道の駅田園の里うりゅうは、石狩川の西側に広がる雨竜町の田園地帯、国道275号沿いにあります。雨竜町は暑寒別岳の山ろくから石狩川へ向かってなだらかに下る米作りの町で、道の駅の名もその風景から取られています。町の西の奥には、標高850mの台地に広がる山岳湿原「雨竜沼湿原」があり、道の駅はそこへ向かう人の最初の立ち寄り先になっています。
ラムサール条約に登録された雨竜沼湿原の写真を約130点集めた「雨竜沼自然館」が館内にあります。実際に登る前に、季節ごとの花と池塘の景色を目で確かめられる場所です。
基本情報
| 所在地 | 北海道雨竜郡雨竜町字満寿28番地3 |
|---|---|
| 標高 | 約44m |
| 面する道路 | 国道275号 |
| 営業時間 | 売店 9:00〜17:00(3〜10月)/10:00〜16:00(11〜2月)※夏期の繁忙日は18:00まで、レストラン 9:30〜16:00(3〜10月)/10:00〜15:00(11〜2月) |
| 定休日 | 年末年始(12月31日〜1月4日) |
| 駐車場 | 普通車44台・大型10台 |
| RVパーク | なし |
| EV急速充電 | 公式記載なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り:北竜温泉 サンフラワーパーク(ナトリウム-塩化物泉) |
| 電話 | 0125-79-2100 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
雨竜町は滝川市の西隣で、石狩川を渡った対岸にあたります。札幌側から国道275号を北上すると、浦臼の道の駅つるぬまを過ぎ、新十津川町を抜けた先で雨竜町に入り、市街の手前で道の駅が右手に現れます。標高は約44mで、周囲は見渡す限りの水田です。
駐車場は普通車44台・大型10台とコンパクトな規模ですが、国道275号のこの区間は交通量が落ち着いていて、出入りに気を遣う場面は少ないでしょう。滝川市街からは石狩川の橋を渡って10分ほどの距離で、国道12号側からの寄り道もしやすい位置です。
直売所・グルメ
直売施設には雨竜町の農産物が季節ごとに並びます。主役は雨竜米で、暑寒別岳の雪解け水で育つ米は町の看板です。夏には暑寒メロンが出回り、この時期を狙って訪れる人も多くいます。春には山菜、秋には新米と、棚の中身が季節で入れ替わるのが農業の町の道の駅らしいところです。
館内には小さな店が集まっています。「あいす館」では雨竜米を使ったアイスとメロンアイスが看板で、「鈴木かまぼこ店」の揚げたてのてんぷらかまぼこ、テイクアウトの「やきとり倶楽部」と、軽食を組み合わせて昼を済ませることができます。レストランは3月から10月が9時30分から16時、冬は10時から15時までです。
周辺スポット
雨竜沼湿原は、標高850mの台地に東西4km・南北2kmにわたって広がる日本有数の山岳型高層湿原で、大小100を超える池塘(ちとう)が点在します。2005年にラムサール条約湿地に登録され、北海道遺産にも選ばれています。登山口のゲートパークまでは雨竜市街から約26km・クルマで50分ほど、そこから湿原まで3.5kmの登山道を歩きます。入山できるのは概ね6月下旬から10月上旬で、6月から9月にかけて季節ごとに異なる高山植物が咲きます。
道の駅の館内では、自然写真家の岡本洋典氏が30年にわたって撮り続けた湿原の作品約130点を「雨竜沼自然館」で見ることができます。同じ建物には、雨竜町出身の書家・辻井京雲氏の作品を常設する「辻井京雲ギャラリー 墨響」もあります。国道275号を北へ走れば、隣の北竜町のひまわりの里まで15分ほどです。
最寄りの温泉
道の駅に温泉はありませんが、国道275号を北へ約12km走った隣町の道の駅サンフラワー北竜に「北竜温泉」があります。泉質はナトリウム-塩化物泉で、塩分が肌に膜を作って湯冷めしにくい、いわゆる熱の湯です。露天風呂・泡風呂・サウナのほか、町にちなんだ「ひまわり湯」があり、入館料は大人500円・小人250円です。
同じ国道275号上にあるため、雨竜で買い物と食事をして北竜で入浴し、そのまま車中泊するという流れが組みやすい組み合わせです。反対に滝川側へ戻るなら、重曹泉の滝川ふれ愛の里が選択肢になります。
まとめ
道の駅田園の里うりゅうは、米とメロンの直売、そして雨竜沼への案内所という二つの顔を持つ駅です。山へ登る日の朝に立ち寄って情報を仕入れ、下山後にアイスで一息つく使い方がよく合います。国道275号は南のつるぬま、北のサンフラワー北竜と道の駅が連なっており、空知を縦断するクルマ旅の中間点としても便利な位置です。