安倍晴明の子孫で陰陽道を受け継いだ土御門(つちみかど)家が、応仁の乱のあと戦乱の続く京を離れて移り住んだ名田庄(なたしょう)の道の駅です。一族の墓所や陰陽道の社が、いまも歩いて行ける所に残っています。
そば処「よってっ亭」のおろし・かけ・ざるは各700円、にしんそばは900円です。どのそばも、350円足せば小鉢のつくセットにできます。
基本情報
| 所在地 | 福井県大飯郡おおい町名田庄納田終109-4-1 |
|---|---|
| 標高 | 154m |
| 面する道路 | 国道162号 |
| 営業時間 | 3〜11月 9:00〜18:00、12〜2月 9:00〜17:00(そば処よってっ亭は10:00〜15:00、土日祝は16:00まで) |
| 定休日 | 水曜 |
| 駐車場 | 普通車37台(うち身障者用3台)・大型車3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 確認できず |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=あみーシャン大飯(約21.7km・ナトリウム-塩化物冷鉱泉) |
| 電話 | 0770-67-2255 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(名田庄) |
2026年11月時点の情報です。
アクセスと立地
京都府の美山と小浜を結ぶ国道162号沿いで、舞鶴若狭道の小浜ICからは約26kmです。南へ堀越峠を越えて約22.2km走ると、京都府の道の駅 美山ふれあい広場に出ます。北の海沿いへ約24.4km下れば道の駅 うみんぴあ大飯、約26kmで道の駅 若狭おばまです。JR小浜駅からは路線バス「流星」が通い、隣の町営ホテルの前にある「流星館前」で降りればすぐです。
陰陽道の里、納田終
土御門家と若狭のつながりは南北朝時代にさかのぼります。陰陽道で寿命や福を祈る泰山府君祭(たいざんふくんさい)の費用にあてるため、この地が一族に与えられました。1488年には土御門有宣が京を離れて名田庄の納田終(のたおい)に下り、江戸時代までのおよそ300年、ここは一族の拠点のひとつになりました。1600年に久脩が天皇の命で京へ戻ったあとも、墓所と社はこの地で守られています。
道の駅から歩いて1分ほどの「おおい町暦会館」では、土御門家と名田庄の歴史、中世の天文観測の記録や古い暦を見られます。入館は16時まで、高校生以上200円で、水曜が休みです。
近くの天社土御門神道本庁は、土御門家の陰陽道を今に伝える本庁で、晴明の没後850年にあたる1855年に再建された天社宮(てんしゃぐう)があります。東西南北を守る四神を表す4色の鳥居に囲まれた「天壇」は見学できます。土御門家の墓所も納田終にあり、1957年に福井県の文化財になりました。
物産館と名田庄漬
よってっ亭には、月見そば750円から天ぷらそば900円、肉そば950円、スタミナそば1,200円まで並びます。ソフトクリームはバニラが400円、抹茶や梅、きなこが450円です。
物産館の棚には、自然薯を練り込んだ半生と乾麺のそばやうどん、自然薯クッキー、そばクッキーが並びます。「永平寺御用達」をうたう名田庄漬は、しば漬や赤しそ大根、干し大根など種類が豊富です。きのこを使ったカレーも置いています。
車中泊メモ
駐車場は小ぶりで、隣に芝生の公園があります。給油できるのは約11.5km離れたJA福井県の名田庄SSで、7時30分から18時30分まで。夜遅くに着く場合は、小浜の市街で買い物を済ませてから来てください。
周辺スポット:野鹿の滝、加茂神社、頭巾山
車で約20分の野鹿の滝(のかのたき)は、落差約30mで若狭でいちばん大きな滝です。白い鹿に姿を変えた薬師如来の伝説が残り、10台ほどの駐車場があって、いつでも無料で見られます。
納田終の加茂神社は、1348年に京の神を分けて迎えたと伝わる社で、本殿は1672年に大きく造り替えられました。1617年に再建された納田終薬師堂は、2002年に福井県の文化財になっています。京都府との境にある頭巾山(ときんざん・871m)は、山頂に古い神社が祀られている山です。
最寄りの温泉
名田庄は山あいにあり、温泉は海沿いにあります。いちばん近いのは約21.7km先、おおい町本郷のあみーシャン大飯で、泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉、町外の人は400円です。休みは火曜なので、道の駅が休む水曜にも入れます。