同じ洞爺湖町でも、高原の「とうや湖」に対して、こちらは海のそばの道の駅です。国道37号沿い、内浦湾を見下ろす小高い丘の上に立っています。番屋を思わせるレトロな外観の建物で、丘の裏手にはパークゴルフ場が広がります。夕暮れどきには施設全体が夕日に染まり、噴火湾に沈む陽を目当てに訪れる方も少なくありません。
目の前の虻田漁港で揚がったホタテを加工する施設を併設。金賞に輝いた通年提供のうに丼と、内浦湾に沈む夕日が名物の、海沿いの道の駅です。
基本情報
| 所在地 | 北海道虻田郡洞爺湖町入江84-2 |
|---|---|
| 標高 | 16m |
| 面する道路 | 国道37号 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(4〜9月)/9:00〜17:00(10〜3月)※レストラン11:00〜14:30 |
| 定休日 | 3〜12月なし/1〜2月は火曜・年末年始 |
| 駐車場 | 大型3台・普通車51台 |
| RVパーク | 併設なし |
| EV急速充電 | あり |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:洞爺湖温泉(ナトリウム・カルシウム–炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉) |
| 電話 | 0142-76-5501 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
洞爺湖町の海側、旧虻田町にあたるエリアに位置します。国道37号は室蘭と長万部を結ぶ幹線で、交通の便がよく、噴火湾沿いのドライブの休憩地として使いやすい場所です。眼下には虻田漁港と内浦湾のパノラマが広がり、休憩コーナーの窓からその眺めを楽しめます。海に向かって開けた立地なので、天気のよい日は対岸の駒ヶ岳まで見通せることもあります。
道の駅としては珍しく、目の前の漁港で水揚げされたホタテの加工処理施設を併設しています。海と直結した駅であることが、そのまま食の売りにつながっています。
直売所・グルメ
看板メニューは、通年提供のうに丼です。季節を問わず新鮮なウニを手ごろな価格で出しており、2008年の北海道ウォーカーでは満腹部門の金賞を受賞しています。ウニは時期や産地によって味が変わりますが、この駅では周辺で獲れたものを通年で味わえるのがありがたいところです。
ホタテ料理も充実しています。加工施設が併設されているからこそできる「噴火湾ほたてっ子カレー」は、地元産ホタテをふんだんに使った一品です。10月から5月の限定で、目の前の虻田漁港で揚がったホタテと洞爺湖町産のごぼう・人参を使った「あぷたのまぜごはん」も、1日10食限定で並びます。アイスクリームは、地元レイクヒルファームの搾りたて牛乳を使った手づくりです。海の幸だけでなく、洞爺の酪農の味も楽しめます。
周辺スポット
車で少し走れば、2000年の有珠山噴火でできた火口を間近に見られる西山山麓火口散策路があります。噴煙を上げていた頃の生々しさが残る散策路で、隆起して波打つ道路や、泥流に埋もれた建物などがそのまま保存されています。火山と共に暮らす土地であることを実感できる、洞爺湖有珠山ジオパークの見どころのひとつです。有珠山ロープウェイに乗れば、山頂から洞爺湖と噴火湾を一望でき、間近に迫る火口原の眺めも迫力があります。
この火口一帯は、洞爺湖・有珠山・昭和新山とともに「洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク」を構成しています。2009年に日本で初めて認定されたジオパークのひとつで、噴火の痕跡と復興の歩みをそのまま学べる場所として整備されてきました。あぷたは、その海側の玄関口にあたります。
道の駅の裏手にはパークゴルフ場が広がり、内浦湾を見ながらプレーできます。パークゴルフは北海道発祥の手軽なスポーツで、地元の方にも旅行者にも親しまれています。ひと汗かいたあと、施設のうに丼や手づくりアイスで休むという過ごし方もできます。
湖側へ回れば、洞爺湖温泉街です。海の景色から湖の景色へ、短い距離で風景ががらりと変わるのが、このエリアの面白さです。
最寄りの温泉
最寄りの日帰り温泉は、車で洞爺湖側へ上がった洞爺湖温泉です。あぷたからは車でおよそ15分ほどで、湖畔の温泉街に着きます。泉質はナトリウム・カルシウム–炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉で、湯上がりの保温性が高く、肌ざわりのやわらかい美肌の湯として親しまれています。温泉街には日帰り入浴を受け付ける宿が点在し、湖を眺めながら湯に浸かれます。海沿いでうに丼を食べたあと、湖畔の湯で一日を締めくくるという、道央らしい組み合わせが叶う立地です。
まとめ
あぷたは、噴火湾の海の幸と夕日を楽しめる、海沿いの道の駅です。ホタテ加工施設を持つ強みを生かした魚介グルメと、内浦湾を見下ろすロケーションが魅力です。国道37号のドライブで小腹が空いたとき、うに丼一杯のために立ち寄る価値がある駅です。
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