「火畑(ひばた)そば」が看板の道の駅です。標高1,000mを超える畑を春に野焼きしてそばを育て、収穫の前に霜に当てるので、粒は小さいものの、香りと風味の濃いそばになります。食堂では手打ちのかけそばで出しています。
夏の名物は、平均糖度17度の「タカネコーン」。8月上旬から9月下旬ごろまでの販売で、予約や取り置き、発送はしていません。人気が高く、昼過ぎには売り切れることもあります。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県高山市高根町中洞767-4 |
|---|---|
| 標高 | 876m |
| 面する道路 | 国道361号 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(食堂 11:00〜14:00) |
| 定休日 | 火曜(祝日は営業)・年末年始 |
| 駐車場 | 普通車48台(うち身障者用2台)・大型車5台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速 1基 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=塩沢温泉 七峰館(約7.8km・含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉) |
| 電話 | 0577-59-6020 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(飛騨たかね工房) |
2026年10月時点の情報です。
赤れんがの建物と高根の品
駅は2001年、旧高根村の中洞(なかぼら)地区に開きました。工房を思わせる赤れんが造りの建物で、売店には高根の特産の漬物「すな(酸菜)」や、紅大豆・白小豆・黒小豆といった豆が並びます。
アクセスと車中泊メモ
国道361号に面し、中部縦貫道の高山ICからは約33.1km。この道は東へ長峰峠を越えて長野県の木曽へ通じ、伊那から権兵衛トンネルで木曽へ抜け、飛騨へ入るときもこの道を通ります。旧高根村は北に乗鞍岳、南に御嶽山を望む土地です。
トイレのきれいさに定評があり、夜も使えます。24時間のローソンは久々野町にあり、約21km。高根町にはガソリンスタンドがなく、給油できるのは約11km西の朝日町浅井のスタンドです(7時から19時、日曜は8時30分から16時30分)。
国道361号を西へ約10.6kmで道の駅 ひだ朝日村、約27.8kmで道の駅 飛騨街道 なぎさです。
野麦峠と高根の村
駅から約28.1kmの野麦峠は標高1,672m、飛騨と信濃の国境の峠です。明治から大正にかけて、飛騨の少女たちがこの峠を越えて長野県岡谷の製糸工場へ働きに出ました。峠の名は、群生するクマザサがおよそ10年に一度、麦に似た実をつけることから「野麦」と呼ばれたという説があります。
頂上の「お助け小屋」は、天保12年(1841年)に設けられたとされる避難小屋がもとで、1970年に野麦集落の古民家を移し、峠茶屋として再び開きました。小屋では野麦そばや山菜料理を出し、営業は5月から11月上旬の9時から15時まで。峠の紅葉は例年10月上旬から中旬が見ごろで、峠道も例年11月中旬から4月下旬までは通れません。小屋が冬に休むあいだは、峠のステッカーなど小屋の品の一部をたかね工房で売っています。
周辺スポット
約15.0kmの日和田にある一位森(いちいもり)八幡神社は、1181年に木曾義仲が八幡大神を迎えてまつったと社伝に伝わる神社です。境内の森は国の天然記念物で、木の多くがイチイというほぼ自然のままの林。いちばん大きなイチイは幹回り2.85m、高さ20m、樹齢500〜600年と推定されています。持つと一番になれるといわれる「一位のお守り」は、道の駅でも買えます。
約9.6kmの高根乗鞍湖は、高根第一ダムがせき止めた湖で、国道361号沿いの紅葉の名所です。日和田高原では5月から10月の毎月第3日曜に、旧鎌倉街道沿いの石仏をガイドとめぐる約2時間の催しがあり、参加は1人1,500円で5人以上から。高原の千町牧場からは御嶽山も望めます。
最寄りの温泉
国道361号を東へ約7.8km、標高約1,000mの塩沢温泉 七峰館は、塩沢温泉にただ一軒の宿です。重曹を多く含む「美肌の湯」と案内される炭酸のお湯を、温めてろ過し、男女それぞれの内湯で使っています。
日帰り入浴は10時から18時(最終入湯17時30分)で、水曜が休み。2026年6月1日から大人700円になりました。南の濁河温泉までは約35.2kmで、途中の県道御岳山朝日線は冬のあいだ閉まります。