駅名の長滝は、白山を開いた僧の泰澄(たいちょう)が近くの滝を見つけて名付けたと伝わる地名です。ふもとの長滝白山神社では、正月6日に拝殿の天井から吊るした花笠を、人梯子を組んで奪い合う「花奪い祭」が続いています。
レストラン里川の一番人気は、骨ごと食べられる小鮎の唐揚げ。隣の白山文化博物館は、白山へ登る道のりを300インチの3面の映像で見せています。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県郡上市白鳥町長滝402-19 |
|---|---|
| 標高 | 435m |
| 面する道路 | 国道156号 |
| 営業時間 | 8:30〜17:00(12月中旬〜3月中旬は変更あり)・レストラン里川 9:00〜17:00(L.O.16:30) |
| 定休日 | 火曜(祝日は翌日)・年末年始 |
| 駐車場 | 普通車106台・大型車3台・身障者用4台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 50kW)1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=湯の平温泉(約8km・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉) |
| 電話 | 0575-85-2747 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(白山文化の里長滝) |
2026年10月時点の情報です。
白山の美濃馬場、長滝白山神社と長瀧寺
長滝白山神社と長瀧寺は、養老年間(717〜724年)に泰澄が開いた「白山中宮長瀧寺」が始まりとされます。白山へ登る道の起点は美濃・越前・加賀の3か所にあって「白山三馬場」と呼ばれ、長滝はその美濃側の拠点でした。828年には天台宗の寺となり、寺領は1万3千石あったと伝わります。
1868年の神仏分離で神社と寺に分かれましたが、いまも境内と参道を分け合っています。鎌倉時代の石燈籠や「正和の壺」、能面などが国の重要文化財で、境内には高さ40mの大杉(県の天然記念物)が立ちます。白山長滝駅から歩いて3分ほどです。
花奪い祭は「長滝の延年」という芸能のひとつです。延年は、大晦日から7日間続く修正会(しゅしょうえ)という法会の結びに若い僧や稚児が舞ったもので、花奪いはのちにその中へ加わりました。1977年に国の重要無形民俗文化財になり、毎年1月6日の13時から、高さ6mの天井の花笠5基を奪い合います。持ち帰った花は養蚕や豊作、商売繁盛のお守りになります。
アクセスと車中泊メモ
国道156号に面し、白鳥ICからは約9.0km(車で約10分)。北隣の高鷲ICからなら約6.3kmで、こちらの方が近道です。長良川鉄道の白山長滝駅までは約480m、線路が行き止まる終点の北濃駅も約900m先にあります。
駐車場とトイレは24時間使えます。道の駅の先、北濃駅のまわりには店がなく、24時間営業のコンビニは約5.7km南の道の駅 清流の里しろとりの近く、ローソン郡上白鳥店まで戻ることになります。給油は北濃駅に近い北濃SS(8時〜20時、日祝は19時まで)です。国道156号を北へ約12.5km上れば道の駅 大日岳です。
レストラン里川と朝市
レストラン里川は、隣の公園の里川あゆハウスの中にあり、鮎料理が中心で、朝と夕方の献立も用意しています。
新鮮朝市には地元の野菜や生花が並び、春のふきのとうやわらび、ぜんまいといった山菜と、自然薯(じねんじょ)がとくに人気です。郡上みそや朴葉みそ、しそ巻き梅、地酒も買えます。カフェ「桜Sakura」は全品を持ち帰りでき、ほかにテイクアウト専門の「華虎」があります。
周辺スポット
道の駅と同じ敷地の清流長良川あゆパークは約13,000㎡の公園で、世界農業遺産に認定された「清流長良川の鮎」を伝える拠点です。2018年6月2日、旧「道の駅 白鳥」の敷地にこの公園が開くのに合わせて駅も新しくなり、いまの名前になりました。入園は無料で、鮎のつかみ取りなど32の体験メニューがあります(9〜17時・火曜休み)。白山文化博物館では、長滝白山神社と長瀧寺の宝物や、郡上一揆と土地の暮らしの展示も見られます(9時〜16時30分・火曜休み)。
約7.8kmの阿弥陀ヶ滝は落差約60mで、日本の滝百選のひとつです。戦国時代の天文年間、長瀧寺の道雅法印が滝の裏の洞窟で護摩をたいたところ、阿弥陀如来の姿が浮かんだのが名の由来とされます。無料の駐車場(10台)から歩いて10分ほどです。
最寄りの温泉
いちばん近い日帰り温泉は、高鷲町大鷲の湯の平温泉で約8km。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、木曜が休みです。
石徹白(いとしろ)の天然温泉 満天の湯(約17.6km)は、スキー場のウイングヒルズ白鳥リゾートにある温泉です。弱アルカリ性のナトリウム-炭酸水素塩温泉で、泉温は44℃、大人900円です。