駅名の「銀の馬車道」は、生野鉱山から飾磨津(今の姫路港)までの約49kmを結んだ馬車専用の道路のことです。完成は明治9年(1876年)で、「日本初の高速産業道路」という呼び名もあります。
茅葺き屋根の食事処、大黒茶屋の看板は神河巻き寿司(880円)。定食なら銀の馬車道定食(1,380円)があり、食後には柚子ソフト(350円)も頼めます。
基本情報
| 所在地 | 兵庫県神崎郡神河町吉冨88-10 |
|---|---|
| 標高 | 187m |
| 面する道路 | 国道312号 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(12〜2月は9:30〜17:00)、大黒茶屋のラストオーダーは閉店30分前、アンテナショップ「かまど」は土・日・月曜の10:00〜16:00 |
| 定休日 | 12月31日・1月1日 |
| 駐車場 | 普通車21台・大型車7台・身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器あり(CHAdeMO・50kW・1基・24時間) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=天然かさがた温泉 せせらぎの湯(約23.8km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0790-32-2837 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(銀の馬車道・神河) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
播但連絡道路の神崎南ランプから、県道8号と国道312号を北へ約4.6kmです。2017年4月に道の駅に登録され、同じ年の11月25日、もとからあった食事処「かんざき大黒茶屋」の建物を改修して開業しました。中播磨地域で初めての道の駅で、標高は約187m。おにぎりを持った大黒様の像が目印です。北へ約15.0km走ると、播但連絡道路の朝来SAにある道の駅 フレッシュあさごに着きます。
馬車道の跡と日本遺産
銀の馬車道はフランス人技師レオン・シスレーが設計し、砕いた石を層に重ねて固めるマカダム式などの工法が、日本で初めて使われました。今の国道312号がおおむね馬車道の道筋で、駅のある吉冨地区には当時の道が約100m、土の道のまま残っています。今も生活道路として使われていて、2016年11月にこの旧道を発掘したところ、マカダム式の層と縁石が見つかりました。道の駅に車を置いたまま、歩いて行ける距離です。
2017年4月28日には、姫路・福崎・市川・神河・朝来・養父の6市町にまたがる「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」が日本遺産に認定されました。道の駅から約4.2kmの銀の馬車道交流館は、金・土・日曜の10時〜15時に開いています(お盆と年末年始は休み)。
大黒茶屋とかまど
大黒茶屋の巻き寿司は、神河巻きのほかに大黒巻き(680円)もあります。定食は牡蠣フライ定食とハンバーグ定食が各980円、エビフライ定食が1,080円。平日だけの但馬鶏の唐揚げ食べ放題定食(1,380円)も、神河巻きと並んで人気です。ほかに銀の馬車道うどんや、お出汁で食べるたこ焼きもあります。
売り場には柚子シロップや米粉の蒸しパン、かみかわウーロン茶といった町の産品が並びます。土・日・月曜は、アンテナショップ「かまど」も開きます。
車中泊メモ
駐車場は合わせて30台と小さめです。トイレは新しく、温水で手を洗えます。急速充電器は24時間使え、1回30分まで。夜の買い出しはローソン神崎粟賀店(約2.5km)、給油はENEOS粟賀SS(約2.4km)が近くです。
周辺スポット
道の駅から約5.5kmの神崎農村公園ヨーデルの森では、約60種・200頭(羽)の動物に会えます。入園料は大人1,200円、子ども700円。水曜が休み(長期休暇中は営業)で、12〜2月は平日も休みです。
車で約23.2km先の砥峰高原は、約90haのススキの草原が広がる、西日本でも指折りの名所です。映画「ノルウェイの森」や大河ドラマ「平清盛」「軍師官兵衛」のロケ地になりました。12月から3月下旬までは雪で閉ざされます。すぐ近くには、標高約930mの峰山高原もあります。
最寄りの温泉
いちばん近い湯は約7.1kmの響の湯(キャンプリゾート「神之河のひととき」内)ですが、光明石という鉱石を使った人工の湯で、天然温泉ではありません。営業も土日祝の15時〜21時(夏休みは毎日)に限られます。
天然温泉なら、市川町にある約23.8kmの天然かさがた温泉 せせらぎの湯です。アルカリ性単純温泉で大人800円、受付は平日19時、土日祝20時まで。月曜(祝日は営業)が休みです。生野へ向かうなら、朝来市生野町の黒川温泉 美人の湯(約26.8km)も、26.3℃で湧くアルカリ性単純温泉です。800円で、水曜が休みです。
まとめ
明治の馬車が走った道の上にある駅です。旧道の100mを歩いてから、茅葺きの下で神河巻きを。