室蘭の地名は、アイヌ語の「モ・ルエラニ(小さな・坂道の・下りた所)」に由来するとされます。道の駅「みたら室蘭」は白鳥大橋のたもとに建つ白鳥大橋記念館で、「みたら」は「見たら」をひらがなにした名前です。名付けたのは、公募に応じた室蘭の市民でした。
白鳥大橋のライトアップは日没から24時まで毎日点灯し、2008年には日本夜景遺産(ライトアップ遺産)に選ばれました。夕方に着けば、明るいうちの橋と夜の橋を続けて見られます。
基本情報
| 所在地 | 北海道室蘭市祝津町4丁目16番地15 |
|---|---|
| 標高 | 1m |
| 面する道路 | 国道37号 |
| 営業時間 | 4〜10月 9:30〜19:00/11〜3月 9:30〜17:00(飲食店は店舗により異なる) |
| 定休日 | 11〜3月の木曜(祝日の場合は翌日)、12/31・1/1 |
| 駐車場 | 普通車48台・大型6台 |
| RVパーク | 併設なし |
| EV充電 | 要確認(北の道の駅は「あり」、全国道の駅連絡会は「なし」) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:むろらん温泉ゆらら(約0.6km) |
| 電話 | 0143-26-2030 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
室蘭の市街から国道37号を白鳥大橋の方へ進み、橋に上がる手前の祝津にあります。1998年4月に道内47番目の道の駅として登録され、記念館は橋の開通と同じ1998年6月13日に開館しました。2023年からは命名権によって「カナスチールみたら室蘭」の愛称も付いています。
駐車場は普通車48台と小さめです。道路を挟んだ向かいの水族館やパークゴルフ場の側にも広い駐車場があります。
白鳥大橋と記念館
白鳥大橋は、橋長1,380m、中央径間720mの吊り橋です。積雪寒冷地の海の上に架かる吊り橋としては東日本最大で、日本で初めて雪の多い寒冷地に建てられた長大吊り橋でもあります。構想が持ち上がったのは1955年で、完成まで40年以上かかりました。主塔の高さは海面から約100mです。
記念館の2階には建設の資料が並びます。直径47cmのメインケーブルの実物大断面模型、橋の伸び縮みに合わせて前後に最大1.5m動く道路の伸縮装置、風速67mの風でも問題がないことを確かめた風洞実験の模型などが見られます。1階のラウンジの窓からは、橋と港が目の前です。
直売所・グルメ
1階の「くじら食堂」では、室蘭の二大ご当地グルメが両方食べられます。カレースープにちぢれ麺を合わせる室蘭カレーラーメンと、鶏ではなく豚肉と玉ねぎを串に刺して洋がらしを添える室蘭やきとりです。カレーラーメンにミニやきとり丼を付けた「室蘭セット」もあります。
同じフロアには、からあげの「鶏ざんまい」とコーヒーの「鉄ノ街珈琲」があり、喫茶ではうずらの卵を使った「うずらんソフト」(450円)を出しています。土産売店には、ボルトやナットで作る鉄の人形「ボルタ」のグッズや地酒、室蘭ヤヤン昆布が並びます。食堂は平日15時まで、2026年4月18日〜10月31日の土日祝は17時まで(ラストオーダー16時30分)なので、夕食には早めに入ってください。
車中泊メモ
駐車場は平らで、夜は通るクルマが少なく静かです。海に面した区画は夜釣りの人に人気で、夜でも埋まることがあります。燃えるごみは営業時間内に館内で捨てられ、缶・びん・ペットボトルは屋外の回収箱に入れられます。
買い出しは約1km先のセイコーマート こんどう店が近く、まとめ買いなら約4kmの中央町にあるコープさっぽろへ。すぐ隣にENEOSのスタンドもあります。
周辺スポット
道路の向かいにある「室蘭民報みんなの水族館」は、1953年に開館した北海道でいちばん古い水族館です。2026年の営業は4月24日〜10月12日で、冬は休館。大人400円で、観覧車などの昔ながらの遊具もあります。
橋をもっと近くで見上げるなら、祝津町1丁目の白鳥大橋展望台へ。橋のイルミネーションを目の高さで眺められます。絵鞆半島の反対側、太平洋に面した断崖の地球岬は「室蘭八景」のひとつで、晴れた日は水平線が大きく弧を描いて見えます。
最寄りの温泉
約0.6km、歩いても行ける距離に「むろらん温泉ゆらら」があります。2005年に開業した日帰り温泉で、泉質はナトリウム(・カルシウム)-塩化物・硫酸塩泉。露天風呂、高温と中温の浴槽、ジャグジー、サウナ、水風呂、家族風呂がそろいます。大人680円、11:00〜22:00(最終受付21:20)、毎月第3木曜が休みです。
ゆららが休みの第3木曜は、約12kmの「宮の森 楽々温泉」が代わりになります。泉質はナトリウム-塩化物泉で、大人500円、大浴場は11:00〜24:00、第3水曜休み。シャンプーや石けんは置いていないので持っていきましょう。
まとめ
昼にラウンジから橋を眺め、ゆららで温まってから、灯りのついた橋をもう一度見に戻る。二度目に見たとき、この道の駅の名前がしっくりきます。