瀬戸内海に面した山口市南部の秋穂(あいお)は、日本の車えび養殖が始まった土地。その秋穂の県道338号沿いに立つ「道の駅 あいお」は、白い三角屋根を連ねた駅舎が車えびの体を、横に伸びるワイヤーと目玉のようなライトのモニュメントが髭と目をかたどった「えびの駅」です。1994年に県内4番目の道の駅として登録。レストランでは車えびをまるごと使ったえびフライやえび雑炊が人気で、売店には車えびのみそ漬け、毎朝漁協から仕入れる瀬戸内の魚介、地元の野菜、白あんたっぷりの「あいおまんじゅう」が並びます。
車えび養殖発祥の地・秋穂にある、車えびをかたどった小さな道の駅。えびフライ定食やえび雑炊、車えびのみそ漬けなど「えび尽くし」が楽しめ、活き車えびの注文もできます。
基本情報
| 所在地 | 山口県山口市秋穂東1520-4 |
|---|---|
| 標高 | 約13m(秋穂の海沿い) |
| 面する道路 | 県道338号 大海秋穂二島線 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(レストラン 9:30〜17:00 LO) |
| 定休日 | 第2・第4水曜(祝日の場合は営業)、12月31日〜1月3日 |
| 駐車場 | 普通車16台・大型3台 |
| RVパーク | なし |
| 温泉 | なし(併設なし) |
| その他 | 特産品コーナー、情報コーナー、レストラン、ふれあい広場(公園) |
| 電話 | 083-984-5704 |
| 公式サイト | 道の駅あいお |
アクセスと駐車場
山陽自動車道の山口南ICから約15分、山口市街から国道2号・県道経由で約30分。秋穂は防府市との境に近い瀬戸内海沿いの町で、周防灘に突き出た半島の付け根に道の駅があります。県道338号は秋穂の海岸をめぐる道で、道の駅の東側には秋穂湾と中道湾、南には周防灘が広がります。
駐車場は普通車16台、大型3台と、山口県の道の駅ではもっとも小さい部類。三角屋根が並ぶ駅舎は遠くからでも目立ち、横に立つえびのモニュメントで初めての人もすぐわかります。ふれあい広場の公園があり、子ども連れの休憩にも使えます。
1994年に登録された県内でも古参の道の駅で、「私らーの道の駅は、恵みの駅」を合言葉に、地元の人たちが運営に関わっています。2023年には公式サイトが開設され、InstagramやX(旧Twitter)でも季節の情報を発信しています。
グルメ・特産品
秋穂の車えびは、1963年に日本で初めて商業養殖に成功した歴史があり、「あいおえび」の名で知られています。レストランではその車えびをまるごと2匹使ったえびフライ定食が一番人気。極太サイズを使った「極上」もあり、えび雑炊やえびのグラタンなど、えび料理を中心に麺類やカレーも揃います。卵焼きがのった具だくさんの「お大師うどん」は、秋穂八十八か所霊場にちなんだ名物です。
売店には車えびのみそ漬けなどの加工品と、毎朝漁協から仕入れる瀬戸内海の魚介、地元農家の野菜や手作り野菜ジャム、花が並びます。活き車えびの注文も受け付けており、贈答用に発送もできます。菓子は白あんたっぷりの「あいおまんじゅう」と、40年以上続く地元の老舗パン屋が作るシフォンケーキが人気です。
レストランの営業は9:30から17:00ラストオーダーで、昼を外した時間でもえび料理が食べられるのがうれしいところ。売店では季節の野菜のほか、秋穂の花農家が育てた切り花や鉢花も並びます。
車中泊メモ
この道の駅にRVパークは併設されていません。温泉の併設もなく、最寄りの日帰り湯は数km離れています。
駐車場は16台と小さく、大型車のスペースは3台分。海沿いの低地で標高は約13m、瀬戸内側のため冬の冷え込みは穏やかな地域です。営業は9:00からで、閉店は18:00と早めです。
周辺スポット
秋穂は「秋穂八十八か所霊場」の町。四国八十八か所を模した札所が町内に点在し、春の彼岸には巡礼でにぎわいます。海沿いには秋穂の海水浴場や、周防灘に沈む夕日が見える海岸が続きます。毎年秋穂で開かれる「えび狩り世界選手権」は、養殖池に放した車えびを素手でつかまえる名物イベントです。西へ向かえば「道の駅 きらら あじす」まで約20分、東へ向かえば防府市街と「道の駅 潮彩市場防府」まで約25分。山口市街と湯田温泉へは約30分です。
秋穂の東隣、防府市との境には周防灘に面した富海(とのみ)の海岸もあり、国道2号のドライブと組み合わせられます。
まとめ
車えびをかたどった駅舎に、えびフライにえび雑炊、みそ漬け。「道の駅 あいお」は、規模は小さくても「えびの町」の個性がはっきりした道の駅です。山口市の南、瀬戸内の海沿いを走るクルマ旅で、えび料理の昼食を目当てに立ち寄ってみてください。