豊浦町は、胆振管内の西の端、噴火湾に面した町です。南は巨石や断崖が続くダイナミックな海岸線、北は蝦夷富士・羊蹄山を望む風光明媚な土地で、いちご・ホタテ・豚肉の三つを特産に持っています。道の駅「とようら」は、この三大特産をまとめて味わえる、町の食の入り口です。
いちご・ホタテ・豚肉という豊浦の三大特産が一度に味わえます。一年中楽しめるいちごソフトと、刺身で食べられる新鮮なホタテが看板の道の駅です。
基本情報
| 所在地 | 北海道虻田郡豊浦町字旭町65-8 |
|---|---|
| 標高 | 65m |
| 面する道路 | 国道37号 |
| 営業時間 | 直売所9:00〜17:00/テイクアウト10:00〜16:00 |
| 定休日 | (公式表記なし・冬期等要確認) |
| 駐車場 | 大型2台・普通車41台・身障者用3台 |
| RVパーク | 併設なし |
| EV急速充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:天然豊浦温泉しおさい(硫酸塩泉) |
| 電話 | 0142-83-1010 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
国道37号と道道97号が合流する地点に立ち、JR室蘭本線の豊浦駅からも近いです。道央自動車道の豊浦ICを下りてすぐの位置にあり、噴火湾沿いのドライブでも高速利用でも立ち寄りやすい場所です。いちごの旬になると、道の駅の周辺にも直売の露店が並び、あたりが華やぎます。駐車場は普通車41台とコンパクトですが、休憩に立ち寄るには過不足ありません。
直売所・グルメ
看板は、なんといっても豊浦産いちごです。4月下旬から6月にかけては直売所にいちごが山と並び、館内が甘い香りに包まれます。旬を外しても、テイクアウトの「いちごソフトクリーム」なら一年中味わえます。豊浦産いちごから手づくりしたジャムを練り込み、生のいちごをトッピングした、ここでしか食べられない一杯です。
海の幸も豊富です。豊浦のホタテは「耳づり」という吊るして育てる漁法でつくられるため不純物が入りにくく、砂抜きせずそのまま刺身で食べられるのが自慢です。冬は成貝、春は稚貝のシーズンで、水槽の活ほたては人気のあまり午前中に売り切れることもあります。豊浦産ホタテを串に刺して揚げた「ホタテフライ級」は、この町出身のボクサーにちなんだネーミングで、テイクアウトの定番になっています。
三大特産の残るひとつ、豚肉も見逃せません。豊浦は良質な豚を育てる町として知られ、直売所やテイクアウトでは地元産の豚肉を使った加工品や総菜が並びます。いちごの甘み、ホタテのうま味、豚肉のコク——ひとつの道の駅で豊浦の食が横断的に味わえるのは、この駅ならではの強みです。いちごの旬にあたる春には、周辺の農園でいちご狩りを楽しめることもあります。
周辺スポット
館内には、豊浦町出身で元WBCフライ級世界王者・内藤大助選手の記念コーナーがあります。世界チャンピオンのトロフィーや記念品が間近で見られ、ボクシングファンならずとも足が止まります。「ホタテフライ級」の名前も、この内藤選手にちなんだものです。
海沿いには、噴火湾を望むビーチや海水浴場が広がります。夏には海遊びの拠点として賑わい、対岸には駒ヶ岳や渡島連山、振り返れば羊蹄山という眺めが楽しめます。豊浦の海岸線は巨石や断崖が織りなす変化に富んだ地形で、ドライブしながらの景色も見どころです。
町の西側に続く礼文華(れぶんげ)海岸は、切り立った崖と奇岩が連なる景勝地です。国道37号やJR室蘭本線がこの険しい海岸沿いを縫うように走り、車窓からも荒々しい海の眺めが続きます。海水浴場に隣接して天然豊浦温泉しおさいがあり、キャンプ場やオートキャンプ場も整うため、夏は海遊びと温泉、車中泊やキャンプを組み合わせた拠点として使い勝手がよい場所です。
最寄りの温泉
日帰りの湯は、海沿いに立つ天然豊浦温泉しおさいが近いです。大きな客船を思わせる外観の施設で、和風・洋風二つの大浴場に露天風呂、ジャグジー、打たせ湯、サウナなど10種類の湯が揃います。泉質は硫酸塩泉で、神経痛や冷え性、疲労回復に効くとされています。噴火湾を眺めながら源泉かけ流しの湯に浸かれ、レストランやゲームコーナーも備えたパーク型の総合健康施設です。海水浴やドライブのあとに立ち寄りやすい温泉です。
まとめ
とようらは、いちご・ホタテ・豚肉という豊浦の三大特産を一度に楽しめる、噴火湾沿いの道の駅です。一年中味わえるいちごソフト、刺身で食べられる新鮮なホタテ、そして世界チャンピオンの記念コーナー。海の幸と甘い香りに満ちた、町の魅力が凝縮された駅です。