そばの館では、休耕田を使って育てた地元のそばを、実のまま低温で保存し、毎日製粉して十割そばに打ちます。2000年11月5日に開業した道の駅で、今は年間およそ70万人が訪れます。
店内には町内産の天然はちみつ「百花蜜」や清酒「花衣」が並び、販売センターの隣の直販所では杵つき餅を売っています。そば茶入りの「い〜なそばソフトクリーム」は通年販売で400円です。
基本情報
| 所在地 | 兵庫県川辺郡猪名川町万善字竹添70-1 |
|---|---|
| 標高 | 106m |
| 面する道路 | 県道12号(川西篠山線) |
| 営業時間 | 農産物販売センター・そばの館 9:00〜17:00(そばはLO16:30)、杵つきもち直販所 9:00〜16:00 |
| 定休日 | 水曜(祝日は翌日) |
| 駐車場 | 普通車98台・大型車3台・身障者用2台(ほかに臨時駐車場) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器あり(CHAdeMO・50kW・1基・24時間) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=天然温泉 石道(約5.2km・含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉) |
| 電話 | 072-767-8600 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(いながわ) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
新名神高速道路の川西ICから約13分、県道12号と県道68号が交わる角にあります。2000年8月に道の駅に登録され、2004年4月に今の形になりました。農産物販売センター、そばの館、地域農業情報センター、トイレの4棟は「お天気」がテーマで、そばの館は風、販売センターは朝日をかたどっています。
週末を中心によく混み、満車のときは臨時駐車場が開きます。南西へ約25.7kmで道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢です。
そばの館
席は40席。ざるそば850円、ざるそば定食1,200円、天ざるそば1,400円、とろろそば1,100円のほか、何種類かを食べ比べる五つ星そば(1,650円)もあります。食後には、数量限定の「大人のそば茶プリン」(450円)もあります。
土日祝の14時〜15時30分には、そば打ち体験があります。そば粉500g(4〜5人前)で1鉢3,000円、打ったそばをその場で食べるなら別に600円。先着5組(1組4人まで)で、前日までの予約が必要です。
農産物販売センター
町内の野菜や肉が安く、新鮮なものがそろいます。午後は品薄になる日もあります。2026年は9月11日から北摂栗を数量限定で、10月3日からは新米を売っています。北摂(ほくせつ)は大阪北部から兵庫南東部にかけての地域の呼び名です。手づくりのこんにゃくや、佐保姫のプリンも並びます。
車中泊メモ
水曜は定休日で、販売センターもそばの館も閉まります。夜間に駐車場を閉める決まりは出ていません。急速充電器は1回60分まで。約230m先にセブン-イレブン猪名川万善店があり、歩いて買い足しに行けます。
周辺スポット
隣の佐保姫公園は猪名川に面した親水公園で、明智光秀の娘の佐保姫が川に身を投げたという伝説から名付けられ、その場所は「姫ケ渕(ひめがふち)」と呼ばれています。
約6.9kmの多田銀銅山(ただぎんどうざん)は、平安時代の末に掘り始められ、江戸時代の寛文年間に幕府の直轄となった鉱山です。1664年には銀3,600貫目を産出し、「銀山三千軒」と呼ばれるほどにぎわいました。1973年に閉山し、2015年10月7日に遺跡が国の史跡になっています。資料館の悠久の館は入館無料、9時〜17時、月曜(祝日は翌日)が休みです。そこから北西へ約550m歩くと、遺跡で唯一中に入れる坑道「青木間歩(まぶ)」があり、ヘルメットを借りて無料で入れます。
町役場の近くの静思館は、美術商の冨田熊作が1932年から3年かけて建てた和風の屋敷で、国の登録有形文化財です。観覧無料、9時30分〜16時30分、月曜休み。約15.8kmの大野山(753.5m)は阪神間でいちばん高い山で、山頂近くに寝転んで星を見るプラネタリウムを備えた猪名川天文台アストロピアがあります。
最寄りの温泉
道の駅から約5.2km、隣の川西市にある天然温泉 石道(いしみち)がいちばん近い湯です。源泉16.9℃の含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉で、日によって透明から茶色の濁り湯まで色が変わります。大人1,000円(土日祝は1,100円)、10時〜22時(受付は20時まで)。月曜と火曜が休みなので、道の駅の定休日とは重なりません。
まとめ
そばを打って食べ、午後は銀山の坑道でヘルメットをかぶる。半日あれば、猪名川町の山あいの食と、平安時代から続いた鉱山の歴史の両方に触れられます。