道の駅びえい「丘のくら」は、丘のまち美瑛の玄関口、JR美瑛駅前に建つ道の駅です。大正末期から昭和初期の美瑛軟石づくりの石倉庫を改装した駅舎が目印で、丘のまちの農産品や名物料理がそろいます。パッチワークの路や青い池、白金温泉方面への起点として使いやすい立地です。
大正末期から昭和初期の美瑛軟石づくりの石倉庫を活かした、レトロなたたずまいの駅舎です。丘のまち美瑛の野菜を使ったカレーやコーンバターラーメンが味わえ、パッチワークの丘めぐりの起点になります。
基本情報
| 所在地 | 北海道上川郡美瑛町本町1丁目9番21号 |
|---|---|
| 標高 | 約237m |
| 面する道路 | 道道天人峡美瑛線 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(6〜8月)ほか季節により変動/香麦食堂11:00〜15:00(LO14:30) |
| 定休日 | 年末年始(12月31日〜1月1日、12月30日は午前のみ) |
| 駐車場 | 普通車21台・大型2台 |
| RVパーク | なし |
| EV急速充電 | あり |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:白金温泉(ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉) |
| 電話 | 0166-92-0920 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
美瑛町は、なだらかな丘の風景で全国に知られる上川南部の町です。道の駅はJR美瑛駅のすぐ近く、道道天人峡美瑛線沿いの町なかにあり、標高はおよそ237メートル。丘のまちのなかでも駅前の利便のよい平坦地に位置し、パッチワークの路や青い池をめぐる観光の起点に使えます。建物は大正末期から昭和初期に建てられた美瑛軟石づくりの石倉庫を改装したもので、どっしりとした石積みのたたずまいがそのまま道の駅の看板になっています。
この石は十勝岳の噴出物が固まってできた地元産の石材で、JR美瑛駅の駅舎など町のあちこちに使われ、落ち着いた街並みをつくっています。駐車場は普通車21台と大型2台と小ぶりなので、混み合う夏はタイミングを見て立ち寄るのが安心です。
直売所・グルメ
店内では、丘のまちで育った美瑛産の農産品や加工品が並びます。食事どころでは、美瑛の野菜を主役にしたカレーや、地元らしさのある美瑛コーンバターラーメンといった一品が味わえます。美瑛は小麦や豆、じゃがいも、とうもろこしの産地で、まちおこしから生まれた「美瑛カレーうどん」も町の名物として親しまれています。石倉ならではのひんやりと落ち着いた空間で、丘めぐりの合間にひと息つくのにちょうどよい造りです。
近くにはJAびえいが運営する直売所「美瑛選果」もあり、旬の野菜やスイーツを買い足すのに便利です。建物の2階はホテル「ラヴニール」になっており、イベントスペースでは絵画や写真の展示会なども折々に開かれ、休憩だけでなく町の文化に触れる場にもなっています。
周辺スポット
美瑛といえば、なだらかな丘が幾重にも重なるパッチワークの風景です。道の駅を起点に、季節ごとに表情を変える丘の路や、色とりどりの花畑が広がる四季彩の丘、ぜるぶの丘などをめぐるドライブに出られます。一本の木が丘に立つ「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」といった名物の木々も点在し、写真好きを飽きさせません。この丘は火山灰が積もった大地が長い年月をかけて波状にうねった地形で、畑ごとに作物の色が変わる様子が縫い合わせた布にたとえられてきました。
写真家・前田真三の作品を展示する「拓真館」もこのエリアにあり、丘の風景がどう切り取られてきたかを知ってから巡ると、見え方が変わります。少し足を延ばせば、コバルトブルーの水面で知られる青い池や、そのそばの白ひげの滝もあります。夏はラベンダーやひまわり、秋は黄金色の畑、冬は雪原と、丘の風景は季節ごとにまったく違う顔を見せ、町なかからは白金温泉方面へ道が続いて、その途中に次の道の駅びえい「白金ビルケ」があります。
最寄りの温泉
道の駅に温泉はありませんが、クルマで20分ほどの山あいに白金温泉郷があり、日帰り入浴を受け付ける宿がそろっています。空気に触れると淡い褐色を帯びていく個性的な湯で、森の旅亭びえいや国民保養センターなどで気軽に立ち寄れます。丘めぐりや青い池観光の締めくくりに、静かな森のなかの湯でゆっくり温まってから町へ戻る流れがつくりやすい立地です。泉質の詳しい特徴は、温泉郷の入り口に立つ道の駅びえい「白金ビルケ」の項でも紹介します。
まとめ
道の駅びえい「丘のくら」は、美瑛軟石の石倉という器に、丘の恵みと観光の起点をおさめた一軒です。町なかで美瑛の味と土産をそろえ、丘の路や青い池、白金温泉へ——美瑛の一日を組み立てる出発点として頼りになります。