車えびの触角や目をかたどった建物に、食堂と売店が入っています。食堂の看板はえびフライ定食で、売店では活きた車えびを注文できます。駐車場は普通車18台と小さな駅です。
売店には車えびのみそ漬けや干し海老、漁協女性部の「海老塩」、100年以上続く郷土菓子の秋穂饅頭が並びます。
基本情報
| 所在地 | 山口県山口市秋穂東1520-4 |
|---|---|
| 標高 | 約15m |
| 面する道路 | 県道338号 大海秋穂二島線(山口南ICから約20分) |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 定休日 | 第2・第4水曜(祝日は営業)、12月31日〜1月3日 |
| 駐車場 | 普通車18台(身障者用2)・大型3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=秋穂温泉 海眺の宿 あいお荘/約6.6km・単純弱放射能冷鉱泉) |
| 電話 | 083-984-5704 |
| 公式サイト | 道の駅 あいお(全国道の駅連絡会) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと立地
山陽道の山口南ICから車で約20分、新山口駅と防府駅からはそれぞれ約25分です。1994年8月4日に県内4番目の道の駅として登録され、1995年1月14日に開業しました。
海沿いではなく田畑に囲まれた場所にあり、建物のほかに研修室と芝生のふれあい広場があります。
車えび養殖の歴史
山口市によると、秋穂では明治42年(1909)に車えびの畜養が始まりました。その後、萩出身の藤永元作博士が、卵からかえして育てる人工養殖に世界で初めて成功しました。
1963年、藤永博士は塩田の跡地に瀬戸内海水産開発を設立し、車えびの養殖を事業にしました。1982年5月には「車えび養殖事業発祥の地」の碑が建てられています。瀬戸内海水産開発は2011年に事業を終え、養殖場は今は車海老日本株式会社が営んでいます。
食堂と売店
食堂のえびフライ定食は1,170円。ほかに、えび天うどん・そば定食1,020円、えびフライカレー1,200円、えび焼めし730円、焼き魚定食770円、お大師うどん500円があり、むすびは200円です。魚介は漁協から毎日仕入れています。
売店の車えびは、活きたものを注文して買えます。通信販売は電話だけで受けています。山世水産の車えびみそ漬、原田丸水産の干し海老、からすみも並びます。売店には、40年以上続くパンとお菓子の店「もも」の定番、ローズケーキとバターケーキ、シフォンケーキも並びます。農産物は、やまぐちブランドの秋穂トマト(2〜6月)と、大正期から作られてきた秋穂みかん(10月中旬〜2月下旬)が季節の品です。
車中泊メモ
駐車場は小さく、混むとほぼ満車になります。近くの幹線道路を通るトラックの音が夜は気になり、泊まるには向かないという意見が多い駅です。EVの充電設備はありません。買い足しは約1km先のセブン-イレブン山口秋穂東店でできます(2023年時点)。
周辺スポット
秋穂正八幡宮は814年に宇佐から迎えた八幡宮で、1501年に今の場所へ移りました。社殿は1740年に長州藩主の毛利宗広が建てました。本殿・拝殿・楼門・庁屋は国の重要文化財で、参道には山縣有朋が寄せた灯籠が立ちます。
秋穂八十八ヶ所霊場は、天明3年(1783)に遍明院の性海法印が開きました。1番札所は正八幡宮の隣の大師寺です。お大師まいりは毎年旧暦3月20・21日で、2026年は5月6・7日でした。
1991年に始まった「えび狩り世界選手権大会」は、8月下旬から9月初めの潮のよい日に、中道海水浴場の干潟へ約1万5千尾の車えびを放して手でつかむ催しです。2024年の第32回は8月31日で、参加費は大人4,000円でした。
西の道の駅 きらら あじすまでは約11.0km、東の道の駅 潮彩市場防府までは約18.9kmです。
最寄りの温泉
約6.6kmの秋穂温泉 海眺の宿 あいお荘は、単純弱放射能冷鉱泉の日帰り湯で、露天風呂とサウナがあります。2021年時点の料金は中学生以上570円で、10時〜17時(最終受付16時)でした。
約9.6kmの長沢温泉 長沢ガーデンも同じ単純弱放射能冷鉱泉です。大人500円、10時〜22時(受付21時20分まで)で、年中無休です。
まとめ
えびフライ定食で昼をとり、みそ漬けや秋穂饅頭をおみやげに。車えびの歴史をたどる短い寄り道に向く駅です。