山口ICから国道376号を東へ約10分、仁保川の上流に広がる田園地帯に「道の駅 仁保の郷(にほのさと)」はあります。1999年に登録され、2000年に開設された道の駅で、地元農家が丁寧に育てた野菜や果物、菊の花が並ぶ朝市「いろどり市」を中心に、年間約80万人が訪れる山口市の人気スポット。仁保川の清流で育つ「かじか米」、地元の米で仕込んだ清酒、山口のソウルフード「チキンチキンごぼう」の弁当、大きさに驚く「雷豆腐」と、この土地ならではの品が揃います。2025年から2026年にかけて新しい食堂やスイーツ店、屋根付きテラスが加わり、リニューアルを進めています。
山口ICから10分、仁保の農家が出す朝市「いろどり市」が主役の道の駅。かじか米や雷豆腐、チキンチキンごぼう弁当などの名物と、湯田温泉と萩・津和野を結ぶ中間地点の立地が魅力です。
基本情報
| 所在地 | 山口県山口市仁保中郷1034 |
|---|---|
| 標高 | 約79m(仁保川沿い・国道376号) |
| 面する道路 | 国道376号 |
| 営業時間 | 8:30〜17:00(いろどり市 8:30〜16:00。店舗により異なる) |
| 定休日 | 水曜、12月31日〜1月2日 |
| 駐車場 | 普通車88台・大型5台 |
| RVパーク | なし |
| 温泉 | なし(併設なし) |
| その他 | いろどり市(朝市広場)、パン工房、菓子工房、食堂、スイーツ店、屋根付きテラス、子ども広場、ストリートピアノ |
| 電話 | 083-929-0480 |
| 公式サイト | 道の駅仁保の郷 |
アクセスと駐車場
中国自動車道の山口ICから国道376号を東へ約10分。山口市街からも20分ほどの近さで、湯田温泉と萩・津和野といった観光地の中間地点にあたります。国道376号は山口市と防府・徳地方面を結ぶ道で、萩へは県道を北上するルートの入口にもなります。
駐車場は普通車88台、大型5台。建物の前には広いウッドデッキが張り出し、テーブルと椅子が置かれた屋外スペースは休憩や食事にちょうどいい場所です。子ども向けの遊具のある公園があり、春は桜の花見スポットにもなります。館内には県内初のストリートピアノが置かれ、定期的に演奏会も開かれています。
直売所とグルメ
この駅の主役は朝市「いろどり市」。仁保の農家が採れたてを持ち込むので、並ぶものが毎日変わります。春はたけのこやわらび、ふきの山菜にらっきょうと梅、夏は仁保特産の桃とぶどう、秋は栗と柿。仁保は菊の栽培が盛んで、寒暖差のおかげで長持ちする菊の花も売場の名物です。
特産品では、仁保川の清流で育つ「かじか米」がリピーターの多い人気商品。地元の米で仕込んだ清酒「仁保の華」や、さつま芋の焼酎「城山」も並びます。大きさに驚く「雷豆腐」は豆腐の旨みが凝縮した一品。地元・秋川牧園の牛乳と卵で作る「にほぷりん」とアイスクリーム、仁保特産の里芋を使った蒸しパン「さとちゃん」は、この駅の限定品です。山口のソウルフード「チキンチキンごぼう」の弁当は人気商品のひとつで、パン工房や菓子工房のできたてと合わせて、車内で食べる昼食がここで揃います。
リニューアルで加わった店
2025年8月には、地元の米や野菜を生かしたメニューのレストラン「仁保のめぐみ食堂 饗 motenasu」がオープン。2026年2月には「にほの甘味 まんまる堂」と「ゆるりカフェ376」の2軒のスイーツ店が加わり、屋外には屋根付きのテラスが新設されました。地元のぶどうを使ったソフトクリームや手作りドリンクを、テラスで仁保の田園を眺めながら楽しめます。
車中泊メモ
この道の駅にRVパークは併設されていません。温泉の併設もなく、最寄りの日帰り湯は数km離れています(湯田温泉まで約20分)。
国道376号沿いの山里で、夜は静か。仁保川沿いの平地で標高は約79m、山口市街より少し冷えます。いろどり市は8:30に開くので、朝の買い出しに向いた駅です。
周辺スポット
仁保川では毎年4月上旬から5月上旬にかけて、約100匹の鯉のぼりが川の上を泳ぐ風景が見られます。仁保地区には大賀ハスで知られる源久寺、隕石の碑がある信行寺、一貫野の藤、平家の泉といった小さな名所が点在。作家・嘉村礒多の生家「帰郷庵」もあります。山口市街へ戻れば国宝の瑠璃光寺五重塔と湯田温泉まで約20分、北へ向かえば萩まで約1時間、東へ国道376号を進めば防府へ抜けます。
まとめ
農家の朝市と、かじか米や雷豆腐といった仁保の名物、そして新しい食堂とテラス。「道の駅 仁保の郷」は、山口ICから10分という近さで、山口市の山里の恵みをまとめて味わえる道の駅です。湯田温泉に泊まった翌朝、萩や津和野へ向かう前に立ち寄って、朝市で仁保の旬を仕入れていくのがおすすめです。