「ウッディプラザ木族館」という別名のとおり、地元の龍神材で建てた木の館です。館内の柱は樹齢160年を超える龍神材で、入口には推定樹齢350年以上のツガが立ち、太い幹に手で触れられます。
食堂のおすすめは猪丼とあまごうどんで、ジビエのメニューは数に限りがあります。食事の席からは緑の山と日高川が見え、持ってきた弁当を広げてもかまいません。
基本情報
| 所在地 | 和歌山県田辺市龍神村龍神170-3 |
|---|---|
| 標高 | 424m |
| 面する道路 | 国道371号 |
| 営業時間 | 売店 9:00〜16:00、食堂 10:00〜15:00(LO14:30) |
| 定休日 | 水曜(繁忙期は営業することあり)、天候や道路状況による臨時休館あり |
| 駐車場 | 普通車45台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | あり(1基・規格は要確認) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=季楽里龍神(約0.6km・ナトリウム-炭酸水素塩泉) |
| 電話 | 0739-79-0567 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(龍神) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
阪和自動車道の南紀田辺ICから高野山方面へ約53km、1時間ほど。距離ではみなべICからの約45kmがいちばん近く、高野山からは高野龍神スカイラインを南へ1時間ほどです。駅前の国道371号の斜面には龍のレリーフが刻まれていて、同じ龍は虎ヶ峰(とらがみね)トンネルの入口や元湯の玄関にもあります。スカイラインを北へ約19.5km上ると道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー、西へ約23.3kmで道の駅 水の郷日高川 龍游です。
龍神材の木族館と吊橋
龍神の山では1700年代から木が植えられ、1972年(昭和47年)に原木市が始まり、2010年(平成22年)に「龍神材」が地域団体商標になりました。館内の木工品の展示室では、地元の木で作ったテーブルや椅子、棚を並べて売っていて、杉や檜のまな板、割り箸のような手ごろな品もあります。売店には原木の乾ししいたけ、梅干し、麦味噌などの加工品も並びます。
駅のそばには、近畿でただひとつといわれる丸木造りの吊橋と公園があり、橋の上から日高川の渓谷を見下ろせます。
車中泊メモ
温泉街の周りにコンビニはなく、いちばん近いのは西へ約15.0kmのローソン龍神村西店です。駐車場は夜も使えます。ガソリンは南へ約2.7kmのエポック龍神SSか、北へ約5.3kmのコスモ龍神SS。この駅の充電器は規格がはっきりしないので、急速充電なら約19.5kmのごまさんスカイタワーか、約23.3kmの龍游のCHAdeMOを当てにしておくと確実です。12月15日から3月25日までは高野龍神スカイラインが17時から翌朝7時まで通れないので、冬に高野山側から来るなら時間に気をつけてください。
周辺スポット
渓谷沿いに17軒の宿が並ぶ龍神温泉街には、紀州藩の初代藩主・徳川頼宣(よりのぶ)が自らの湯治場として造らせた「上御殿」と「下御殿」が今も宿として続きます。上御殿の本館は1884年(明治17年)の火事のあとに建て直したもので、2階には一段高い「御成の間」が残り、国の登録有形文化財です。
温泉宿・季楽里龍神の前に架かる龍の里橋は、1993年(平成5年)完成の長さ55mの橋で、親柱が龍の頭、欄干が龍の胴体をかたどっています。温泉寺の奥には、小説『大菩薩峠』で机龍之助が目を洗ったという曼陀羅の滝があり、遊歩道の入口から約200mです。
最寄りの温泉
龍神温泉は、役行者(えんのぎょうじゃ)が見つけ、のちに弘法大師が難陀龍王(なんだりゅうおう)の夢のお告げを受けて開いたと伝わる湯で、「龍神」の地名もこの話から生まれたとされます。群馬の川中温泉、島根の湯の川温泉と並ぶ「日本三美人の湯」のひとつで、国民保養温泉地にも指定されています。
いちばん近いのは、約0.6km先の季楽里龍神。ナトリウム-炭酸水素塩泉の内湯と露天、サウナがあり、日帰り入浴は11時から15時までです。
温泉街の中心の龍神温泉 元湯までは約1.6km。男湯は1階、女湯は3階にあり、檜と大岩の内湯に、渓流沿いの岩の露天が付きます。大人1,000円で、何度も通う人には11枚つづりの回数券(8,500円)もあり、駐車場は80台・無料です。
まとめ
売店は16時、食堂は15時で閉まり、水曜は休み。温泉街で一泊するなら、買い物は先にここで済ませておくのが段取りのいい回り方です。