道の駅絵本の里けんぶちは、国道40号沿いの剣淵町にあります。「絵本の里」を掲げる町の玄関口で、焼きたてパンの香りに迎えられる売店と、物語をめくるような空間が旅人を和ませます。旭川と名寄のほぼ中間にあたり、道北を南北に走る途中のひと休みにちょうどよい道の駅です。
館内には絵本コーナー、屋外には木の砂場・ドッグラン・公園がそろい、子ども連れや犬連れでも足を止めやすい造りです。EV急速充電器も備わり、長距離ドライブの補給地になります。
基本情報
| 所在地 | 北海道上川郡剣淵町東町2420番地 |
|---|---|
| 標高 | 約135m |
| 面する道路 | 国道40号 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(5〜9月)・9:00〜16:00(10〜4月) |
| 定休日 | 年末年始 |
| 駐車場 | 普通車42台・大型12台 |
| RVパーク | なし |
| EV急速充電 | あり |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:剣淵温泉レークサイド桜岡(単純温泉・弱アルカリ性) |
| 電話 | 0165-34-3811 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
剣淵町は、上川地方の北部、名寄盆地の南の入り口に位置する農業の町です。標高およそ135メートルの田園地帯に道の駅が建ち、旭川からは車でおよそ1時間、名寄までは20分ほどという、道北の背骨・国道40号のちょうど中ほどにあたります。稚内へ北上する旅でも旭川へ南下する旅でも、休憩を入れたくなる位置で、和寒町と隣り合うこのあたりは冬の冷え込みが厳しいぶん、夏はさわやかで農作物がよく育つ土地です。駐車場は普通車42台・大型12台と、仮眠や食事にも使いやすい広さがあります。
直売所・グルメ
館内に入ると、焼きたてパンの香ばしいにおいが出迎えてくれます。町内の牧場から届くミルクを使った乳製品や、地元でとれた米・野菜などの農産品も並び、道北の恵みを買い足すのに便利です。名物のひとつが、A2タイプの牛乳で作る「A2A2アイス」で、しぼりたてのミルクの風味が濃く、休憩のおやつに選ぶ人が多い一品です。豆を生かした「ばあばのキヌアみそ」など、素朴な加工品も土産に向き、レストランでは軽食も取れます。人気のパンは午前中に売り切れることもあるので、早めの立ち寄りが確実です。
車中泊メモ
駐車場は舗装された平地で、普通車42台ぶんと余裕があります。売店は夕方に閉まるため、食事や翌朝の食料は営業時間内に買っておくか、国道40号沿いのコンビニで補うと安心です。給油は剣淵の市街で済ませられます。入浴は桜岡湖畔の剣淵温泉まで車で数分と近く、湯に入ってから戻る動きが取りやすい位置です。次の道の駅は北へ20分ほどの「もち米の里☆なよろ」で、南側は旭川方面まで間があくため、給油と買い出しは早めに済ませておくと安心です。
周辺スポット
町のシンボルは、世界各国の絵本を集めた「絵本の館」です。丸太を組んだあたたかな空間で数万冊を自由に手に取れ、来館者の投票で選ぶ「けんぶち絵本の里大賞」は1991年から続く町の名物行事になっています。少し足を延ばせば、桜岡湖のほとりに広がる桜岡公園があり、パークゴルフ場やキャンプ場が整っています。
町内にはアルパカと触れ合える牧場もあり、もこもことした姿を目当てに家族連れが訪れます。この牧場は映画『じんじん』の舞台にもなった場所で、餌やりなどのふれあい体験ができます。田園に囲まれた小さな町に、子どもも大人も過ごせる見どころが点在しています。
最寄りの温泉
桜岡湖のほとりに立つ「剣淵温泉レークサイド桜岡」が、いちばん近い日帰りの湯です。泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)で、肌当たりのやわらかい、くせのない湯です。日帰り入浴は夜まで受け付けており、湖畔の景色を眺めながら旅の疲れをほぐせます。宿泊もできる家族旅行村の施設で、桜岡公園でのキャンプやパークゴルフとあわせて、腰を据えて過ごすのにも向いた一軒です。
まとめ
道の駅絵本の里けんぶちは、パンの香りと物語のぬくもりで旅人を和ませる、剣淵町の玄関口です。ページをめくるように町の見どころを開いて、桜岡湖の湯で一日を閉じる。国道40号を行き来する旅に、そっと栞をはさみたくなる道の駅です。