道の駅なかがわは、天塩川の下流域、国道40号沿いの中川町にあります。天井から吊り下げた鉄製の暖炉が据えられたホールが特徴で、薪の炎が旅人を出迎えます。太古の海だったこの地は化石の宝庫として知られ、稚内へあと一歩という道北北部の休憩地点になる道の駅です。
天井から吊るされた大きな暖炉が館内の目印で、寒い季節は炎を眺めながら暖をとれます。中川町は首長竜(クビナガリュウ)などの化石が数多く見つかった土地で、その太古の世界に触れられます。
基本情報
| 所在地 | 北海道中川郡中川町字誉498-1 |
|---|---|
| 標高 | 約19m |
| 面する道路 | 国道40号 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00/レストラン11:00〜13:30 |
| 定休日 | 年末年始(12月30日〜1月4日) |
| 駐車場 | 普通車40台・大型10台 |
| RVパーク | なし |
| EV急速充電 | 公式記載なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:ぽんぴら温泉(ポンピラアクアリズイング・塩化物強塩泉) |
| 電話 | 01656-7-2683 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
中川町は、天塩川の下流域、天塩郡や宗谷方面に接する道北北部の町です。国道40号沿い、標高およそ19メートルの低地に道の駅が建ち、旭川方面から北上してきた旅では、稚内へ抜ける前の最後の休憩地点のひとつになります。周囲は牧草地と森が広がる静かな環境で、天井から吊り下げた鉄製の暖炉を囲む造りが、寒い季節の休憩に温かみを添えます。宗谷本線の駅からも近く、鉄道と車のどちらの旅でも立ち寄りやすく、駐車場は普通車40台・大型10台と、一服にちょうどよい規模です。
直売所・グルメ
レストランでは、ハスカップや山わさびを使ったソフトクリームなど、この土地ならではの味が楽しみのひとつです。甘酸っぱいハスカップ、ツンと辛い山わさびと、どちらも道北の素材を生かしています。ハスカップは道北の湿地に育つ小さな実で、ビタミンが豊富なことから「不老長寿の実」とも呼ばれてきました。地元産の豚肉で作る「ナカガワウインナー」や、ボリュームのあるカツ丼といった食事もそろい、休憩がてらの腹ごしらえに向いています。売店には、天塩川流域でとれる農産品や中川の加工品が並び、素朴ながら土地の素材を生かした土産を選べます。
車中泊メモ
駐車場は普通車40台・大型10台。国道沿いの平地で、大型車と並んでも停めやすい配置です。売店やレストランは夕方までのため、食料は営業時間内に、または国道40号沿いの店で早めに確保しておくと安心です。入浴はぽんぴら温泉まで町内で近く、宿泊もできます。ここから北は稚内方面まで道の駅の間隔が開くので、給油と買い出しは中川で整えておくのが賢明です。手前の「おといねっぷ」までは南へ20分ほど。宗谷本線の天塩中川駅も近くにあります。道北の最奥へ踏み出す前の、最後の補給地点として覚えておきたい駅です。
周辺スポット
中川町は、太古に海の底だった地層から、首長竜(クビナガリュウ)やアンモナイトなどの化石が数多く見つかった「化石の町」です。「中川町エコミュージアムセンター」では、全長11メートルにおよぶクビナガリュウの復元骨格を展示し、およそ一億年前の海の世界に触れられます。実物の化石をもとにした展示は迫力があり、子どもの自由研究にも人気です。天塩川の流域には森と牧草地が広がり、北へ進めば天塩、稚内へと道が続きます。道北の最奥へ向かう手前で、太古のロマンにひたれる町です。
最寄りの温泉
町内の公共温泉「ポンピラアクアリズイング(ぽんぴら温泉)」で、塩の濃い湯に入れます。泉質は塩化物強塩泉で、塩分を多く含む湯は保温性が高く、冷えの厳しい道北の体を芯から温めてくれます。日帰り入浴のほか宿泊もでき、プールや広い浴場を備えた滞在型の施設です。化石の見学や川辺の散策のあとに立ち寄れば、天塩川の一日をゆっくり締めくくれます。
まとめ
道の駅なかがわは、暖炉の炎と太古の化石が迎える、天塩川下流の休憩拠点です。ソフトクリームで一息つき、一億年前の海に思いをはせ、塩の湯で体を温める。稚内まであと一歩という道北北部で、旅の呼吸を整えられる道の駅です。