駅名の「三石」は「さんごく」と読みます。隣の満光寺が徳川家康から与えられた寺領三石(米三石分の領地)にちなむ名で、寺は1,100年以上前に開かれたと伝わる奥三河七観音霊場の5番札所です。
売店には、梅うどんや梅飴、梅干し、赤しそ漬けといった梅の土産が並びます。1993年4月、全国で初めて道の駅が登録されたときの1駅で、浜松や信州方面へ向かうライダーの休憩所にもなっています。
基本情報
| 所在地 | 愛知県新城市下吉田字田中106-1 |
|---|---|
| 標高 | 123m |
| 面する道路 | 国道257号 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 木曜(祝日は営業)・年末年始(12月28日〜1月1日) |
| 駐車場 | 普通車26台(身障者用1台を含む)・大型車2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 確認できず(急速の最寄りは約11.6kmのもっくる新城) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=鳳来ゆ~ゆ~ありいな(約13.2km・ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉) |
| 電話 | 0536-34-0139 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(鳳来三河三石) |
2026年10月時点の情報です。
隣の満光寺と家康の逸話
青龍山満光寺は、860年(貞観2年)に円仁が開いたと伝わる寺です。はじめは天台宗で、焼けたあと曹洞宗の寺として建て直されました。本尊は十一面観音です。
武田軍から逃れる家康がこの寺に泊まり、鶏の声に助けられたという逸話があり、家康はその恩に報いて寺領三石の黒印状を与えたとされます。寺ではいまも「小国(しょうこく)」と呼ばれる鶏を飼っています。戦国時代には、住職の玄賀和尚が野田城主の菅沼定盈(さだみつ)を通じて、遠江(とおとうみ)の井伊谷(いいのや)三人衆を徳川方へ引き入れました。
書院の北庭と庫裡の東庭からなる庭園は、心字池や大滝・小滝、中腹の三尊石を配した鶴亀蓬莱式の池泉鑑賞式庭園で、県の名勝です。江戸中期の楼門は市の文化財。拝観はお志(100円ほど)です。庭園を見られる日は限られるので、寺(0536-34-0116)に電話で確かめると確実です。
アクセスと車中泊メモ
国道257号に面し、新東名の浜松いなさICから国道257号を北西へ約7kmです。天竜奥三河国定公園の玄関口にあたり、紅葉の11月ごろは駐車場が混みます。
約0.8km先にファミリーマート新城山吉田店(24時間)があります。給油は長篠のJセルフ長篠SS(約8.9km・7時〜20時)が近く、新城市内には24時間のスタンドがありません。
西へ約11.6kmで道の駅 もっくる新城、北へ約24.3kmで道の駅 したらです。
梅の麺と三石定食
食事処の名物は、梅を使った梅とろろうどん・梅とろろそばです。三石定食は地元の野菜の天ぷらがつく定食で、麺と五平餅、デザートまでそろいます。時期によっては天ぷらを出さない日もあります。
クルミだれをたっぷり塗った三石五平餅もあり、季節限定・土日だけの「三石うどん」は、煮味噌をかけて出します。
周辺スポット
約11.9kmの鳳来寺山自然科学博物館では、フクロウの仲間のコノハズクを、鳴き声とあわせて紹介しています(大人300円・火曜休み)。
鳳来寺山(約18.1km)は標高695mの山で、国の名勝・天然記念物です。約1,300年前に利修(りしゅう)仙人が開いたと伝わる鳳来寺へは、1,425段の石段が続きます。有料道路の鳳来寺山パークウェイの駐車場は普通車550円(紅葉の11月などは1,100円)。
山の中腹の鳳来山東照宮は、家康の母の於大の方(おだいのかた)が鳳来寺に祈って家康を授かったという言い伝えから、3代将軍家光の命で1651年に建てられました。本殿など6棟が国の重要文化財です。
約20.0kmの阿寺(あてら)の七滝は、7段で合わせて62mを落ちる滝で、日本の滝百選のひとつ。国の名勝と天然記念物にも指定されています。駐車場(普通車300円)から歩いて15分ほどです。
最寄りの温泉
湯谷(ゆや)温泉の宿は日帰り入浴を休んでいたり、食事付きだけだったりするため、入浴だけなら約13.2kmの鳳来ゆ~ゆ~ありいなが使いやすい施設です。市の施設で、湯谷温泉の源泉を使っていて、泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(中性・低張性)。入浴だけなら大人620円で、火曜が休みです。
湯谷温泉は、鳳来寺を開いた利修仙人が源泉「鳳液泉」を見つけたと伝わる、開湯1,300年ほどの温泉です。