道の駅羊のまち侍・しべつは、国道40号と239号が交わる士別市にあります。士別は屯田兵が開いた「サムライの町」を名乗り、羊肉のブランド「士別サフォークラム」で知られるめん羊のまちです。地域の特産品と羊肉料理がそろい、丘の上に広がる牧歌的な観光地への入り口になる道の駅です。
全国でも数少ないサフォーク種を育てる土地で、ここでしか味わえない羊肉のメニューや土産が並びます。国道40号と239号の分岐にあたり、稚内方面と旭川・オホーツク方面を結ぶ結節点でもあります。
基本情報
| 所在地 | 北海道士別市大通東5丁目440番地23 |
|---|---|
| 標高 | 約131m |
| 面する道路 | 国道40号(国道239号交点) |
| 営業時間 | 道の駅・売店9:00〜18:00(5〜10月)・10:00〜17:00(11〜4月)/レストラン10:00〜20:30(LO20:00) |
| 定休日 | 無休(レストランは水曜・年末年始) |
| 駐車場 | 普通車44台・大型18台 |
| RVパーク | なし |
| EV急速充電 | あり |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:ホテル美し乃湯温泉(ナトリウム-塩化物泉) |
| 電話 | 0165-26-7353 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
士別市は、上川地方の北部、天塩川の上流域に開けた市です。市街地の国道40号沿い、標高およそ131メートルに道の駅が建ち、ここで国道239号が西へ分かれて、朝日・幌加内方面やオホーツク側へ抜ける道が始まります。稚内へ北上する幹線と内陸へ向かう道の分岐点にあたるため、進路を決める前のひと休みに向いた位置です。令和3年に開業した比較的新しい道の駅で、駐車場は普通車44台・大型18台とゆとりがあり、レストランは夜8時過ぎまで開いているので、遅い時間の食事にも使えます。
直売所・グルメ
この道の駅の主役は、士別が誇る羊肉「士別サフォークラム」です。サフォーク種は黒い顔と脚が特徴で、肉質のよさで知られる一方、国内での飼育数はごくかぎられ、市を挙げて生産に取り組んできました。レストランでは、その羊肉や地元の牛肉を使った料理が味わえ、鉄板で焼く牛肉のジューシーバーグが評判です。テイクアウトの「羊と雲のライスバーガー」は手軽なご当地の味として人気で、売店には士別産の米や地元の農産品、加工品が並び、旅の土産を選べます。
車中泊メモ
駐車場は普通車44台・大型18台と広く、市街地にあるためスーパーやコンビニ、ガソリンスタンドが近く、買い出しに困りません。レストランは夜8時過ぎまで開いており、遅い夕食も取れます。入浴は市内のホテル美し乃湯温泉が朝から深夜まで開いているので、時間を気にせず立ち寄れます。南隣は車で20分ほどの「絵本の里けんぶち」、北はさらに国道40号を進んだ美深の「びふか」で、宿場をつなぐように休憩を挟めます。宗谷本線の士別駅も近く、鉄道との乗り継ぎにも便利です。
周辺スポット
市街から車で少し上がると、なだらかな牧草地が広がる「羊と雲の丘」に出ます。放牧されたサフォーク種が草をはむ姿と、その向こうを流れる雲を望む展望地で、士別を象徴する風景です。併設の「world sheep museum めん羊館」では、世界各地のめん羊にまつわる資料を見られます。市の西には、原始の姿を残す岩尾内湖や、大雪山系の北端にそびえる天塩岳の登山口が控えています。
天塩岳は標高1,558メートルの道北最高峰で、花の百名山にも数えられ、夏は高山植物を目当てに登山者が訪れます。天塩川の源流をたどって自然の奥へ分け入る起点にもなり、丘の牧歌と山の原生林の両方に手が届く町です。
最寄りの温泉
市内の「ホテル美し乃湯温泉」なら、朝早くから夜遅くまで大浴場が開いています。泉質はナトリウム-塩化物泉で、塩分を含む湯は体の芯まで温まり、湯冷めしにくいのが持ち味です。露天風呂やサウナも備え、車中泊の旅でも時間を選ばず立ち寄れるのが心強いところです。羊肉で腹を満たしたあと、塩の湯で一日の疲れをじっくりほぐせます。
まとめ
道の駅羊のまち侍・しべつは、サフォークラムと丘の牧歌的な風景で旅人を迎える、士別の玄関口です。羊肉を味わい、丘で群れと雲を眺め、塩の湯で締める。稚内へ北上する前にも、内陸へ折れる前にも、進路を定めるひと休みに立ち寄りたい道の駅です。