札幌から日本海沿いを北へ走る国道231号は、「オロロンライン」の愛称で親しまれるドライブルートです。その道沿い、石狩市の厚田(あつた)地区の高台に立つのが、道の駅石狩「あいろーど厚田」です。2018年に開業した比較的新しい駅で、標高40メートルほどの丘から日本海を見晴らせる立地が最大の魅力になっています。晴れた日の夕暮れには、水平線に沈む夕日が館内からも望めます。北海道でも屈指の夕日スポットとして、その一枚を撮りに足を運ぶ人も少なくありません。
日本海沿いのオロロンライン沿い、標高40mの高台に立つ道の駅です。「恋人の聖地」の展望室から水平線に沈む夕日を望み、ニシンにちなんだ海の味も楽しめます。
基本情報
| 所在地 | 北海道石狩市厚田98番地2 |
|---|---|
| 標高 | 40m |
| 面する道路 | 国道231号 |
| 営業時間 | 9:30〜18:00(4〜5月・9〜10月)/10:00〜16:00(11〜3月)※時期変動あり |
| 定休日 | 年末年始/テナントは冬期休業(11月上旬〜3月下旬) |
| 駐車場 | 約200台(大型4台・身障者用3台・EV1台含む) |
| RVパーク | 併設なし |
| EV急速充電 | あり |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:石狩天然温泉 番屋の湯(源泉100%・化石海水の茶褐色泉) |
| 電話 | 0133-78-2300 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
石狩市の中心部から国道231号を北上した、厚田の海沿いにあります。この道は日本海に沿って留萌・稚内方面へ延びる幹線で、海の眺めが続く爽快なルートです。道の駅は海を見下ろす高台にあり、3階の展望スペースは「恋人の聖地」に認定されています。ガラス張りの展望室からは、水平線まで広がる日本海のパノラマを一望できます。駐車場は約200台と広く、EV充電にも対応しています。夕日の名所として知られ、時間を合わせて訪れる人も少なくありません。
直売所・グルメ
厚田は古くからニシン漁で栄えた土地です。館内の飲食店では、その歴史にちなんだにしんそばや、ニシンを使ったバッテラ(押し寿司)といった、海の恵みを生かした料理が味わえます。ベーカリーやピザ、厚田産かぼちゃを使ったジェラートの店もあり、食の選択肢が豊富です。土産には、はたはたやしゃこをかたどった最中(もなか)、ひとくちサイズの林檎羊羹など、この土地ならではの品が並びます。目の前の海で揚がった旬の魚介を求めて立ち寄る人も多く、海のまちらしい品揃えです。石狩は古くからサケのまちとしても知られ、秋には河口へ遡上するサケでにぎわいます。鍋料理の「石狩鍋」もこの地に由来するもので、季節には関連する味覚も並びます。
周辺スポット
道の駅から徒歩10分ほどの厚田港では、朝市が開かれます。地元の漁師が水揚げしたばかりの魚介を並べる市で、朝の時間帯には活気にあふれます。夏場を中心に開かれ、旬の海の幸を手ごろに買えるのが魅力です。
近くには厚田キャンプ場があり、海を見下ろす高台でのアウトドアが楽しめます。厚田は、創価学会の初代・二代会長ゆかりの地としても知られ、戸田城聖の生家が残されています。
道の駅が面するオロロンラインは、石狩から日本海に沿って北へ延び、天売島・焼尻島の海鳥「オロロン鳥(ウミガラス)」に名の由来を持つ、北海道を代表する海岸ドライブルートです。左手にどこまでも日本海を見ながら走る爽快さで知られます。オロロンラインをさらに北へ進めば、浜益(はまます)の雄大な海岸線や、増毛(ましけ)の歴史ある町並みへと道が続きます。日本海の景色を追いかけるドライブの、格好の拠点になる駅です。
最寄りの温泉
日帰りの湯は、石狩市街寄りにある石狩天然温泉 番屋の湯が近いです。太古の海水が地中に閉じ込められてできた「化石海水」を源泉とする、茶褐色の天然温泉です。源泉100%で、塩分を含んだ湯は保温性が高く、体が芯から温まります。日本海に面した立地で、露天風呂から夕日を眺められるのも魅力です。広い浴場にはサウナや休憩処も備わり、旅の疲れをゆっくりほぐせます。海沿いのドライブの締めくくりに、夕景と温泉を一度に楽しめます。
まとめ
あいろーど厚田は、日本海の大パノラマと夕日を望む、オロロンラインの絶景ドライブ拠点です。恋人の聖地の展望室、ニシンにちなんだ海の味、徒歩圏の朝市、そして化石海水の温泉。札幌から気軽に足を延ばせる距離にありながら、海へ開けた開放感を存分に味わえる駅です。日本海に沈む夕日は、旅の記憶に残る一場面になるはずです。
—