クジラの竜田揚げなどの鯨料理を出す「食遊 鯨の郷」と、室戸の古式捕鯨をデジタルアートやVRで伝える資料館「鯨館」がそろう道の駅です。冬は条件がそろえば、海面に映った夕日がだるまの形に見える「だるま夕日」にも出会えます。
直売所「楽市」には、黒耳びわや西山台地のさつま芋「西山金時」、ぽんかん、大敷網(大型の定置網)でとれた鮮魚や干物、練り物が並びます。楽市の支払いは現金だけです。
基本情報
| 所在地 | 高知県室戸市吉良川町丙890-11 |
|---|---|
| 標高 | 9.3m |
| 面する道路 | 国道55号 |
| 営業時間 | 楽市 8:15〜17:00、食遊 10:30〜19:30、鯨館 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |
| 駐車場 | 普通車48台・大型車6台・身障者用5台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器1基(CHAdeMO 50kW・24時間) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=たのたの温泉 約18.7km(ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉) |
| 電話 | 0887-25-3500(食遊) |
| 公式サイト | 四国地方整備局(キラメッセ室戸) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
国道55号に面し、道の駅への登録は1996年4月です。岬の先端までは車で南東へ15分ほどで、岬めぐりの前後に寄りやすい位置です。
鯨館
鯨館は2017年に改装して再び開きました。江戸時代の古式捕鯨の絵巻をデジタルアートで動かし、勢子舟に乗った目線を360度のVRで体験でき、クジラが飛び出すように撮れるARの撮影コーナーもあります。
入館は大人500円で、9時〜17時(最終入館16時30分)。休みは月曜(祝日の場合は翌日)です。
直売所・グルメ
食遊 鯨の郷は10時30分に開き、食事は11時〜15時と16時30分から(ラストオーダー18時30分)で、15時〜16時30分は喫茶だけになります。鯨の竜田揚げ定食のほか、皿からはみ出すほどの大海老フライが名物。昼どきは20〜30分ほど待つことが多く、少し時間をずらすと入りやすくなります。
土産には野根まんぢうや室戸海洋深層水の塩、芋けんぴ、オリジナルのぽん酢があります。9月〜5月ごろは、その西山金時を使ったジェラート(300円)も出ます。
車中泊メモ
駐車場は普通車48台、大型車6台、身障者用5台。月曜は全館が休み(月曜が祝日なら翌日が休み)なので、日程を組むときは曜日に気をつけたいところです。
EVの急速充電器は24時間使え、1回45分まで。支払いはクレジットカードかQRコードで、会員カードがなくても充電できます。西へ約19.1kmの道の駅 田野駅屋は、隣にコンビニがあって買い出しに便利です。
周辺スポット
南東へ約9.8kmの室戸世界ジオパークセンターは、2011年9月に世界ジオパークに認定された室戸の大地の成り立ちを紹介する施設で、入館無料、9時〜17時、無休です。
約12.3km先の最御崎寺は四国霊場第24番札所で、807年に空海が開いたと伝わります。近くの室戸岬灯台は1899年に初めて灯がともり、光の届く距離は26.5海里で日本一とされます。
北へ約3.1kmの吉良川の町並みは、1997年に県内で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。明治から昭和の初めに土佐備長炭の積み出しで栄えた町で、土佐漆喰の白壁に何段も付いた水切り瓦や、丸い石を積んだ「いしぐろ」と呼ばれる塀が、台風の風雨から家を守ってきました。散策は自由で、無料の駐車場があります。
東海岸側へ約13.0kmのむろと廃校水族館は、2018年4月26日に旧椎名小学校を使って開館しました。プールや手洗い場を水槽にした展示で、大人600円、9時〜18時(10〜3月は17時まで)、無休です。
最寄りの温泉
室戸の海沿いには天然温泉の日帰り湯が少なく、いちばん近いのは西へ約18.7kmのたのたの温泉です。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉の冷鉱泉を地下約1,500mからくみ上げています。
大人750円で、平日は12時〜21時、土日祝は10時〜21時(受付20時30分まで)。木曜が休み(祝日は営業)です。
まとめ
昼は鯨料理、午後は鯨館で捕鯨の歴史に触れ、夕方は吉良川の古い町並みを歩く。冬の晴れた日なら、帰りに西の海へ沈む夕日を待つのも一案です。