阿蘇の北、南小国町の田の原川沿いに約三十軒の宿が身を寄せ合う温泉地です。荒れかけた田舎の湯治場を「街全体で一つの宿」と見立て、宿は離れ、小径は渡り廊下と考える発想と、旅館ごとに趣を凝らした自然の湯船で再生を遂げ、全国区の人気となった先駆けです。硫黄泉や含鉄泉など七種の源泉が湧き、宿によって色も効能も異なります。名物は小国杉を輪切りにした「入湯手形」。一枚で二十数軒の露天から三か所を選んで巡れ、旅の記念に持ち帰れます。孝行息子の身代わりとなった地蔵の霊験が開湯の由来と伝わり、冬の夜には川辺を竹灯籠が照らす「湯あかり」が里山を幻想的に包みます。
基本情報
- 種類:温泉
- エリア:熊本県(九州)
- 住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594-3(黒川温泉観光旅館協同組合)
- 電話:0967-44-0076(黒川温泉観光旅館協同組合)