道の駅 公方の郷なかがわ|阿波公方ゆかりの地、朝7時から開くJAの産直市【徳島・阿南市】

駅名の「公方(くぼう)」は、室町時代の末にこの地へ移り住んだ足利将軍家の一族、阿波公方のこと。初代の義冬が1534年に平島館に入ってから1805年まで、約270年にわたって代々の公方がこの地で暮らしました。

この道の駅のポイント

物産コーナーには、ゆずやすだちポン酢、竹炭、わかめといった阿南の産品が並び、喫茶コーナーでは軽食がとれます。

基本情報

所在地徳島県阿南市那賀川町大字工地803
標高2.7m
面する道路国道55号
営業時間物産・情報コーナー 9:00〜17:00、JA産直市 7:00〜17:00
定休日産直市は水曜、物産は12月31日・1月1日
駐車場普通車87台・大型車5台・身障者用2台
RVパークなし
EV充電あり(種類は要確認)
温泉併設なし/最寄り=湯処あらたえ小松島店 約7.9km(塩化物泉)
電話0884-21-2631
公式サイト四国地方整備局(公方の郷なかがわ)

2026年10月時点の情報です。

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アクセスと立地

徳島市から国道55号を南へ約20km。一級河川・那賀川の河口に広がる平野の真ん中にあり、最寄りのICは徳島津田ICです。この一帯はもと那賀郡那賀川町で、2006年3月に阿南市へ編入されました。道の駅への登録は1999年8月で、スタンプは館内にあり9時〜17時に押せます。

直売所・グルメ

隣のJAの産直市は朝7時〜夕方5時、水曜休み。地元の野菜や果物のほか、弁当や土産もそろうので、県南へ向かう朝の買い出しに寄りやすい店です。

阿波公方と平島館

初代の義冬は、室町幕府10代将軍・足利義稙の養子で、阿波の守護だった細川氏を頼った人物です。住まいの平島館には文人も出入りし、阿波の文化や学問にも影響を与えたといわれます。平島館に住んだことから「平島公方」とも呼ばれました。

車中泊メモ

駐車場は普通車87台、大型車5台、身障者用2台と広めです。直売所が朝7時に開くので、早朝に着いても買い物を待つ時間は長くありません。

周辺スポット

西へ約2.1kmの阿南市立阿波公方・民俗資料館は、その平島館の跡に建てられました。建物は残っていませんが、敷地には歴代の公方の墓石があります。2階で阿波公方の歴史を、1階で農具などの民具を展示していて、帰りにはマムシよけのお札の複製がもらえます。

東へ約1.8kmの阿南市科学センターには、口径113cmの反射望遠鏡があり、四国最大級です。高さ約11mの大気圧実験装置などの体験装置もそろいます。天文館と体験館は入館無料で、9時30分〜16時、月曜休み(祝日は翌日)。土曜の夜には予約制の天体観望会(19時〜22時、11〜3月は18時〜21時、大人300円)があり、土日の10時30分からは小学生向けの科学実験教室も開かれます。駐車場は60台です。

海へ出るなら、南へ約7.2kmの北の脇海水浴場は松原に囲まれた約2kmの遠浅の浜で、「日本の渚百選」に選ばれています。駐車場とシャワーがあり、海水浴場は7月上旬〜8月下旬の10時〜16時に開きます。南へ約10.5kmの津峯山(標高284m)は八合目まで無料の津峯スカイラインで上れ、山頂に津峯神社が建ちます。道の駅から約31.4kmの蒲生田岬は四国の最東端で、白い灯台の立つ展望台から「阿波の松島」と呼ばれる橘湾を眺められます。岬への海沿いの道は細く、すれ違いに気をつかいます。

最寄りの温泉

いちばん近い天然温泉は、北西へ約7.9kmの湯処あらたえ小松島店です。湯は「あらたえ金長の湯」と呼ばれるアルカリ性の塩化物泉で、米ぬかとヒノキのおがくずを自然発酵の熱で温める酵素浴(4,000円)もあります。入浴は大人750円(土日祝850円)、23時まで開いていて、休みは毎月第3火曜です。

海を見下ろす湯なら、南へ約29.8kmのかもだ岬温泉保養センターがあります。泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性)で、源泉は35.2℃。大人600円、10時〜19時(受付18時30分まで)、月曜休み(祝日は翌日)です。

まとめ

産直市で弁当を買って海か岬へ出かけ、土曜の夜は予約して科学センターの観望会へ。阿南の海と星を一度に味わえる駅です。


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