「風早」は北条一帯の古い呼び名で、万葉集に詠まれた「風早の浦」はこの海岸ともいわれます。「風和里」は一般公募で決まった名で、やさしい潮風に包まれた穏やかな北条の町を表しています。
青空市場には、松山市庄地区の伝統野菜「庄大根」や「風早春キャベツ」、かぼちゃの「風早南瓜ほっこり姫」と、地元の名がついた野菜が季節ごとに並びます。柑橘の紅まどんなや甘平も扱い、2026年2月には柑橘まつりが開かれました。
基本情報
| 所在地 | 愛媛県松山市大浦119 |
|---|---|
| 標高 | 6.2m |
| 面する道路 | 国道196号 |
| 営業時間 | 道の駅・青空市場 9:00〜18:00、レストランふわり 平日10:30〜14:30(LO14:00)・土日祝10:30〜15:30(LO15:00) |
| 定休日 | 12月31日〜1月2日(レストランは木曜休み) |
| 駐車場 | 普通車180台(うち身障者用2台)・大型車10台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器あり(規格は要確認) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=潮の香りの天然温泉 シーパの湯(約3.0km・ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉) |
| 電話 | 089-911-7700(レストラン 089-989-7786) |
| 公式サイト | 四国地方整備局(風早の郷 風和里) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
今治ICから約30分、松山ICからは約40分です。JR大浦駅から歩いて約7分、松山観光港からも車で約20分の距離にあります。高縄山を背にした海辺の駅で、標高は約6m、2002年8月に道の駅に登録されました。
レストランと軽食
レストランふわりは2025年7月28日にリニューアルオープンし、看板は北条鯛めしです。鯛の煮付けや釜揚げしらすの丼もあり、木曜が休みになります。軽食コーナーには、たこ焼きのたこ匠(火曜休み)と、モンテサント、茶熊(水曜休み)の3店が入り、じゃこ天やたこ焼きをつまみながら海を眺めて休めます。地元の玉ねぎを売る「ふわたま祭」などの催しも開かれます。
車中泊メモ
駐車場は24時間無料で、普通車180台とゆとりがあり、身障者用の区画には屋根が付いています。国道196号に面しているため夜も車の音が届き、夏は海水浴の車やバイクの出入りでにぎやかになる日があります。ファミリーマートまでは約2.4kmです。館内には個室の授乳室とお遍路休憩所があり、自転車で巡る人向けにサイクリング用の駐輪場も15台分あります。今治方面へ約33.9km走ると道の駅 今治湯ノ浦温泉です。
周辺スポット
約3.3km先の北条港から渡船で渡る鹿島は、周囲約1.5km、標高114mの小島で、「伊予の江の島」とも呼ばれます。島では県の天然記念物の鹿を柵の中で保護していて、山頂の展望台には「幸せの鐘」があり、2014年8月に「恋人の聖地サテライト」に選ばれました。渡船は往復で大人230円、4〜11月は7時台から19時台までほぼ20分おきに出て、港の駐車場(普通車570円)には運転手1人分の渡船料が含まれます。島をぐるりと回る周遊船「愛の航路」は14時15分発で、大人410円です。島は1956年5月に国立公園に指定され、建武年間には島全体が城になったとされます。毎年5月4日には、沖の夫婦岩に長さ30m余りの大注連縄が張られます。
約0.7kmの波妻の鼻わくわくランドは2017年7月に開園した公園で、鹿島を正面に見ながら大型遊具で遊べます。約4.8kmの腰折山は、牧野富太郎が名付けたエヒメアヤメの自生南限地帯として、1925年(大正14年)に国の天然記念物になりました。花は4月上旬に咲きます。10月下旬〜2月中旬の晴れて冷え込んだ日には、北条の沖に「だるま夕日」が現れることもあります。
最寄りの温泉
いちばん近いのは約3.0kmの潮の香りの天然温泉 シーパの湯です。名前は天然温泉ですが、湯は海底からポンプでくみ上げた塩分の濃い水をろ過した「潮湯」で、泉質はナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉です。料金は平日700円、土日祝750円、10時〜23時(受付22時30分まで)の年中無休です。塩気のない湯がよければ、松山方面へ約13.5kmの権現温泉(アルカリ性単純温泉)があります。
まとめ
冬に来るなら、晴れて冷え込んだ日の夕方は海を見ておきたいところ。だるま夕日に出会えるかどうかは、その日の空しだいです。