、2階が喫茶とレストランです。2階の大きなガラス窓から、屋敷と庭園を見下ろせます。

基本情報

所在地徳島県美馬市脇町大字脇町55
標高要確認
面する道路県道鳴門池田線(主要地方道)
営業時間藍蔵 9:00〜17:30(喫茶・軽食 11:00〜14:00)
定休日12月27日〜1月1日
駐車場普通車39台・大型車5台・身障者用1台
RVパークなし
EV充電要確認
温泉併設なし/最寄り=ブルーヴィラあなぶき 約8.6km(ナトリウム-炭酸水素塩泉)
電話0883-53-2333
公式サイト四国地方整備局(藍ランドうだつ)

2026年10月時点の情報です。

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アクセスと立地

徳島自動車道の脇町ICから約4km、車で10分ほど。徳島市から西へ約40km、県を東西に通る県道鳴門池田線に面しています。道の駅への登録は2002年8月です。駐車場から道を渡って堤防に上がると、吉野川の流れが見渡せます。

うだつの町並みと吉田家住宅

駅の北側に続く脇町南町は、江戸時代の半ばから藍の集散地として栄えた商家町です。吉野川の水運を使って藍を商う大商人が集まり、約430mの通りに商家が残ります。通りに面した伝統的な町家は約50戸あり、そのうち22戸は間口9m以上の大きな家です。藍のほか生糸の生産でも栄えました。1988年12月16日に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。

町並みの中ほどにある「藍商佐直 吉田家住宅」は、脇町でも指折りの豪商だった佐川屋直兵衛の屋敷で、母屋や蔵の中を見て回れます。裏手には、藍を積み出した船着き場を再現した公園があります。入館料は大人510円、小中学生250円です。

隣の美馬市観光交流センターでは、天然藍の藍染めや和傘作りの体験ができます。藍染め体験は予約制で、料金は1,100円からです。

直売所・グルメ

1階の売り場では地元の特産品を扱い、「藍蔵アイスクリーム」が名物です。2階のレストランは阿波尾鶏の料理と喫茶のメニューが中心で、阿波尾鶏のせいろセットや、地元のフランクフルトを合わせた辛口のカレーがあります。食事の営業は11時〜14時と短いので、昼は早めに入るのが確実です。

通りには食事処もあり、茶商の店「茶里庵」では阿波尾鶏と野菜を使ったそば米雑炊が食べられます。

車中泊メモ

駐車場は普通車39台、大型車5台、身障者用1台で、町並み散策の車も停まります。近くには50台が停められる無料の町並み観光駐車場もあります。物産館の休みは年末年始の12月27日〜1月1日だけです。

西へ9.2kmで道の駅 みまの里です。

周辺スポット

川を渡って東へ約0.6kmの脇町劇場オデオン座は、1934年に回り舞台を備えた芝居小屋として建てられ、戦後は映画館として親しまれた劇場です。中を見学でき、舞台下の奈落にも下りられます。入館は大人200円、小中学生100円です。

通りの一角の「美来工房」では美馬和傘を作る様子を見学でき、ミニ和傘づくりも体験できます(2週間前までに予約)。竹細工の店「時代屋」では、阿波踊りの竹人形作りを体験できます。

1735年に建てられた茅葺きの農家を移した「旧長岡家」の住まいは国の重要文化財で、無料で見学できます。鎌倉時代の開創と伝わる最明寺は、9月初旬〜中旬に境内の萩が咲きます。

最寄りの温泉

いちばん近い日帰り温泉は、南へ約8.6km、穴吹町の山あいにあるブルーヴィラあなぶきです。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で、湯上がりの肌にうるおいが残る湯として「美肌の湯」と呼ばれています。

宿の大浴場を日帰りで使え、露天風呂とサウナがあります。大人700円、9時〜22時30分(受付22時まで)です。

まとめ

2階でひと休みしてから、藍商の屋敷とうだつの通りを歩き、帰りにオデオン座をのぞく。車を置いて半日歩きたい駅です。


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