古代に宮廷の狩り場だった阿騎野(あきの)の名を、「阿騎野新鮮野菜直売所」に残す道の駅です。宇陀の吉野葛を使った菓子が売店に並び、休憩所ではブルーベリーのソフトクリームが名物になっています。
売店の豆の棚には黒大豆、小豆、青大豆が並びます。地元の黒大豆を使った黒豆パンは220円で、柿の葉寿司とともによく売れる品です。
基本情報
| 所在地 | 奈良県宇陀市大宇陀拾生714-1 |
|---|---|
| 標高 | 357m |
| 面する道路 | 国道166号・370号(交差点) |
| 営業時間 | 8:00〜18:00(野菜直売所 7:30〜17:00) |
| 定休日 | 年中無休(れすとらん甘羅は水曜休、野菜直売所は年末年始休) |
| 駐車場 | 普通車33台・大型車4台・身障者用1台(ほかに第2駐車場あり) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 最大240kW)1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=大宇陀温泉 あきののゆ(約1.0km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0745-83-0051 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(宇陀路大宇陀) |
2026年10月時点の情報です。
足湯と急速充電
無料の足湯があり、町を歩いたあとに足を休められます。レンタサイクルは1台1,000円から2,000円で、水曜が休みです。
急速充電器はCHAdeMOで、車が対応していれば最大240kW。テスラ用のNACSのケーブルも付いていますが、二つ同時には使えません。料金は1kWhあたり44円で、QRコードを読み込んでクレジットカードで払い、90%で止まります。充電が終わって3分たっても精算しないと、1分ごとに100円が加わります。
宇陀の名産と甘羅
展示販売所には吉野葛、醤油、黒門最中、奈良漬、陶器、筆。ブルーベリーは葛餅(2個780円)やプリンにもなっています。「れすとらん甘羅」は宇陀牛の料理を出す店で、宇陀牛うどんは1,100円です。
大宇陀温泉 あきののゆ
道の駅から約1.0kmの大宇陀温泉 あきののゆは、pH9.56のアルカリ性単純温泉です。源泉は31.4℃で、毎分180Lが湧いています。地元の薬草、大和当帰(やまととうき)を入れた薬草風呂もあります。
料金は平日750円、土日祝800円で、10時から21時(受付20時30分)まで。第3木曜が休みで、祝日に当たれば開いています。
周辺スポット
道の駅から1kmほどの宇陀松山は、城下町から商家町へと移り変わった町で、かつては「宇陀千軒」とも呼ばれました。通りの両側を水路が流れ、約17haが2006年7月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。
町並みの中、道の駅から約0.5kmの森野旧薬園は、享保14年(1729年)に森野藤助(もりのとうすけ)が開いた薬草園で、国の史跡です。藤助は徳川吉宗の薬草の政策に協力し、江戸の小石川から苗を分けてもらって植えました。いまも約250種が育ち、入園は500円。同じ敷地の森野吉野葛本舗は16世紀半ばに吉野で始まり、17世紀初めに大宇陀へ移った葛の店で、吉野本葛は180gで1,050円からです。
観光協会は、町並みと薬園へ行く人に道の駅の第2駐車場を案内しています。
又兵衛桜・万葉の丘・阿紀神社
本郷の又兵衛桜(約3.5km)は、樹齢約300年といわれる高さ約13mのしだれ桜です。戦国時代の武将、後藤又兵衛の屋敷跡と伝わる所に立ち、3月下旬から4月上旬が見ごろ。この時期は近くの民間の駐車場(500円ほど)が開きます。
かぎろひの丘万葉公園には、持統6年(692年)に軽皇子(かるのみこ)がこの阿騎野で狩りをしたときの柿本人麻呂の歌「東の野に炎(かぎろひ)の立つ見えて かへり見すれば月傾きぬ」の碑が立ちます。丘では毎年、旧暦の11月17日に「かぎろひを観る会」が開かれます。
阿紀神社(あきじんじゃ)は、天照大神を伊勢にまつる前に一時まつったと伝わる「元伊勢」の一つとされる社です。境内の能舞台では、平成7年から毎年「あきの蛍能」が演じられています。
車中泊メモ
名阪国道の針(はり)ICから国道369号と370号を通って30分ほど、近鉄の榛原(はいばら)駅からは車で15分ほどです。休日の昼どきは観光バスも入って混みますが、夜も駐車できます。
コンビニはローソン 大宇陀かぎろひ店(約1.9km)、給油は岡野石油 阿騎野SS(約1.5km)が近くです。明日香村の道の駅 飛鳥までは約21km。
まとめ
又兵衛桜の咲く3月下旬から4月上旬は、宇陀松山の町並みと桜をまとめて回れる時期です。