2005年に合併して吉賀町になる前の「柿木村」の名を持つ道の駅です。旧柿木村は40年以上、有機農業に村ぐるみで取り組んできた土地で、売り場には農薬を控えて育てた米や野菜、手づくりの加工品が並びます。
柿色のにごり湯で知られる「かきのき温泉 はとのゆ」までは約1km。食堂ではスパイスカレーが食べられ、持ち帰り用のレトルトも買えます。
基本情報
| 所在地 | 島根県鹿足郡吉賀町柿木村柿木500-1 |
|---|---|
| 標高 | 約181m |
| 面する道路 | 国道187号(中国道 六日市ICから約20分) |
| 営業時間 | 売店9:00〜17:30、食堂「ごはん屋かきのき村」11:00〜15:00(LO14:30) |
| 定休日 | 毎月第3火曜(食堂は毎週木曜も休み) |
| 駐車場 | 普通車24台・大型車8台・身障者用3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | CHAdeMO 20kW×1基(24時間) |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=かきのき温泉 はとのゆ/約0.95km・含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素温泉) |
| 電話 | 0856-79-8024 |
| 公式サイト | 全国「道の駅」連絡会(かきのきむら) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと駐車場
国道187号に面し、中国道の六日市ICからは北へ約20分。道の駅の登録は1996年8月(第11回)で、翌1997年4月1日に開きました。
駐車場は普通車24台・大型車8台・身障者用3台で、台数は多くありませんが、1台ごとの区画はゆったりしています。
有機農業の里・柿木
柿木の有機農業は、1973年の石油危機のあと、自分たちの食べる物をまず自分たちでつくろうとしたところから始まりました。中心になったのは福原圧史さんで、1980年10月には山口県岩国市の消費者グループとの交流をきっかけに「柿木村有機農業研究会」が生まれています。
1991年には村の総合振興計画に「健康と有機農業の里づくり」が入り、村ぐるみの取り組みになりました。今の吉賀町は、「30数年以上の歴史を持つ旧柿木村の有機農業」を町の特色に挙げています。
直売所と食堂
売店には、農薬を控え、化学合成の肥料を使わずに育てた米や野菜、加工品が並びます。よく売れるのは大井谷の棚田でとれたコシヒカリ、添加物を使わない手づくり味噌、原木で育てた干し椎茸です。
食堂は「ごはん屋かきのき村」で、かきのきむらスパイスカレーが1,200円(2024年時点)。食堂は毎週木曜が休みなので、週の半ばに寄るときは気をつけてください。
車中泊メモ
EV充電器はCHAdeMOの20kW機が1基で、24時間使えます(1回30分・硬貨払い)。トイレはきれいに保たれています。
温泉つきの道の駅に泊まるなら、南へ約17.6kmの道の駅 むいかいち温泉、西へ約18.9kmの道の駅 津和野温泉なごみの里があります。シャワーでよければ、北へ約21.4kmの道の駅 シルクウェイにちはらにシャワー室があります。
周辺スポット
約5.6kmの大井谷の棚田は、日本の棚田百選に選ばれ、2022年2月14日には「つなぐ棚田遺産」にもなりました。約600年前に大内氏に仕えた三浦一族がこの地に入り、室町の末から江戸にかけて築いたとされ、約10haに石積みの田が630枚あります。見学は無料で、展望台と10台分の駐車場があります。
約3.8kmの木部谷温泉には、1970年に温泉を掘った際に現れた間欠泉があります。地下にたまる炭酸ガスの力で、約25分おきに高さ約2mまで湯が噴き上がります。
最寄りの温泉
いちばん近いのは、約0.95km(車で2分ほど)のかきのき温泉 はとのゆです。含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素温泉のかけ流しで、鉄分と炭酸のため空気に触れると柿色に濁ります。中学生以上650円、小学生250円。4〜11月は11時〜20時、12〜3月は11時〜19時で、水曜休みです。
間欠泉のそばの木部谷温泉 松乃湯は、約3年休んだあと2025年1月ごろから週末を中心に日帰り入浴を受け付けています。含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉で、大人600円、10時〜16時。営業日はInstagramで知らせています。
まとめ
棚田で石積みの田を眺め、その米と味噌を買って、柿色の湯で温まる。半日あれば回れる距離に、この土地の暮らしがまとまっています。