目の前に根室海峡と国後島、背中に羅臼岳(1,661m)がそびえる、世界自然遺産・知床の羅臼側の道の駅です。羅臼の名は、アイヌ語の「ラウシ」(獣の骨のある所)が変わったもので、狩りの場だったことにちなむとされます。
らうす深層館2階の「知床食堂」の看板は、エゾバフンウニを丼いっぱいに盛ったうに丼(4,900円)。深海魚の黒ハモ(イラコアナゴ)を蒲焼きにした黒ハモ丼(1,500円)や、羅臼昆布のだしで食べる「羅臼昆布羅~メン」(900円)もあります(2024年6月の価格)。
基本情報
| 所在地 | 北海道目梨郡羅臼町本町361-1 |
|---|---|
| 標高 | 4.5m |
| 面する道路 | 国道335号 |
| 営業時間 | 4〜10月 9:00〜17:00、11〜3月 10:00〜16:00 |
| 定休日 | 12月30日〜1月5日 |
| 駐車場 | 普通車90台・大型車5台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 設置の情報なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=羅臼温泉 熊の湯 約2.8km(塩化物泉・硫黄泉・無料) |
| 電話 | 0153-87-3330 |
| 公式サイト | 北の道の駅(知床・らうす) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
国道335号に面し、知床峠を越えてウトロへ抜ける知床横断道路(国道334号)の羅臼側の入口にあります。道東自動車道の阿寒ICからは約180km。1999年に開館し、同じ年の8月27日に道の駅に登録されました。年間およそ10万人が訪れます。
横断道路は冬に閉まり、2025年は11月4日から終日通行止めになりました。2026年の開通は4月28日でした。
漁協の店と深層館
売店は2か所。羅臼漁業協同組合が直営する「海鮮工房」と、らうす深層館の中にある丸大阿部商店・舟木商店です。羅臼昆布の加工品が多く、ミニサイズのおつまみ昆布(350円)や、秋鮭と羅臼昆布のふりかけ(206円)が手ごろな土産になります。
深層館の1階では、ご当地バーガーと、羅臼の海洋深層水を使ったソフトクリームを持ち帰りで買えます。1階には知床羅臼観光案内所もあり、道の駅の電話はこの案内所につながります。
車中泊メモ
駐車場は普通車90台、大型車5台です。冬は横断道路が閉まるので、ウトロ側には抜けられません。その時期にいちばん近い道の駅は、南へ63.9kmの道の駅 おだいとうです。
道が開いている季節なら、峠を越えて33.0km走ると道の駅 うとろ・シリエトクです。
周辺スポット
峠越えの道の最高地点、標高738mの知床峠には66台の無料駐車場があり、羅臼岳を正面に、晴れた日は根室海峡の先に国後島が見えます。峠を越える区間は27kmで、冬に閉まるため国道の中で開いている期間が最も短いといわれます。
根室海峡では観光船のホエール・バードウォッチングが出ていて、所要は約2時間30分。夏はマッコウクジラやシャチ、冬はオオワシやオジロワシが狙えます。
知床国立公園羅臼ビジターセンターは入館無料で、9時〜17時(11〜4月は10時〜16時)。月曜が休みですが、7〜9月は休まず開いています。町なかの「本町らうす丸足湯」は熊の湯と同じ源泉の足湯で、6月上旬〜9月下旬の9時〜17時に無料で使えます。
最寄りの温泉
いちばん近いのは、町の中心から山側へ少し入った湯ノ沢町にある約2.8km先の羅臼温泉 熊の湯です。塩化物泉と硫黄泉の露天風呂で、入浴は無料。24時間開いていますが、3時〜7時は掃除で入れません。男女別で、女性用は壁で囲われています。駐車場は10台です。
夏だけの楽しみが、海岸に湧く二つの露天風呂です。セセキ温泉は1899年に見つかった岩礁の湯で、ナトリウム塩化物泉が71℃で湧き、潮の満ち引きで熱さが変わります。入れるのは例年7月初め〜9月下旬。その先の相泊温泉は昆布漁師が掘った湯で、7〜9月の昆布漁の時期に小屋が掛けられ、日本最東端の温泉とされます。
屋根のある湯がよければ、同じ湯ノ沢のホテル峰の湯へ。含硫黄-ナトリウム・塩化物温泉のかけ流しで、岩造りの庭園露天風呂があります。日帰り入浴は13時〜21時、大人500円です。
まとめ
朝は観光船で海へ、昼は知床食堂でうに丼、夜は熊の湯。国後島を正面に見ながら、海の町の一日がここで完結します。