江戸時代の初めの儒学者で、亡くなったあと「近江聖人」とたたえられた中江藤樹(1608〜1648年)のふるさとにある道の駅です。号の「藤樹」は、屋敷に生えていたフジの老木からとったものです。
約150の地元の出品者が野菜や加工品を出す「みちくさ市場」が中心の道の駅です。館内にローソンが入っていて、24時間・年中無休で開いています。
基本情報
| 所在地 | 滋賀県高島市安曇川町青柳(あおやぎ)1162-1 |
|---|---|
| 標高 | 89m |
| 面する道路 | 国道161号 |
| 営業時間 | みちくさ市場 9:00〜18:00、安曇川キッチン 9:00〜15:00、安曇川グリル 11:00〜18:00(LO17:30) |
| 定休日 | 毎月第2水曜(4・8・11月は無休)・1月1日 |
| 駐車場 | 普通車97台・大型車15台・身障者用3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=宝船温泉 湯元ことぶき(約3.0km・メタケイ酸含有冷鉱泉) |
| 電話 | 0740-32-8460 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(藤樹の里あどがわ) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
国道161号に面し、JR湖西線の安曇川駅からも歩いて10分ほど。町の名の安曇川(あどがわ)は、町を流れる川の名からきています。2005年8月に登録され、2006年6月16日に県内で14番目の道の駅として開き、2026年で20年になりました。
鯖街道の道の駅 くつき新本陣へは、安曇川をさかのぼって約15.6kmです。
みちくさ市場とアドベリー
アドベリーは、ボイセンベリーという木いちごに付けた安曇川での呼び名です。この道の駅ができるのに合わせて「地元の特産品をつくろう」と栽培が始まりました。実は1粒10gほどのえび茶色で、摘むのは6月中旬から7月上旬。生の実は6月末ごろまで150g700円で並び、ほかの時期はアドベリーを使った洋菓子などが売り場に出ています。
ほかに鮒寿司(ふなずし)や焼き鯖寿司、川魚の佃煮、丁稚羊羹(でっちようかん)、栃餅。野菜や肉の棚は午後になると品数が減るので、買い物は早い時間に。
高島は扇子の骨の産地で、全国の約9割をつくり、300年以上の歴史があります。売り場では扇子の絵付け体験(予約制)を受け付けていて、絵を描いた扇子は職人が仕立てて後日送ってくれます。
安曇川キッチンと安曇川グリル
安曇川キッチンの看板は十割蕎麦(880円)。朝は10時45分まで朝ごはんを出していて、卵かけごはんは750円です。昼の定食では、塩麹に漬けた鯖を焼く定食が1,580円。アドベリーのフロートやジュースは650円です。
安曇川グリルの名物は炭火で焼くハンバーグで、昼どきは席を待つこともあります。
周辺スポット
中江藤樹・たかしまミュージアムは、道の駅から300mほど。近江聖人中江藤樹記念館を改修して名前を改め、2025年6月1日に開きました。一般300円、9時から16時30分で、月曜休館(祝日なら翌平日)。2026年12月27日まではテーマ展示「高島の戦国時代」を開いています。
その先の藤樹書院跡(約0.75km)は、1648年にできた藤樹の書院の跡で、いま建つ書院は1882年(明治15年)に建て直されたもの。1922年に国の史跡になりました。
湖岸を南へ約6.5kmの白鬚(しらひげ)神社は、湖の中に朱の大鳥居が立つ社です。今の社殿は豊臣秀吉の遺言を受けて秀頼が建てたもので、造営の奉行は片桐且元(かつもと)。鳥居を見ようと国道161号を歩いて渡るのは禁じられています。
道の駅から約1.9kmの近江白浜は、白い砂と松の浜が約1km続く湖岸で、駐車場は800台です。
車中泊メモ
駐車場は区画が広く、大きな車でも停めやすいつくりです。EVの充電器は道の駅になく、約1.2kmの滋賀日産 安曇川店に24時間使える急速充電器があります。
最寄りの温泉
宝船温泉 湯元ことぶきは、道の駅から約3.0kmの湯宿で、日帰り入浴も受け付けています。湯はメタケイ酸を含む冷鉱泉。冷鉱泉とは湧き出たときの温度が低い湯のことで、ここでは沸かして使っています。日帰り入浴は9時から20時(受付19時30分まで)、大人700円で、月曜が休みです。
月曜に湯へ入りたい日は、西へ約15.1km、朽木のくつき温泉てんくう(アルカリ性単純温泉)まで足を延ばします。てんくうの休みは火曜です。