若狭の小浜と京都を結んだ鯖街道の、ちょうど中ほどにある道の駅です。「新本陣」の名は、鎌倉時代から明治維新まで朽木を治めた朽木氏の城館の中心、「朽木本陣」の役割をいまの形でよみがえらせる、という考えからきています。
3月から11月の毎週日曜と祝日は、朝8時から正午まで朝市が開かれ、地元の野菜や加工品が並びます。品物がなくなったところで終わります。
基本情報
| 所在地 | 滋賀県高島市朽木市場777 |
|---|---|
| 標高 | 173m |
| 面する道路 | 国道367号 |
| 営業時間 | 特産品販売所 8:30〜17:00、お食事処さと 11:00〜14:00 |
| 定休日 | 火曜(お食事処は祝日なら翌日)・年末年始 |
| 駐車場 | 普通車93台(身障者用を含む)・大型車3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 50kW)・24時間 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=くつき温泉てんくう(約2.8km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0740-38-2398 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(くつき新本陣) |
2026年10月時点の情報です。
お食事処「さと」と特産品販売所
道の駅は1987年に開き、1999年秋に隣へ鯖街道交流館が加わりました。お食事処「さと」はその交流館の中で、開くのは昼の11時から14時まで(天候や仕入れで変わることがあります)。2026年度から、それまでのバイキングをやめて定食に切り替えています。
塩サバやとんかつ、からあげの定食はどれも1,200円で、エビフライカレーやカツカレーも同じ値段。にしんそばは900円、きつねうどんは800円です。土日祝は、鯖ずしにうどんかそば、季節の天ぷらとデザートが付く鯖ずしセット(1,500円)を先着10食出しています。
特産品販売所の看板の一つが栃餅で、5個入りが650〜700円。冷凍できる真空パックもあります。鯖ずしと並ぶ鯖のなれずしは、塩鯖に飯を詰め、山椒と塩で桶に漬けたもの。湖の魚の佃煮(鮎・もろこ・わかさぎ・ごり)も置いていて、週末は果物の大福が早いうちに売り切れます。
アクセスと立地
国道367号に面し、京都市内からは大原を通って約1時間20分、小浜からは約50分です。鯖街道にはいくつかの道筋がありますが、小浜から熊川宿、朽木を通って京都の出町(いまの出町柳のあたり)へ出るこの道がよく使われ、ふつう「鯖街道」といえばここを指します。
全国で最初に道の駅が登録された1993年4月の第1回に名を連ねた駅です。舞鶴若狭自動車道の若狭上中ICまでは約27km、福井県の道の駅 若狭熊川宿までは約15kmです。
周辺スポット
道の駅のある朽木市場は、鎌倉時代から朽木氏の拠点の町として続いてきた所で、街道が直角に曲がる町並みが残ります。鯖街道の宿場町として知られていますが、公の宿駅が置かれた記録ははっきりしていません。
その朽木氏が江戸時代に旗本として構えた陣屋の跡が、約2.5kmの朽木陣屋跡です。1983年の発掘で礎石の建物の跡が見つかり、約2.6haが県の史跡になっています。
興聖寺(こうしょうじ)へは車で3分ほど。1243年に道元の勧めで佐々木信綱が建てた寺で、本尊の木造釈迦如来坐像は国の重要文化財です。境内の旧秀隣寺(しゅうりんじ)庭園は、1528年に室町幕府の将軍・足利義晴が身を寄せたといわれる地にある庭で、1935年に国の名勝になりました。寺の拝観料は500円です。
車中泊メモ
広い駐車場には、週末になるとバイクや自転車、古い車の仲間が集まってきます。冬は雪が多く、除雪で積まれた雪の山が駐車場に残ることもあるので、スタッドレスタイヤは欠かせません。
コンビニは朽木市場の中にローソンが1軒。町のガソリンスタンドは夜には閉まり、24時間のセルフは安曇川か今津まで出ないとありません。テントで過ごすなら、近くの安曇川沿いに朽木オートキャンプ場があります。
最寄りの温泉
グリーンパーク想い出の森の中のくつき温泉てんくうは、道の駅から約2.8km。宿泊棟やプールもある施設で、湯は泉温26.2℃のアルカリ性単純温泉です。加水はせず、温めてろ過しながら使っています。大人850円で、10時から21時(最終受付20時30分)。10〜3月は毎週火曜、4〜7月は第2火曜が休みです。
火曜は道の駅の店も休みで、てんくうも閉まる日が多くなります。その日は約17km東の宝船温泉 湯元ことぶきへ。湧いたときの温度が低い冷鉱泉を沸かした湯で、休みは月曜です。
まとめ
店が開くのは昼の短い時間です。日曜に来るなら、朝のうちに朝市をのぞき、昼は定食にして、午後は興聖寺の庭へ回ります。