浦臼町は、石狩川の西岸に沿って南北に細長く広がる、樺戸(かばと)地方の町です。道の駅つるぬまは、その名のとおり、鶴沼(つるぬま)公園に隣り合って立っています。国道275号を挟んだ向かいには天然温泉もあり、公園・温泉・道の駅が一か所に集まった、憩いの拠点になっています。標高は32メートルほどの平地で、のどかな田園と水辺の風景に囲まれています。札幌から日帰りで訪れる人も多く、水と緑を楽しみに立ち寄る駅として親しまれています。
鶴沼公園に隣り合い、向かいには天然温泉「うらうす温泉」がある、浦臼のワインの里の道の駅です。豆乳ソフトや浦臼ラーメンなど素朴な味も楽しめます。
基本情報
| 所在地 | 北海道樺戸郡浦臼町字キナウスナイ188 |
|---|---|
| 標高 | 32m |
| 面する道路 | 国道275号 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(5〜9月)/10:00〜17:00(10〜4月) |
| 定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始 |
| 駐車場 | 大型10台・普通車67台 |
| RVパーク | 併設なし |
| EV急速充電 | 記載なし |
| 温泉 | 隣接:うらうす温泉(カルシウム・ナトリウム–塩化物強塩泉) |
| 電話 | 0125-68-2626 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
浦臼町の中心部からやや南、国道275号沿いにあります。国道275号は札幌と北空知・留萌方面を結ぶ道で、石狩川に沿って走るのどかなルートです。すぐ隣が鶴沼公園で、駐車場からそのまま公園や温泉へ歩いていけます。札幌からは車でおよそ1時間半ほど、道の駅を拠点に水辺の散策や温泉を組み合わせて、ゆっくり過ごせる立地です。
直売所・グルメ
館内では、浦臼町の特産や手づくりの味が楽しめます。名物のひとつが、大豆から作る豆乳を使った「豆乳ソフトクリーム」で、さっぱりとした甘さが人気です。地元産の大豆を生かした豆腐や、そばの実の香り高い「ぼたんそば」、あっさりとした「浦臼ラーメン」など、素朴で滋味のある品が並びます。おやきやにんじんソフトなど、ここならではのメニューもあり、休憩がてらの食べ歩きが楽しめます。素朴ながら滋味のある味わいは、浦臼の風土をそのまま映したようです。
周辺スポット
道の駅に隣接する鶴沼公園は、三日月形の沼を中心にした水辺の公園です。散策路が整備され、季節の花々を眺めながらの散歩や、テニス、ボート遊びなどが楽しめます。キャンプ場やオートキャンプ場も備え、夏には湖畔でのアウトドアを目当てに多くの人が訪れます。その名のとおり、かつては鶴が飛来した地とされ、渡り鳥をはじめとする水辺の自然が今も豊かに残ります。
浦臼町は、実は日本でも有数のワインの里でもあります。町内には、北海道ワインが手がける「鶴沼ワイナリー」があり、丘陵地に日本最大級ともいわれる自社ぶどう畑が広がります。ドイツ系を中心とした欧州品種のぶどうが栽培され、北海道産ワインづくりの一大拠点となっています。収穫期の秋には、丘一面に色づくぶどう畑の風景が広がり、直売所ではここで生まれたワインを買い求めることもできます。
浦臼神社は、春にカタクリやエゾエンゴサクの花が一面に咲き、そこにエゾリスが姿を見せることで、写真好きに知られる隠れた名所です。石狩川沿いののどかな田園と、丘のぶどう畑、そして水辺の公園。浦臼ならではの景色が、この駅の周りに広がっています。
温泉
国道275号を挟んだ向かい、道の駅のすぐ隣に、うらうす温泉があります。泉質はカルシウム・ナトリウム–塩化物強塩泉(弱アルカリ性高張性低温泉)で、塩分濃度が非常に高いため、湯あたりを防ぐようあえて地下水で薄めて使っているほどの濃い湯です。塩分を多く含む湯は保温効果が高く、体が芯から温まります。男湯の窓からは鶴沼を望むことができ、水辺の景色を眺めながら湯に浸かれます。泉質のよさから、地元はもちろん遠方から通うファンも多い温泉です。道の駅で休み、公園を歩き、そのまま温泉へ、という流れが徒歩で完結するのが、この駅の大きな魅力です。
まとめ
つるぬまは、鶴沼公園と天然温泉に隣り合う、浦臼のワインの里の道の駅です。豆乳ソフトや浦臼ラーメンといった素朴な味、水辺の公園、そして濃厚な強塩泉の湯。散策と食事と入浴が徒歩圏でそろう、のんびり過ごすのにうってつけの駅です。ワインの里の風景を眺めながら、時間を忘れて過ごせる、石狩川沿いの静かな一軒です。