年に400頭ほどしか出荷されず「幻の和牛」と呼ばれる神石牛。その産地にある駅で、産直には神石牛のほか朝どりの野菜や地酒が並びます。敷地には1893年に獣医たちが建てた牛の記念碑があり、2013年にここへ移されました。
直売所は朝7時30分に開き、182CAFEではコーヒー牛乳ソフトやゆずソーダも出します。子ども向けには、長さ42mのローラースライダーがある「わんぱくトマトガーデン」があります。
基本情報
| 所在地 | 広島県神石郡神石高原町坂瀬川5146-2 |
|---|---|
| 標高 | 約519m |
| 面する道路 | 国道182号(福山東ICから約22km) |
| 営業時間 | 特産品直売所 7:30〜18:00/182CAFE 9:00〜17:00/高原の風 8:00〜14:00 |
| 定休日 | 12月31日〜1月3日(高原の風は木曜も休み) |
| 駐車場 | 普通車110台・大型7台・身障者用6台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO・25kW)1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=神石高原温泉/約3.3km・単純弱放射能温泉) |
| 電話 | 0847-85-2550 |
| 公式サイト | 道の駅 さんわ182ステーション(全国道の駅連絡会) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと成り立ち
国道182号沿いにあり、山陽道の福山東ICから北へ約22km、中国道の東城ICからは南へ約30kmです。1994年8月4日に第6回で登録され、同じ月の14日に開きました。「さんわ」は、2004年に合併して神石高原町になる前の旧三和町の名です。
産直市場は2019年11月から、182CAFEは2020年3月1日から今の形になり、2024年に開駅30周年を迎えました。標高は約519mあります。
神石牛と産直
神石牛は町内で育つ黒毛和種です。1927年には大正天皇の大喪で、神石の牛「豊萬」号が天皇のひつぎを載せた車(御轜車)を引きました。1986年に「広島牛」のブランドにまとめられて名前が一度消えました。2015年3月に認証制度ができて復活し、2022年には来日したアメリカ大統領を迎える夕食会で、神石牛のフィレ肉のグリルが出されています。認証を受けるのは、去勢した牛か出産していない雌で、肉質が3等級以上のものです。
産直には、ほかに漬物やこんにゃく、はちみつ、ジャムが並びます。人気の野菜は早めに売り切れます。
高原の風と観光案内所
自然食レストラン「高原の風」は、2026年2月15日でいったん休み、3月19日に運営とメニューを新しくして再開しました。以前のバイキングではなく、今は季節ごとの定食が中心です。モーニングが8時〜11時、ランチが11時〜14時で、木曜が休みです。
観光案内所には広島カープのグッズが飾られ、帝釈峡への道順も教えてもらえます。レンタルキャンピングカーの貸し出しもしています。
車中泊メモ
敷地のやまびこローソンは2011年8月に開いた町内でただ一つのコンビニで、7時〜21時の営業のため夜中は閉まります。遅く着くなら、買い物は先に済ませておくと安心です。急速充電器は24時間使えます。
周辺スポット
約11.9kmの神石高原ティアガルテンは、標高約700mの仙養ヶ原にある高原の施設です。3月から12月下旬まで開き、入園は500円。陶芸やピザ、こんにゃくづくりの体験ができ、キャンプ場やドッグランもあります。
北の帝釈峡では、大正時代にできた神龍湖を遊覧船で約40分かけて巡れます(大人1,500円・3月24日〜1月5日の運航)。長さ90mの石灰岩の天然橋・雄橋や、大人250円で入れる鍾乳洞の白雲洞もあります。
国道182号を北へ約31.1km走ると、東城ICのそばの道の駅 遊YOUさろん東城です。
最寄りの温泉
約3.3kmの神石高原温泉は、旧井関小学校の敷地に2018年に開いた日帰り湯です。運営会社の表記では泉質は単純弱放射能温泉(分類は低張性アルカリ性冷鉱泉)で、源泉は平均14.8℃、pH10.0。大人900円、小学生以下500円で、10時〜21時(最終受付20時30分)、火曜が休み(祝日は営業)です。
火曜に入るなら、約10.6kmの光信寺の湯 ゆっくらへ。旧「湯っ蔵さんわ」で、露天を含む9種類の風呂とサウナがあり、宿泊もできます。大人1,000円、受付は9時〜21時で、定休日はありません。
まとめ
朝いちばんに野菜と神石牛を選び、3km先の湯で温まる。峡谷の遊覧船へ向かう前に寄っておきたい、高原の駅です。