駅名は、正月の鏡餅に飾る縁起物の「串柿」から。地元の四郷(しごう)地区は400年以上続く串柿の産地で、生産量は日本一です。2017年4月、大阪府側へ山を抜ける鍋谷峠道路の開通に合わせて開業しました。
ATMと授乳室、観光案内、体験コーナーがあり、EV急速充電器は2基。バイク用の駐車スペースも10台分あります。
基本情報
| 所在地 | 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字滝53番地の1 |
|---|---|
| 標高 | 153m |
| 面する道路 | 国道480号 |
| 営業時間 | 物産販売施設 9:00〜17:00、レストラン 10:00〜17:00(LO16:30)、パン工房 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 駐車場 | 普通車88台(第2駐車場を含む)・大型車6台・身障者用2台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | CHAdeMO急速 2基(24時間・有料) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=かつらぎ温泉 八風の湯(約5.3km・含鉄-ナトリウム-塩化物強塩低温泉など) |
| 電話 | 0736-25-0155 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(くしがきの里) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
京奈和自動車道のかつらぎ西ICから県道125号と国道480号を北へ約3.7km、5分ほどです。鍋谷峠道路は全長4.1kmで、長さ3,697mの鍋谷峠トンネルで和泉山脈を抜けて大阪府和泉市側へつながり、道の駅はトンネルの和歌山側の出口から約3kmの所にあります。町の条例での正式名は「国道480号沿地域振興交流施設」で、町の北の玄関口として造られました。南へ下ると道の駅 かつらぎ西まで約3.7km、道の駅 紀の川万葉の里まで約5.4kmです。
四郷の串柿
四郷は広口・滝・東谷・平(たいら)の4つの地区をまとめた呼び名で、和泉山脈の標高約300mの斜面に集落が点在します。道の駅があるのは滝地区です。毎年11月の初めになると家族そろって柿の皮をむき、串に刺してすだれのように組み、軒先や「柿屋」と呼ぶ干し場に吊るします。10〜15日ほどで渋が抜け、見ごろは11月初めから中ごろです。
串柿は食べるためというより、関西で正月の飾りに使うものです。鏡餅の上に飾り、三種の神器の剣になぞらえます。真ん中に6個、両端に2個ずつ刺した10個串には「夫婦が仲良く白髪の生えるまで」、5個串には「みんなが幸せに」という願いが込められています。豊臣秀吉が二日酔いのときに好んで食べたという言い伝えも残ります。
果物の売り場とパフェ
物産販売施設は柿と桃、みかんを中心に季節の果物と野菜が多く、値段も手ごろです。柿の葉寿司やあんぽ柿、梅干、ここでしか買えないオリジナルカレーも並びます。土日祝だけ出るかつらぎ町産の果物を使った大きなパフェは人気で、休日は行列ができます。レストランは地元の果物のアイスやジュースに、ラーメンや梅うどんを出し、パンは工房で焼いて物産販売施設で売っています。平日でも観光バスが立ち寄り、施設の大きさのわりに人が多い道の駅です。物産販売施設とは別の建物にカフェもあり、桃のパフェやソフトクリームを出しています。
車中泊メモ
駐車場とトイレは24時間使えます。EV充電器は最大240kWまで対応する急速充電器で、1kWhあたり44円、充電は90%で止まります。2基のうち1基が、2026年9月29日からメンテナンスで使えません(10月時点)。買い出しは山を下りて国道24号の方へ。約4.7km先にローソンかつらぎ町笠田店(24時間)があります。
周辺スポット
串柿がいちばん多く並ぶのは、道の駅から約6.5kmの平地区で、何万本もの串柿が軒先を埋めます。紀の川沿いへ下れば、約4.9kmで本殿が国の重要文化財の宝来山(ほうらいさん)神社です。
かつらぎ町は果物の町でもあり、柿や桃、ぶどう、りんご、栗の果物狩りができる農園が町内に点在しています。世界遺産の丹生都比売(にうつひめ)神社がある天野の里へは、山を下って回り込み約14.5kmです。
最寄りの温泉
山を下りて約5.3km、かつらぎ温泉 八風の湯がいちばん近い日帰り湯です。自家源泉の湯で、含鉄-ナトリウム-塩化物強塩低温泉などが湧いています。
まとめ
11月に通るなら、串柿の干し場を見てから道の駅で柿を買うのがおすすめの順番です。