約千三百年前、傷ついたコウノトリが湯浴みするのを見て見つかったと伝わる「鴻の湯」の伝説に始まり、道智上人が一千日の祈願で開いたともいわれます。大谿川に柳並木が続く温泉街では、浴衣に下駄を鳴らして七つの外湯をめぐるのが流儀で、宿は自前の内湯を控えめにし「まち全体が一つの宿」という考えが根づいています。ナトリウム・カルシウム塩化物泉が神経痛や疲労回復によいとされます。志賀直哉が『城の崎にて』を著すなど文人にも愛され、冬は松葉ガニ、通年で但馬牛と日本海の幸も味わえます。夕暮れの柳並木を、湯めぐりの下駄の音とともに歩けば、大正の宿場情緒に自然と身がゆだねられます。
基本情報
- 種類:温泉
- エリア:兵庫県豊岡市
- 住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島78(城崎温泉観光協会)
- 電話:0796-32-3663(城崎温泉観光協会)