「四万十源流の駅」と呼ばれる道の駅です。全長196kmの四万十川は、津野町の不入山(いらずやま)の中腹で湧き出していて、その源流点へ向かう入口にあたります。坂本龍馬が脱藩のときに通ったとされる道筋でもあります。
特産品販売所は朝7時30分(12〜3月は8時)に開き、町でとれたお茶や椎茸が並びます。ほうじ茶を使った大福やロールケーキもあり、アイスは生姜やゆず、お茶など地元の素材でつくられています。
基本情報
| 所在地 | 高知県高岡郡津野町船戸654-1 |
|---|---|
| 標高 | 388.5m |
| 面する道路 | 国道197号 |
| 営業時間 | 特産品販売所 7:30〜18:00(12〜3月は8:00〜17:30)、レストラン 9:00〜17:30 |
| 定休日 | 1月1日 |
| 駐車場 | 普通車55台・大型車3台・身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器1基(CHAdeMO 50kW・24時間) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=雲の上の温泉 約17.7km(炭酸水素塩冷鉱泉) |
| 電話 | 0889-62-3225 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(布施ヶ坂) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
須崎と梼原を結ぶ国道197号に面し、高知自動車道の須崎東ICからは約35分です。JR須崎駅からは県交通の梼原方面行きバスで約1時間、船戸で降ります。標高は約389m。道の駅への登録は1995年4月です。
展望所とローラー滑り台
津野町はお茶の産地です。国道をはさんだ向かいが休憩公園になっていて、展望所からは谷あいの茶畑と桜並木を見下ろせます。公園には、源流をかたどった小川と、長さ100mのローラー滑り台があります。
直売所・グルメ
レストランは朝9時から開き、田舎寿司やそば、地元の食材を使った定食が食べられます。物産館には特産品の販売所のほか喫茶コーナーもあり、「四万十川源流茶」という名前のお茶も売られています。
車中泊メモ
駐車場は普通車55台、大型車3台、身障者用2台。建物の表と裏に分かれていて、裏の駐車場のほうが広く、トイレにも近いので停めやすくなっています。EVの急速充電器は24時間使え、1回30分までです。休みは元日だけ。
国道197号を西へ約17.7km進むと、道の駅 ゆすはらに着きます。
周辺スポット
源流点へは、船戸地区から林道を上り、約8.8km先の登山口(標高910m)まで車で入ります。登山口に「四万十川源流の碑」が立ち、そこから山道を25分ほど歩くと、標高1,037mの源流点です。駐車場は5台分で、船戸より先には自販機がありません。雨のあとは林道の状況を確かめてから向かいましょう。
不入山は、江戸時代に土佐藩が木の伐採や立ち入りを禁じた「御留山」でした。源流点への山道とは別に、登山口から林道をさらに20分ほど歩いた先には、幹回り3m80cm、樹齢210年の「四万十源流の大モミ」が立ち、林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれています。5月にはアケボノツツジやシャクナゲが咲き、四国では珍しいコウヤマキも自生しています。
北西へ約28.1km上ると、四国カルストの東の端にあたる天狗高原です。2022年に新しくなった「カルストテラス」は入館無料で、9時〜17時(月曜休み)。テラスからは、晴れた日に室戸岬や足摺半島まで見渡せます。すぐそばの宿「星ふるヴィレッジTENGU」は、星空をテーマに2021年にリニューアルし、直径11.2mのプラネタリウムを備えています。プラネタリウムは17時以降は宿泊者専用で、宿は水曜が定休です。
最寄りの温泉
いちばん近いのは約13.4km先の郷麓温泉ですが、日帰りは1組3,300円の貸切湯を前日までに予約する方式です。気軽に入るなら、国道197号を西へ約17.7km、梼原町の雲の上の温泉へ。泉質は炭酸水素塩冷鉱泉で、源泉かけ流しの「美人の湯」として知られます。大人700円、11時30分〜22時(火曜は15時から)で、月曜が休みです。
月曜は、須崎方面へ約27.1km下ったそうだ山温泉「和」(アルカリ性単純硫黄冷鉱泉・700円・9時〜21時)が開いています。
まとめ
展望所から茶畑を眺めてひと息ついたら、林道を上って川の生まれる場所まで。196km先の太平洋へ向かう流れの、最初の一滴がそこにあります。