大坂の陣のあと、徳川幕府が大坂城を築き直したとき、小豆島では石垣の石が切り出されて船で運ばれました。この公園には、切り出されながら使われずに島に残った、約400年前の石が約40個並んでいます。
物産コーナーでは、低カロリーの健康食品「いぎす」が買え、喫茶・軽食コーナーもあります。5〜9月は竹の流しそうめんを1人1,500円(4人から・要予約)で味わえます。
基本情報
| 所在地 | 香川県小豆郡土庄町小海甲909-1 |
|---|---|
| 標高 | 3.0m |
| 面する道路 | 主要地方道 土庄内海線 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(資料館の入館は16:30まで) |
| 定休日 | 12月29日〜1月3日(売店・喫茶は不定休) |
| 駐車場 | 普通車17台・大型車3台・身障者用1台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 要確認(国交省の個別ページに表示あり・EVsmartに掲載なし) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=オリビアン小豆島(約3.2km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0879-65-2865 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(大坂城残石記念公園) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
島の北岸、小海の海沿いにあり、フェリーの着く土庄港から車で約9.5km。バスなら土庄の「オリーブタウン前」から福田港行きで約19分、「大坂城残石記念公園」で降りてすぐです。標高は約3mで、道の駅と「みなとオアシス」を兼ねています。
残石と資料館
残石は近くで見ると想像以上に大きく、石の向こうには海も見えます。資料館は入館無料で、石を切り出した作業場「石丁場」の写真や古文書、石を運んだ道具や石工の道具を展示し、当時の運び方を再現しています。公園一帯は、県の史跡「大坂城石垣石切とび越丁場跡および小海残石群」に指定されています。島の石の文化は、岡山県笠岡市と丸亀市、そしてこの島の2つの町にまたがる日本遺産「石の島」にもなり。島にはほかにも、福田や石場に大坂城の残石が残り、町の史跡になっています。
体験は石割りが1石800円、石に刻まれた模様を写し取る拓本が2種類の柄から選べて400円です。大きな石を修羅(そり)で引く体験もあり、いずれも予約制です。
車中泊メモ
駐車場は普通車17台、大型車3台と小さめです。売店と喫茶は不定休なので、食事は土庄の町で済ませておくと確実です。
南へ約13.9km、島の反対側の池田に道の駅 小豆島ふるさと村があります。
周辺スポット
西へ約3.1kmの屋形崎夕陽の丘は、島の北の端で瀬戸内海に向かって開けた展望台で、海の向こうに本州の岡山を望めます。屋形崎の夕日は「日本の夕陽百選」に選ばれ、道路の向かいに無料の駐車場とトイレがあります。南へ約8.3kmの銚子渓お猿の国は、山にすむサルの群れが餌の時間に集まる自然動物園で、山道を上った先の展望台からは島の北側を見渡せます。南西へ約9.6kmのエンジェルロードは、潮が引いたときだけ沖の島まで砂の道がつながる名所です。
同じ大坂城の石切り場としては、島の東の岩谷にある天狗岩丁場(約22.6km)が、公開されている中で島最大の規模です。天狗岩、南谷、豆腐石、亀崎、八人石の5つの丁場は、まとめて国の史跡に指定されています。巨大な石の上に小さな石が乗る天狗岩には、石を割るための矢穴が残り、遊歩道を30〜40分で回れます。土庄港の桟橋前には、『二十四の瞳』をテーマにした島の象徴「平和の群像」が立ち、宝生院の境内には樹齢1700年以上と推定される高さ約24mのシンパクの巨木があります。
最寄りの温泉
いちばん近い日帰り湯は、西へ約3.2kmのオリビアン小豆島の大浴場です。島では珍しいアルカリ性単純温泉(25.2℃)で、約30万年前に降った雨水が岩の層でろ過されて湧き出したとされる湯です。展望露天風呂から瀬戸内海が一望でき、大浴場も大きな窓から海と空を見渡せます。日帰りは大人1,200円、3歳〜小学生600円で、15時〜20時(最終入館)。タオルのセットは300円で借りられます。
まとめ
石の大きさを確かめたら、夕方は屋形崎で日の入りを待ち、オリビアンでひと風呂。島の北側を一筆書きで回れる組み合わせです。