「白龍(ペーロン)」は、中国から長崎に伝わった竜頭の手こぎ船による競漕のことです。相生には1922年、造船所で働く長崎出身の人たちが伝え、毎年5月のペーロン祭では約70チームが湾で漕ぎ比べます。
食事処「和ダイニングまねき」の看板は、瀬戸内産の牡蠣を使った牡蠣とじ丼(1,408円)。売店では矢野メロンや揚げかまぼこ、牡蠣の加工品を扱い、生の相生牡蠣は11月下旬から3月ごろに並びます。
基本情報
| 所在地 | 兵庫県相生市那波南本町8-55 |
|---|---|
| 標高 | 4m |
| 面する道路 | 国道250号 |
| 営業時間 | 特産品売場 9:00〜17:30、和ダイニングまねき 平日11:00〜21:00・土日祝10:30〜21:00(最終受付20:00)、ペーロン温泉 平日12:00〜22:00・土日祝10:30〜22:00(最終受付21:30) |
| 定休日 | 特産品売場は年中無休、まねきとペーロン温泉は火曜(温泉は祝日の場合は翌水曜) |
| 駐車場 | 普通車46台・身障者用3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器あり(CHAdeMO・50kW・1基・24時間) |
| 温泉 | 併設あり=ペーロン温泉(カルシウム・ナトリウム-塩化物泉)/火曜の最寄り=ゆたりん(約20.6km・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉) |
| 電話 | 0791-23-5995 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(あいおい白龍城) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
山陽自動車道の龍野西ICから国道2号と国道250号を経て約5.6kmです。1997年に開業し、2001年8月に道の駅に登録されました。相生湾に面して中国の宮廷風の建物が建っています。ボートで来る人のための「海の駅」の浮き桟橋(25m)もあり、予約制で係留でき、3時間までなら船の長さ1mあたり100円です。東へ約14.0kmで道の駅 みつです。
2階のペーロン温泉
建物の2階にあるペーロン温泉は、地下約1,500mからくみ上げる天然温泉です。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉で、成分が濃く、よく温まる湯です。露天風呂からは相生湾と対岸の造船所が見え、ほかに乾式サウナ、週替わりの薬湯、泡風呂、寝湯、水風呂があります。
料金は2026年7月15日に改定され、大人850円、小学生400円。貸しタオルは300円です。電話は温泉の直通(0791-23-1919)もあります。道の駅の駐車場に止めたまま入れるので、ドライブの途中のひと風呂に寄りやすい場所です。
竜頭船と相生のペーロン
ペーロンは1655年に長崎へ伝わり、風待ちをしていた中国船の乗組員が、海の神を鎮めるために競漕したのが始まりとされます。館内には、長さ約13m、32人乗りで船首に竜の頭が付いたペーロン船が飾られています。2026年は5月30日の前夜祭に約5,000発の花火が上がり、31日の本祭では300mのコースで競漕が行われました。
まねきと相生牡蠣
まねきには、にぎり5貫(1,298円)や唐揚げ定食(1,078円)、姫路名物のえきそば(和風だしに中華麺)に牛肉と卵、きのこをのせた一杯(825円)もあります。相生牡蠣は種付けから半年ほどで出荷する一年牡蠣で、揖保川と千種川が運ぶ山の養分で育ち、加熱しても身が縮みにくいのが特長です。例年2月には相生かきまつりが開かれますが、2026年2月は牡蠣の育ちが悪く中止になりました。生の相生牡蠣が並ぶのは11月下旬からですが、それより早く2026年10月10日から、相生産の三倍体牡蠣のむき身(加熱用)を土日祝だけ売っています。
車中泊メモ
駐車場は50台ほどで、急速充電器は東の端にあります。買い出しはローソン相生那波南本町店(約1.1km)、ガソリンはアポロステーション相生SS(約1.1km)が近くです。
周辺スポット
約7.5kmの万葉の岬には、奈良時代の歌人、山部赤人の歌碑が3基立ちます。東に明石海峡大橋、西に小豆島、沖に家島諸島が見え、駐車場は無料です。約11.3kmの羅漢の里には釈迦如来と十六羅漢の石仏があり、秋のもみじまつりには約1,000体のかかしが並びます。
火曜に入れる温泉
温泉が休む火曜は、姫路市林田町のゆたりん(約20.6km)へ。地下1,338mから湧くナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、大人750円、10時〜21時30分(受付21時まで)、木曜が休みです。
まとめ
露天風呂から対岸の造船所を眺め、湯上がりに館内の竜頭の船を見る。造船所で働く人が長崎から持ち込んだ船の競漕の話は、この建物のなかで全部つながります。