2018年1月、駅長がSNSで「まじでつぶれる5日前」と打ち明けたところ客が詰めかけ、翌月の売上は前年の1.5倍になりました。駅長が自ら「日本一ダメな道の駅」を名乗る、矢田川のアユを看板にした小さな駅です。
食堂の定番は鮎の塩焼きと天ぷら、川がにの釜めし、甘露煮と山菜をのせた鮎そばです。秋から冬は、矢田川漁協の組合長夫妻が2015年から漬けている鮎のなれずしも並びます(2023年時点で大サイズ1,080円)。
基本情報
| 所在地 | 兵庫県美方郡香美町村岡区長瀬933-1 |
|---|---|
| 標高 | 83.6m |
| 面する道路 | 主要地方道 香住村岡線(県道4号) |
| 営業時間 | 直売所 9:00〜18:00(冬は17:00まで)、レストラン 10:00〜17:00 |
| 定休日 | 火曜・年末年始 |
| 駐車場 | 普通車11台・大型車5台(うち身障者用1台) |
| RVパーク | あり(ときめき矢田川ヴィレッジ・6台・1泊1,500円、電源は別に500円・前日までに電話予約) |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=かすみ・矢田川温泉(約10.7km・ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩高温泉) |
| 電話 | 0796-95-1369 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(あゆの里矢田川) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
香住から矢田川沿いに南へ上る県道4号に面し、国道9号からは外れています。道の駅 あまるべからは20.8km、約23分。高台に建ち、眼下に赤い鉄橋の太平橋と矢田川の流れが見えます。標高は約84m、登録は1999年8月です。昔の農家を思わせる建物で、屋根の上ではアユの形の走馬灯が回り、中には囲炉裏があります。北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山ICからは、国道9号経由で約36kmです。
鮎の食堂と直売所
塩焼きと天ぷらに煮物が付く「矢田川定食」が、いちばん品数の多い定食です。直売所には鮎の甘露煮、矢田川みそ、山菜のつくだ煮、手づくりハムのほか、村岡の板仕野地区で育てたコシヒカリ「とろかわの恋」があります。
つぶれかけたあとも発信は続き、萌えキャラクター「矢田川あゆか」を作り、2019年からは「矢田川サブカルフェスタ」を開いてきました。2022年4月には、ミニコミ紙「矢田川通信」も創刊しています。
車中泊メモ
道の駅の駐車場は16台分と小さめですが、ほぼ平らで、夜は県道の交通量もトラックもわずかです。建物の裏手、矢田川に面した下の広場が2018年9月にできたRVパーク「ときめき矢田川ヴィレッジ」で、6台が泊まれます。予約は電話(0796-95-1369)だけで、前日の18時まで(冬は17時まで)。当日の予約はできず、チェックインは15時〜17時、チェックアウトは9時〜14時です。ごみは無料で引き取ってもらえ、ペットを連れて泊まれるうえ、ドッグランもあります。電源を使える区画は限られ、シャワーは500円です。
RVパークからトイレへは階段か遠回りの車道を上ることになり、夜は真っ暗なのでライトがあると安心です。ローソンまでは約9kmあるので、買い出しは香住で済ませておきます。トイレは古い建物ですが温水洗浄便座に改修されていて、屋外のごみ箱は24時間使えます。
周辺スポット
約8.7kmの長楽寺には、1994年にできた大仏殿があり、楠の寄木造りの大仏が3体並びます。中央の釈迦如来は高さ15.8mで、高さ70mの五重塔も建っています。拝観は9時〜16時、大人800円(高校生以下は無料)で、駐車場は100台分あり無料です。
約9.7kmの和佐父地区にある西ヶ岡の棚田は、標高280〜400mの山の斜面に126枚の田が重なり、広さは6.9haあります。見物用の駐車場は5台分です。道の駅から西へ約20km走ると、98℃の源泉「荒湯」が湧く湯村温泉の町です。
最寄りの温泉
矢田川を下って約10.7km、車で11分ほどのかすみ・矢田川温泉が最寄りです。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩高温泉。大人630円、10時〜20時(受付19時15分まで)で、水曜が休みです。山側の村岡へ向かうなら、約11.3kmの村岡温泉(アルカリ性単純温泉・600円・木曜休み)もあります。
まとめ
RVパークは前日までの電話予約で、当日は受け付けていません。チェックインは17時までなので、香住で買い物と温泉を済ませてから川をさかのぼってくるのが、無理のない順番です。