道の駅 江差|日本一小さい道の駅と歴史の港町【北海道・江差】

江差の地名はアイヌ語に由来し、「岬」や「昆布」を指す言葉など諸説ありますが、町ははっきりしないとしています。ニシンと北前船で栄えた港町の南の入口、国道227号沿いに建つ道の駅「江差」は、町が「日本一小さい道の駅」を名乗る休憩所です。

この道の駅のポイント

敷地内の「繁次郎番屋」は素泊まりの簡易宿泊所で、1棟2名まで6,600円(3人目から1人2,200円)。キッチンとユニットバス付きで、4〜11月に営業し、予約は泊まる月の3か月前から受け付けています。

基本情報

所在地北海道檜山郡江差町字尾山町1
標高約7m
面する道路国道227号
営業時間4〜11月 9:00〜17:00/12〜3月 10:00〜16:00
定休日11〜3月の月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/31〜1/5)
駐車場普通車20台・大型6台
RVパーク併設なし
EV充電要確認(全国道の駅連絡会は「あり」、北の道の駅は記載なし)
温泉併設なし/最寄り:繁次郎温泉(約0.5km・平日は17時から)、江差町ぬくもり温泉保養センター(約0.6km)
電話0139-52-1177
公式サイト北の道の駅(公式)

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アクセスと立地

函館から車で約1時間半、上ノ国町から日本海沿いを北上して江差の町に入ったところにあります。1993年に登録された、北海道で最初の道の駅のひとつです。開陽丸やいにしえ街道のある市街の中心部までは、ここから3〜4km北へ進みます。

駐車場は普通車20台・大型6台で、2021年には屋根付きの区画も整備されました。

「日本一小さい」の中身

売店「繁次郎笑店」の床面積は13㎡。4〜5人入ればいっぱいになる広さです。当初は日本一を証明できませんでしたが、STVの「どさんこワイド179」の調べで、売店とトイレを合わせた面積が日本一小さいと判定されました。

2019年にはクラウドファンディングで改装され、道南スギのウッドデッキが加わりました。店内には「小さいものミュージアム」の展示もあります。店名の繁次郎は、江差に伝わるとんち話の主人公の名前です。

直売所・グルメ

江差の土産の代表は、明治3年(1870年)創業の五勝手屋本舗が作る「五勝手屋羊羹」です。小豆ではなく金時豆を使い、筒から押し出して糸で切って食べる丸缶は1938年の発売です。

もうひとつは、米を練って焼く郷土菓子「こうれん」を直径約5cmに小さくした「ミニこうれん」。2019年にこの道の駅で売り出された商品で、電子レンジで温めたり油で揚げたりして食べます。食事ができる施設はないので、昼どきなら市街の食堂に寄りましょう。

車中泊メモ

駐車場は平らですが台数が少なく、連休は夜でも満車になります。海と国道にはさまれているので、潮騒とクルマの走行音が一晩中聞こえます。ごみ箱はありません。

セイコーマート江差尾山店までは300〜500mで、歩いて行けます。食料をまとめて買うなら、約3km先のフードセンターブンテン江差店が便利です。

周辺スポット

江差のシンボルは、周囲約2.6kmのかもめ島です。遊歩道を一周すると約1時間で、海に立つ瓶子岩を見下ろせます。島の入口では、2027年6月開業予定の新しい道の駅「かもめ島」(仮称)の工事が進んでいて、その間、幕末の軍艦を復元した開陽丸記念館は休館しています。

市街の旧国道沿いは「いにしえ街道」と呼ばれ、問屋や蔵が残ります。ニシン商人の屋敷だった旧中村家住宅(国の重要文化財、大人300円)や、江差追分を生で聴ける江差追分会館(大人500円、4月末〜10月に11時・13時・15時の実演)はここから車で3分ほど。毎年8月9〜11日の姥神大神宮渡御祭では、13台の山車が町を練り歩きます。

最寄りの温泉

道の駅から歩いて行ける距離に日帰り湯が2軒あり、どちらも同じ源泉(江差1号井)を使う単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)です。ひとつは約0.6kmの「江差町ぬくもり温泉保養センター」で、11:00〜17:00、月曜休み、大人440円です。

もうひとつは約0.5kmの「繁次郎温泉」。平日の昼は福祉施設として使われるため、一般の入浴は平日17時から、土日は12時からです。無休で大人300円。昼に着いたらぬくもり温泉、夕方以降なら繁次郎温泉、と時間で使い分けられます。

まとめ

売店は小さくても、宿と湯と港町の見どころがすぐそばにそろっています。2027年に新しい道の駅ができたあと、この小さな道の駅がどうなるのかも気になるところです。


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