白山のふもと、大白川の源泉から引いた温泉に、隣の「大白川温泉 しらみずの湯」で入れます。源泉では90℃を超えるお湯を、寝湯を除いて源泉かけ流しで使い、「子宝の湯」とも呼ばれています。
建物の前には無料の足湯があり、冬を除いて24時間入れます。4〜11月に開く軽食コーナーでは、五平餅やみたらしだんご、飛騨牛コロッケ、郷土の汁物「すったて汁」を出しています。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県大野郡白川村平瀬高ダイ516-62 |
|---|---|
| 標高 | 626m |
| 面する道路 | 国道156号 |
| 営業時間 | インフォメーション・休憩処 9:00〜17:00・売店と軽食 11:00〜14:00(4〜11月) |
| 定休日 | インフォメーション・休憩処は無休/売店と軽食は火・水曜(しらみずの湯は水曜と第2・第4火曜) |
| 駐車場 | 普通車36台・大型車3台・身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速あり・24時間 |
| 温泉 | 隣接=大白川温泉 しらみずの湯(含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉・大人900円・11:00〜20:00) |
| 電話 | 05769-5-2230 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(飛騨白山) |
2026年10月時点の情報です。
大白川温泉 しらみずの湯
大白川温泉 しらみずの湯のお湯は、白山国立公園の大白川にある2号泉と3号泉を交互に使っています。毎分600〜800リットル湧く源泉は90℃以上あり、14kmの管を下ってきて約60℃でここに届きます。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉で、無色透明。少し塩気があり、かすかに硫黄のにおいがします。
露天風呂と内湯、寝湯のほか、男湯には檜(ひのき)の湯、女湯には泡風呂があります。タオルは200円で買え、バスタオルも200円で借りられます。いちばん混むのは16時から17時です。館内には約20畳の休憩室を兼ねたお食事処「もうれ」があり、麺類や丼物を出しています。
しらみずの湯が休む水曜と第2・第4火曜は、北の荻町にある白川郷の湯か、南の荘川にある桜香の湯に入れます。
アクセスと車中泊メモ
国道156号を、白川郷ICから南へ約12.6km、荘川ICから北へ約23.8km。平瀬(ひらせ)の集落の中にあり、急速充電器は24時間使えます。
いちばん近いコンビニは北の鳩谷にあり、ここから13kmほど。給油は南の御母衣(みぼろ)にある給油所が約3kmです。
国道156号を北へ約14.6kmで道の駅 白川郷、南へ約22.2kmで道の駅 桜の郷 荘川です。
平瀬の合掌家屋と帰雲城
道の駅から南へ車で3分ほどの旧遠山家(とおやまけ)民俗館は、1850年ごろに建った合掌造りで、1967年まで人が住んでいました。最も多いときは48人の大家族が暮らした家で、国の重要文化財です。荻町の家々と同じく、床下で焔硝(えんしょう)をつくり、屋根裏で蚕を飼っていました。1935年にはドイツの建築家ブルーノ・タウトが訪れ、合掌造りの合理的なつくりを高く評価しています。
1586年1月の天正地震では、この谷が大きな被害を受けました。この地を治めた内ケ島氏の帰雲城(かえりくもじょう)は、城下ごと山崩れに埋まり、一族は領民とともに滅んだと伝わります。城があったのは、国道156号を北へ向かう途中の保木脇です。
周辺スポット
南へ約5.2kmの御母衣ダムには、出力21万5千kWの発電所があります。ダムの脇の御母衣電力館は入館無料で、ダムができるまでの歩みを紹介しています(9時〜16時40分・水曜休み・冬は閉館)。
西の山あいの大白川へ向かう県道白山公園線は、例年10月下旬から6月上旬まで雪で閉ざされます。道が開いている時期なら、約15.3km先に1963年にできた大白川ダムの白水湖があり(ダムの工事中には中世の銅の手鏡が見つかっています)、そのすぐ下には落差72m、幅8mの白水の滝がかかります。およそ2,200年前の白山の噴火で流れた溶岩の崖を落ちる滝で、8世紀ごろから修行の僧に知られ、中世には白山信仰の聖域との境とされました。合掌集落が知られる前は、この村でいちばんの名所でした。滝の駐車場は無料で、観瀑台まで歩いて5分です。
標高2,702mの白山は日本三大霊峰のひとつで、最後に噴火したのは1659年。大白川ダムから大倉山を越える平瀬道で、山頂まで約4時間です。